以前使っていた SDK 1.3 に含まれている VM Role 用の統合コンポーネントをインストールしてある環境をデプロイしたところ、リモートデスクトップで接続が出来なくて四苦八苦したのでメモとして。
# 以前、twitter で話題になっていたのですが、どこに情報があったのかすっかり忘れていました(汗)
■リモートデスクトップの接続用ファイルを修正
SDK 1.3 の VM Role 用統合コンポーネントをインストールしている VHD を SDK 1.4 の環境で作成したパッケージを使用してデプロイした環境にリモートデスクトップで接続しようとすると [リモート セッションを構成しています…] の状態から進まなくなってしまう現象が発生することがあるようです。
この状態になった場合、MSDN フォーラムの以下の情報の対応をすると接続ができるようになります。
Windows Azure Support: “Known Issues using RDP file from the Management Portal”
方法としては以下の 2 パターンがあるようです。
- VM Role のイメージに SDK 1.4 に含まれる統合コンポーネントをインストール
- RDP ファイルを修正して接続
VM Role のイメージに SDK 1.4 の統合コンポーネントをインストールしてしまえばさくっとつながるようなのですが、以前作った環境のオリジナルの VHD を探すのが面倒なので、 [2.] の方法で接続をしてみたいと思います。
- RDP ファイルを保存
- 保存したファイルをメモ帳で開く
- ファイルの内容を以下のように修正して保存
修正前)
LoadBalanceInfo:s:Cookie: mstshash=VMRole1#VMRole1_IN_0修正後)
LoadBalanceInfo:s:Cookie: mstshash=VMRole1#VMRole1_IN_0#Microsoft.WindowsAzure.Plugins.RemoteAccess.rdp
保存したファイルを開いて、リモートデスクトップ接続をすると SDK 1.3 の統合コンポーネントをインストールしているイメージを SDK 1.4 のパッケージでデプロイした環境に接続をすることができます。
MSDN フォーラムに乗っている情報ではありますが自分メモとして残しておきたいと思います。