<[Web サーバー立ち上げ体験日記]Community Server 2008.5 SP1 のインストール その 1
IIS に関しては今までは Default Web Site を使用していたのですが、新しく Community Server 用のサイトと
専用のアプリケーションプール / アプリケーションプール ID を作成してサイトを立ち上げたいと思います。
[アプリケーションプールの作成]
IIS インストール時には DefaultAppPool というアプリケーションプールが作成されており、Default Web Site は
このアプリケーションプールを使用するように設定されています。
今回は Community Server 専用のアプリケーションプールとアプリケーションプール ID を使用したいと思いますので、
これらの設定をします。
まずはアプリケーションプール ID の作成から。
デフォルトで作成されているアプリケーションプールはビルトインアカウントである [NETWORK SERVICE] が
アプリケーションプール ID として設定されています。
今回は権限はできるだけ制限したアカウントを使用したいのでどのグループにも参加していないユーザーを
用意したいと思います。
- [サーバー マネージャ] を起動します。
- [構成] → [ローカル ユーザーとグループ] → [ユーザー]を右クリック → [新しいユーザー] をクリックします。
- ユーザー情報を入力し、[作成] をクリックします。
? - 作成したユーザーを [Users] グループから削除します。
これでユーザーの作成は終了しましたので、次はアプリケーションプールを作成します。
アプリケーションプールの作成は IIS マネージャから実行します。
- アプリケーションプールを右クリック → [アプリケーション プールの追加] をクリックします。
- アプリケーションプール名を入力し、[OK] をクリックします。
- 作成したアプリケーションプールを右クリック → [詳細設定]? をクリックします。
- デフォルトではアプリケーションプールの ID は [NetworkService] になっていますので作成したユーザーに変更します。
つぎはこのアプリケーションプールを使用したサイトを作成したいと思います。
[サイトの作成]
Community Server で使用するサイトを作成します。
こちらも引き続き IIS マネージャから作成します。
- Community Server のコンテンツを格納するディレクトリを作成します。
今回は [E:App] を作成しています。 - サイトを右クリック → [Web サイトの追加] をクリックします。
- [アプリケーション プール] に作成したアプリケーションプールを選択、物理パスに作成したディレクトリを設定し、
[OK] をクリックします。
?
次は SQL Server の設定です。