Surface RT は日本でも発売されましたが Surface Pro に関しては現状、国内では発売されていません。
Surface Pro を購入しました で少し書きましたが OS には Windows Pro x64 がインストールされており、海外で購入したものに関しては最初の選択可能言語には日本語は含まれていません。
# Surface Pro の OS は 通常の Windows 8 ですので言語パックを組み込むのは Surface RT よりは難しくないはずですが。
Surface Pro の OS を Windows Server 2012 に変更 で書いたようにインストールできる OS についてはそれなりに幅がありますので、日本語版の Windows をインストールすることもできます。
今回は海外で購入した Surface Pro の日本語化について書いてみたいと思います。
Contents
■言語パックの追加
言語パックの追加は Surface RT と変わりません。
Windows 8 および Windows RT で利用できる言語パックについて
コントロールパネルから言語パックを追加することで表示言語を増やすことができます。
- デスクトップでチャームを開き [Settings] → [Control Panel] をクリック
- [Clock, Lanuage, and Region] の [Add a language] をクリック
- [Add a language] から [Japanese] を追加
- [Change your language preferences] の [日本語] の [Options] をクリック
- [Download and install language pack] をクリックして言語パックをインストール
- [Move up] [Move down] で日本語を最上位の言語とする
# Options の [Make this the primary language] で主要言語としても同じです。
言語パックの追加は以上で完了です。
■言語設定の変更
言語パックが追加できたらその画面の左のペインにある [Change date,time, or number formats] をクリックして、[Administrative] タブの [Language for non-Unicode programs] と [Welcome screen and new user accounts] をすべて日本語の設定に変更します。
前者については日本語の言語パックを最上位の言語とした際に変更されているかもしれないですね。
変更されていない場合には、[Japanese (Japan)] が選択された状態にします。
後者についてはようこそ画面等の日本語化になりますので、[Welcome screen and system accounts] [New user accounts] のチェックボックスを有効にして、[OK] をクリックします。
すべて対応が完了したら再起動を行います。
■日付と時刻の設定
右下の時刻表示の領域をクリックして、[タイムゾーンの変更] からタイムゾーンを [(UTC+09:00) 大阪、札幌、東京] に変更する。
日本語化環境として使用するときには以上の手順で大丈夫かと思います。