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SCVMM のジョブ履歴の保存期間を変更

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SCVMM のジョブ履歴は 90 日間保存されます。
VMM でのジョブの監視

私が使っている検証環境にも SCVMM を構築しているのですが、使用していないときは物理サーバーを落としているので、放っておくとバーチャルマシンのプロパティの更新が発生して、直ぐにジョブの履歴が溜まってしまいます…。
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そこで、このジョブ履歴を 90 日より短い期間で削除できないか調べてみました。

■ジョブ履歴の保存期間を変更


ジョブ履歴の保存期間の変更ですが以下のブログに情報が掲載されていました。
SCVMM service may consume high memory or CPU utilization

  • HKEY_LOCAL_MACHINE/SOFTWARE/Microsoft/Microsoft System Center Virtual Machine Manager Server/Settings/SQL

の下に、

  • TaskGC (REG_DWORD)

を作成し、そこに保存日数を設定し、SCVMMService を再起動すればよいようです。

SCVMM 2012 RC でもこのレジストリをを使用することでジョブ履歴の保存期間を調整することができました。
# 私の環境では、DWORD 値が存在していなかったので作成しました。
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0 にするとサービスが再起動したタイミングでそれまでのジョブ履歴を消してくれるようでした。
# 日次で消されるのかは今日変えたばかりなので様子見です。

履歴の削除と履歴関係のテーブル (tbl_TR_TaskTrail / tbl_TR_SubtaskTrail) を SQL Server のページ圧縮することで、700MB 超のデータベースのサイズを 250MB まで縮小することができました。

検証環境でそれほどジョブ履歴を見ないときは保存期間を短くしてしまっても良いかもしれないですね。
見ない情報をログとして取っていても仕方がないので。

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Written by Masayuki.Ozawa

10月 5th, 2011 at 11:30 pm

Posted in System Center

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