簡単な手順でリバースプロキシ + キャッシングプロキシを使用したキャッシュサイトを作るためにはどうすればいいかと考えていたところ、IIS の Application Request Routing (ARR) をふと思い出しました。
ということで試してみました。
■ARR 2.0 の入手
ARR は以下の URL から入手できます。
Application Request Routing
下にスクロールすると、各言語用の ARR のダウンロードをすることができます。
今回は、[Japanese] の [x64] をダウンロードしています。
■ARR 2.0 のインストール
まずは [役割の追加] から IIS をインストールしておきます。
ダウンロードした EXE を実行して ARR 2.0 をインストールします。
コマンドでインストールする場合には、EXE の後ろに [/Q] を付けるとサイレントインストールすることが可能です。
[%TMP%] ディレクトリの [arr_setup.log] を開いて、すべてが [Success] となっていればインストールは完了です。
■ARR の設定
インストールが終了したら ARR でキャッシングとリバースプロキシの設定を行います。
IIS の管理コンソールを開いてサーバー名を選択し、[アプリケーション要求ルーティング処理キャッシュ] をダブル クリックします。
キャッシュの設定を有効にします。
クリーンアップ 間隔はデフォルトでは [5 分] となっているのですが、今回は [30 分] に変更してみました。
変更をしたら [適用] をクリックします。
適用をしたら [ARR キャッシュに戻る] をクリックして前の画面に戻ります。
次にキャッシュに使用するドライブを設定するため、[ドライブの追加] をクリックします。
キャッシュの設定が終わったらリバースプロキシのルールを設定します。
サイトの下の [Default Web Site] をクリックします。
サイトを選択したら、[URL 書き換え] をダブルクリックします。
[リバース プロキシ] を選択して、[OK] をクリックします。
サイトにアクセスされた際にリダイレクトする URL を入力します。
今回は私の WordPress の URL である、[engineermemo.wordpress.com] を設定しています。
[SSL オフロード] については無効にしています。
設定が完了したら [OK] をクリックします。
# HTTPS 要求は HTTPS 経由で処理をしたいため。
設定が終わったらローカルホストに対してアクセスをしてみます。
そうするとリバースプロキシとして動作するため
[http://localhost] としてアクセスをすると [http://blog.engineer-memo.com] の内容がリダイレクトされて表示が行われます。
WORDPRESS では画像が、[http://engineermemo.files.wordpress.com] の URL になっているのでキャッシュがいまいちですね…。
もう少し実験したいと思いますが一度投稿をアップしておきます。
[…] そしてこのサイトを参考にぽちぽちっとね […]
IIS 7.5 + GlassFish 3.1.2 | おべんきょう!
19 3月 12 at 19:59
[…] そしてこのサイトを参考にぽちぽちっとね […]
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20 3月 12 at 18:11