Windows 8 / Windows Server 8 Developer Preview (DP) のログオンやスタートはメトロ (Metro) スタイルになっています。
これをクラシック (Classic) スタイルに変えてみようというのが今回の投稿になります。
■クラシックスタイルに変更
Windows 8 DP / Windows Server 8 DP ともに変更方法は同じです。
Windows 8 のログオン画面はこのようになっています。
これを従来からのクラシックスタイルに変更したい場合、以下のレジストリを変更します。
[HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREMicrosoftWindowsCurrentVersionExplorer]
[RPEnabled (REG_DWORD) : 0 ( デフォルトは 1)]
設定が終了したらログオフします。
そうするとログオンが以前のようなクラシックスタイルに変更されます。
クラシックスタイルでログオンをするとスタートパネル (という呼び方ででいいのかな?) の上下に黒いラインが入ります。
次にログオン後の画面をスタートパネルではなく、クラシックスタイルのデスクトップにしてみたいと思います。
こちらもレジストリを変更します。
[HKEY_CURRENT_USERSOFTWAREMicrosoftWindowsCurrentVersionExplorer]
[RPEnabled (REG_DWORD) : 0 ( デフォルトは 1)]
先ほどは HKLM でしたが今回は HKCU を変更します。
変更をしたタイミングで、スタートや Windows キーを押した時の動作が従来のスタートメニューになります。
スタートのアイコンは一度ログオフをすると従来のアイコンに変更されます。
HKCU のレジストリを変えるとエクスプローラーの表示がリボンから通常の表示になるようです。
余談ですが、Windows Server 8 ではログオン時にサーバーマネージャーが自動で起動されます。
これを解除したい場合は、[Manage] の [Server Manager Properties] から
[Do not show this console at logon] を有効にすると、自動起動を解除することが可能です。
メトロとクラシックの切替はグループポリシーに項目があるかなと思って軽く見たのですが、見つかりませんでした。
グループポリシーの基本設定でレジストリを変更するようにすれば該当する項目が無くても対応可能かな~とは思うのですが。
従来からのスタイルが使えることが分かったので、ちょっと安心しました。