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Archive for 9月 8th, 2011

SQL Server のスタートアップオプション -E の動きを見てみる

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64 ビットの SQL Server ではスタートアップ (起動) オプションとして -E というオプションがあります。
SQL Server サービスのスタートアップ オプションの使用

ファイル グループ内の各ファイルに割り当てられるエクステントの数を増やします。
このオプションは、インデックス スキャンまたはデータ スキャンを実行するユーザーの数が限られているデータ ウェアハウス アプリケーションで役立つ場合があります。
パフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があるため、他のアプリケーションでは使用しないでください。
このオプションは、32 ビット リリースの SQL Server ではサポートされていません。

Fast Track Data Warehouse (FTDW) でもこのオプションは使用されており、SQL Server Fast Track Data Warehouse の実装 にもこのスタートアップオプションについて記載がされています。

SQL Server が 2 MB のエクステントを使用できるようにします。

ダウンロードできる SQL Server Fast Track Data Warehouse の実装 には、

-E をスタートアップのオプションに追加する必要があります。
これによって、データベース テーブルの増大に応じて割り当てられる、各ファイル内の連続するエクステントの数が増えます。
そして、シーケンシャルなディスク アクセスが向上します。
Microsoft サポート技術情報 (KB) の記事 329526 では、-E オプションについて詳しく説明しています。

というように書かれており、リンク先には、

SQL Server 2000 Enterprise Edition (64-bit) リリースでは、-E という新しいサーバー起動オプションをサポートしています。
-E 起動オプションを使用すると、ファイル間でエクステントを振り分けるラウンド ロビン サイクルが繰り返される間に、ファイル グループ内でファイルごとに割り当てられるエクステントの数を増やすことができます。
この拡張によりデータの連続性が向上し、DW (データ ウェアハウス) クエリに対して実行される連続したスキャン中に処理される I/O 数が先読みメカニズムによって減少するため、DW のパフォーマンスが向上する場合があります。
-E オプションの使用は、インデックスまたはデータのスキャンを実行するユーザーの数が限られているデータ ウェアハウス アプリケーションで、役立つ場合があります。
このオプションは、データ ウェアハウス以外の環境ではパフォーマンス上の利点がなく、またパフォーマンスに影響を与える可能性もあるため、他の環境では使用しないようにする必要があります。

-E オプションは SQL Server 2000 (32-bit) リリースで機能しますが、サポートされていません。

というように記載があります。

今回の投稿では、この内容がどのようなことを表しているのかデータを取りながら見ていきたいと思います。

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Written by Masayuki.Ozawa

9月 8th, 2011 at 11:11 pm

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Contained User でリンクサーバーは設定できる?

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Facebook でとあるクマさんからコメントをいただいたので試してみました。

Contained Database の Contained User を使用してリンクサーバーは設定できるかの検証です。

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Written by Masayuki.Ozawa

9月 8th, 2011 at 7:52 am

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