マウスコンピューターの m-Stick 32GB (MS-NH1) を Windows 10 に無償アップグレードしてみた際のメモを。
m-Stick についてはマウスコンピューターの無償アップグレード対象モデルとしてアナウンスさせていますので、アップグレードサポートを受けられるようですね。
アップグレード前には回復ドライブを作成しておいた方が良いかと思います。
回復ドライブについては
- 「コントロール パネル」を起動
- 「システムとセキュリティ」をクリック
- 「ファイル履歴」をクリック
- 左下の関連項目の「回復」をクリック
- 「回復ドライブの作成」をクリック
で作成することができます。
このイメージがあればアップグレード後に不具合があっても Windows 8.1 With Bing の状態に戻すことができます。
私がアップグレードを実施した際には、Windows 8.1→Windows 10 にアップグレード後に「設定」→「更新とセキュリティ」→「回復」の「Windows 8.1 に戻す」が表示されていませんでしたので、アップグレード前に回復ドライブの作成については必ず実施しておいたほうがよいかと。
Windows 10 の回復ドライブの作成は、UPGRADE TO WINDOWS 10: PC のリフレッシュ/リセットはイメージ レスでアメージング? で触れられているように、回復イメージをベースに作成するのではなく、インストール済みのシステムファイルを使用して作成されるようですで、Windows 8.1 の段階で回復ドライブを作成しておく必要があるかと思います。
32GB の m-Stick では Windows 8.1 with Bing がインストールされていますが、メディア作成ツール で作成した、Windows 10 Home x86 のイメージを使用してアップグレードをすることができます。
今回は、ISO としてダウンロードした x86 / x64 同梱のイメージのファイルを USB にコピーして、OS 起動後に setup.exe を起動することでアップグレードを実行しています。
アップグレード後は Windows 10 Home としてアップグレードされます。
インストールには 2 時間ぐらいかかりそうですので、使用しない期間を見計らってインストールをした方がよさそうですね。
他の無償アップグレードと同様に、Windows 10 アップグレード後はライセンス認証が行われた状態となっていますので、そのまま使用し続けることができます。
クリーンインストールをしたい場合には、Double Driver で一度デバイスドライバーのバックアップを取得してから、OS のクリーンインストールをするとよいかと。
Windows 8.1 で使用していたドライバーを Windows 10 で適用したところ、未認識のデバイスについてはすべて解決することができました。
デバイスドライバーをすべて適用した状態で回復ドライブを作成すると、作成時のシステムイメージをベースにして回復ドライブが作成されますのでデバイスドライバーもすべて適用された状態となっています。
Windows 10 での回復ドライブの作成は 2 時間ぐらいかかっていたようなので、作成時には気長に待つとよいかと。
# クリーンインストール後の回復ドライブを使用したリストアですが、リストア後のキーボードレイアウトが英語になっていたのと、ストアが起動できなかったので、作成方法に何かコツがいりそうな気がしています。
Windows 8.1 → Windows 10 へ無償アップグレードしてライセンス認証を実施すれば、クリーンインストールを実施しても、ライセンス認証を実施することができますので、初期化した状態から Windows 10 をインストールすることも可能です。