SE の雑記

SQL Server の情報をメインに Microsoft 製品の勉強内容を日々投稿

Archive for 1月, 2020

SQL Server へのクエリ実行の「コマンドタイムアウト」の情報取得について考えてみる

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アプリケーションから SQL Server / SQL Database にコマンド (クエリ) を実行する際には、「コマンドタイムアウト」(クエリタイムアウト) について考慮をしておく必要があります。
ADO.NET の SQL Server 向けのドライバーではデフォルトでは 30 秒に設定されています。

コマンドタイムアウトの時間に達すると「Timeout expired.? The timeout period elapsed prior to completion of the operation or the server is not responding.」「実行タイムアウトの期限が切れました。操作完了前にタイムアウト期間が過ぎたか、サーバーが応答していません。」のエラーが発生し、クエリの実行がキャンセルされます。
アプリケーション側で Exception をキャッチして、その時に実行されていたクエリなどをロギングするようになっていれば、「どのようなクエリによりタイムアウトが発生したか?」を確認することができますが、そのようなロギングの仕組みがない or 情報が不足している場合に、サーバー側観点だけでどのような情報取得の対応ができるか、考えてみました。
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Written by Masayuki.Ozawa

1月 16th, 2020 at 8:51 pm

新しくなった Microsoft Edge の日本語版のインストーラーをダウンロードする

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2020/1/16 11 時 時点の内容ですので、少しすると変わっているかもしれません。
あと、私の環境固有かもしれません。

新しくなった Microsoft Edge (Chromium ベースの Edge) ですが、次の URL からダウンロードできます。
https://www.microsoft.com/en-us/edge
image
 
Download ボタンからダウンロードできますが、日本語以外の言語の EULA が表示されたり、ページをリロードするたびに EULA の言語が中国語版だったり、英語版だったりと、私の環境ではダウンロードされるインストーラーの言語が安定しませんでした…。
何回かリロードしていると日本語版がダウンロードできるんですけどね…。
image
言語によってファイルハッシュが異なっているようなので、インストーラーは各国語向けになっていそうではありますが、日本語版のインストーラーを簡単に入手したい場合は次の URL から入手できるかと。
(表示される EULA の言語によって、language の指定が変わっているようです)
https://c2rsetup.officeapps.live.com/c2r/downloadEdge.aspx?ProductreleaseID=Edge&platform=Default&version=Edge&source=EdgeStablePage&Channel=Stable&language=ja
 
SHA256 のファイルハッシュが 3D4014D834922321AB4F50576DADC2E0A843E82C72CB8CFD1AA23D7241BE540C のファイルであれば日本語のインストーラーになっていると思います。
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追記
知人に教えていただいたのですが、製品チームも本事象は把握されているようです。

Written by Masayuki.Ozawa

1月 16th, 2020 at 11:28 am

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SQL Server / SQL Database アーキテクチャ ドキュメント

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Written by Masayuki.Ozawa

1月 13th, 2020 at 11:36 pm

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SQL Databaese の Ring Buffer の Time Stamp を日付に変換してみる

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SQL Server / SQL Database では、「sys.dm_os_ring_buffers」という Ring Buffer の情報を確認することができます。
Using sys.dm_os_ring_buffers To Diagnose Memory Issues in SQL Server」 等で解説をされているのですが、SQL Server の様々な情報をメモリ上に確保している DMV となります。
この DMV では timestamp という値を持っているのですが、この値を加工するためには、sys.dm_os_sys_info の ms_ticks を元にして、コンピューターを起動してからの経過時間を使用していつのイベントなのかを確認するのが一般的です。
しかし、sys.dm_os_sys_info については、SQL Database では使用することができず、この DMV では、コンピューターを起動してからの経過時間を取得することができません。
SQL Database で timestamp を実際の時間に直す方法が何かないか考えてみたのですが、sys.dm_os_memory_cache_clock_hands の round_start_time の最大値で代替できそうでした。
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Written by Masayuki.Ozawa

1月 13th, 2020 at 8:51 pm

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tempdb のロギング最適化による最小のログ記録の動作を確認してみる

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SQL Server の tempdb では、ロギング最適化という動作により、トランザクションログの書き込みを最小限にするようにされています。
最近は、「SQL Server を使いこなす」という観点での勉強を進めており、その中でトランザクションログの書き込み内容の解析も多少できるようになってきましたので、tempdb のロギング最適化による、最小のログ記録の動作についても、実際のトランザクションログの書き込み内容を元にしてみていきたいと思います。
(本投稿の最小のログ記録については、一括挿入を実行する際等の最小ログ記録とは別の動作です)
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Written by Masayuki.Ozawa

1月 5th, 2020 at 4:47 pm