ざっくりと記事を読んでみる限りは MED-V に近いのでしょうか。
Archive for 4月, 2009
Windows XP Mode と MED-V
ざっくりと記事を読んでみる限りは MED-V に近いのでしょうか。
[Web サーバー立ち上げ体験日記]Community Server 2008.5 SP1 のインストール その 4
<[Web サーバー立ち上げ体験日記]Community Server 2008.5 SP1 のインストール その 3
最後に Community Server をインストールします。
まずは Web Install 版から実施したいと思います。
[Web Install 版]
- ダウンロードしたモジュールの [Web] ディレクトリをサイトに設定したディレクトリに展開します。
- [Installer] ディレクトリの [default.aspx] をテキストエディタで開きます。
- 以下の変更を行い保存します。
InstallerEnabled = false;
を
InstallerEnabled = true;
に変更 - ブラウザで [http://localhost/installer/default.aspx] にアクセスします。
- [Next >] をクリックします。
- [I Agree] を有効にし、[Next >] をクリックします。
? - SQL Server 名を入力し、[Windows Authentication] を選択し、[Next >] をクリックします。
# 名前付きインスタンスを使用している場合はサーバー名インスタンス名 (localhostSQLEXPRESS)になります。
? - データベースを選択し、[Next >] をクリックします。
データベース作成時に既定のデータベースを設定しているので Community Server 用でデータベースが
選択されているはずです。
? - [Script ASP.NET MemberRoles ] [Create Sample Data] を有効にし、[Next] をクリックします。
? - 管理者ユーザーのユーザー情報を入力し、[Next >] をクリックします。
メールアドレスは実際に送信できないものでも問題ありません。
?
Community Server 用のデータベースに EXECUTE 権限を設定していないと [Next >] をクリックすると
以下の画面のエラーが発生します。
- テキストエリアに表示されている内容をコピーします。
- サイトのディレクトリにある [connectionStrings.xml] をテキストエディタで開きます。
- <connectionStrings></connectionStrings> をコピーした内容に置き換え保存します。
? - [Installer] ディレクトリの [default.aspx] をテキストエディタで開きます。
- 以下の変更を行い保存します。
InstallerEnabled = true;
を
InstallerEnabled = false;
に変更# Instller ディレクトリ毎削除しても可です。
- [SQL Server Management Studio Express] を起動します。
- [新しいクエリ] をクリックし、作成したデータベースを選択した状態にします。
-
以下のクエリを実行します。
USE [データベース名]
GO
REVOKE EXECUTE TO [コンピュータ名ユーザー名]
GO[実行例]
USE [App]
GO
REVOKE EXECUTE [TESTSERVERAppPoolUser]
GO?
REVOKE ~ はインストールが完了し、データベースレベルの EXECUTE は不要なため設定を解除しています。
[MSI 版]
手順を一通り作成し終わってから気づいたのですが、 MSI 版でインストールすると事前に作成したデータベースや
アプリケーションプールは使用されません…。
インストーラーの中でデータベースを作成したり、[CommunityServerAppPool] というアプリケーションプールが使用されます。
- ダウンロードした [.msi] のモジュールを実行します。
- [Next >] をクリックします。
- [Next] をクリックします。
- [I Agree] を選択し、[Next >] をクリックします。
- [Just me] を選択し、[Next] をクリックします。
- [Next] をクリックし、モジュールをインストールします。
- ウィザードが起動したら [Next] をクリックします。
- [Use existing web site] からインストールするサイトを選択し、[Install to root folder] を選択し [Next >] をクリックします。
デフォルトは [Install to virtual folder] で [cs] が選択されていますが今回はルートにインストールします。
? - [はい] をクリックします。
- SQL Server の情報を入力し、[Next >] をクリックします。
?? MSI 版だと新規データベースの作成出ないと駄目なようですね。
既存のデータベースを設定すると以下のダイアログが表示されます。
- データベースを作成できるユーザーを指定し、[Next >] をクリックします。
- 管理者ユーザーの情報を入力し、[Next >] をクリックしインストールを開始します。
- [Finish] をクリックします。
- [Close] をクリックします。
?
以上でインストールは完了です。
[http://localhost/default.aspx] にブラウザでアクセスすると Community Server が表示されます。
これで Community Server のインストールは終了です。
ブログ / Wiki / フォーラムがあるのでこれでいろいろと情報を載せていくことができそうです。
[Web サーバー立ち上げ体験日記]Community Server 2008.5 SP1 のインストール その 3
<[Web サーバー立ち上げ体験日記]Community Server 2008.5 SP1 のインストール その 2
SQL Server の設定になります。
SQL Server の設定は [SQL Server Management Studio Express] で実施します。
[データベースの作成]
Community Server 用のデータベースを作成します。
- [SQL Server Management Studio Express] を起動します。
- SQL Server にログインします。
- [データベース] を右クリック → [新しいデータベース] をクリックします。
? - [データベース名] を入力し、[OK] をクリックし、新規データベースを作成します。
?
[ログインの作成]
SQL Server では [Windows 認証] を設定していますので、アプリケーションプールのアカウントで
SQL Server に接続ができるように設定します。
- [SQL Server Management Studio Express] を起動します。
- SQL Server にログインします。
- [セキュリティ] → [ログイン] を右クリック → [新しいログイン] をクリックします。
- [Windows 認証] を選択し、[検索] をクリックしてアプリケーションプールに使用しているユーザーを設定します。
既定のデータベースも作成したデータベースに設定しておきます。
? - [ユーザーマッピング] を選択します。
- 作成したデータベースのマップを有効にし、以下のデータベース ロール メンバシップを設定します。
db_datareader db_datawriter db_ddladmin db_securityadmin
[データベース権限の設定]
インストール時にはストアドプロシージャが実行されます。
実行されるストアドプロシージャはこの段階では作成されていません。
現在の設定ではデータベースのデータの読み込み / 書き込み / オブジェクトの作成 / 権限の設定はできますが
ストアドプロシージャの実行権限はありませんので手動で設定する必要があります。
- [SQL Server Management Studio Express] を起動します。
- [新しいクエリ] をクリックし、作成したデータベースを選択した状態にします。
- 以下のクエリを実行します。
USE [データベース名]
GO
GRANT EXECUTE TO [コンピュータ名ユーザー名]
GO[実行例]
USE [App]
GO
GRANT EXECUTE [TESTSERVERAppPoolUser]
GO
これで SQL Server の設定は完了です。
最後に Community Server のインストールです。
[Web サーバー立ち上げ体験日記]Community Server 2008.5 SP1 のインストール その 2
<[Web サーバー立ち上げ体験日記]Community Server 2008.5 SP1 のインストール その 1
IIS に関しては今までは Default Web Site を使用していたのですが、新しく Community Server 用のサイトと
専用のアプリケーションプール / アプリケーションプール ID を作成してサイトを立ち上げたいと思います。
[アプリケーションプールの作成]
IIS インストール時には DefaultAppPool というアプリケーションプールが作成されており、Default Web Site は
このアプリケーションプールを使用するように設定されています。
今回は Community Server 専用のアプリケーションプールとアプリケーションプール ID を使用したいと思いますので、
これらの設定をします。
まずはアプリケーションプール ID の作成から。
デフォルトで作成されているアプリケーションプールはビルトインアカウントである [NETWORK SERVICE] が
アプリケーションプール ID として設定されています。
今回は権限はできるだけ制限したアカウントを使用したいのでどのグループにも参加していないユーザーを
用意したいと思います。
- [サーバー マネージャ] を起動します。
- [構成] → [ローカル ユーザーとグループ] → [ユーザー]を右クリック → [新しいユーザー] をクリックします。
- ユーザー情報を入力し、[作成] をクリックします。
? - 作成したユーザーを [Users] グループから削除します。
これでユーザーの作成は終了しましたので、次はアプリケーションプールを作成します。
アプリケーションプールの作成は IIS マネージャから実行します。
- アプリケーションプールを右クリック → [アプリケーション プールの追加] をクリックします。
- アプリケーションプール名を入力し、[OK] をクリックします。
- 作成したアプリケーションプールを右クリック → [詳細設定]? をクリックします。
- デフォルトではアプリケーションプールの ID は [NetworkService] になっていますので作成したユーザーに変更します。
つぎはこのアプリケーションプールを使用したサイトを作成したいと思います。
[サイトの作成]
Community Server で使用するサイトを作成します。
こちらも引き続き IIS マネージャから作成します。
- Community Server のコンテンツを格納するディレクトリを作成します。
今回は [E:App] を作成しています。 - サイトを右クリック → [Web サイトの追加] をクリックします。
- [アプリケーション プール] に作成したアプリケーションプールを選択、物理パスに作成したディレクトリを設定し、
[OK] をクリックします。
?
次は SQL Server の設定です。
[Web サーバー立ち上げ体験日記]Community Server 2008.5 SP1 のインストール その 1
<[Web サーバー立ち上げ体験日記]固定 IP アドレスと独自ドメイン名でサーバーを公開
最初は Windows Sharepoint Services 3.0 SP1 をインストールしようと考えていたのですが、Community Server 2008.5 SP1 を
使ってみたいな~と思い、まずはこちらをインストールしてみました。
# 設定しているサイト名やユーザー名の情報は今回の投稿用のものです。実環境では別の名前で設定しています。
Community Server はバックエンドのデータベースとして SQL Server Express を使用することが可能です。
これに関しては事前にインストールをしていますのでこれを使用します。
まずはモジュールのダウンロードから
[モジュールのダウンロード]
Community Server は以下の URL から入手することができます。
Community Software by Telligen
今回は無償の Community Server Express Edition を使用します。
ダウンロードするまでの手順は以下の通りです。
- [Product] → [Community Server Free Edition] → [Free Download] をクリック
- 情報を入力し、[Email Me A Download Link!] をクリック
- 入力したメールアドレスにダウンロード先の URL のリンクが記載されたメールが送信されてくるのでリンクをクリック
- [Community Server 2008.5] または [Community Server 2008, Web Install] → [Download Now!] をクリック
- ユーザー登録をまだしていない場合は、[Click here to Join] をクリックしてユーザー登録を実施
ユーザー登録時にはパスワードの入力項目はありません。初期パスワードは登録時に入力したメールに送信されてきます。 - ユーザー登録がされている場合はユーザー情報を入力し、[Sign in] をクリック
- ダウンロード許諾の内容を確認しながらスクロールバーを一番下までスクロール
- [I Agree to These Terms And Conditions] を有効にし、[Name] [Email] を入力し、[Submit] をクリック
- モジュールをダウンロードします。
これでダウンロードは完了です。
Community Server は MSI 版 と Web Install 版 の 2 種類をダウンロードすることができます。
せっかくの機会ですので両方のインストールを試してみたいと思います。
次は IIS の設定をしたいと思います。