Windows Azure の Virtual Machine (仮想マシン) のギャラリーには SQL Server がインストール済みのイメージがいくつか用意されています。
以前、Azure の VMs の SQL Server はどのようにして展開されているか という投稿で、どのように展開されているか軽く見てみましたが、今回の投稿では Windows Server 2012 + SQL Server 2012 の組み合わせでさらに詳細に見てみたいと思います。
# SQL Server 2008 R2 も同様の方法で展開しているようですが。
なお、この展開方法ですが現状は BOL には載っていないアンドキュメントなセットアップのアクションを使用しています。
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Azure VM のギャラリーの SQL Server と同じ方法で SQL Server を展開
和牛をおいしく食べた際の補足
【祝】Azure日本DC前夜祭!★Japan Windows Azure User Group 3周年 に参加させていただいた際に、「和牛をおいしく食べるには」というLT をさせていただきました。
当日使用した資料は http://sdrv.ms/17IJSHj からダウンロードしていただくことが可能です。
メモリ集中型インスタンス (JAZUG 界隈で和牛と呼ばれているインスタンス) を使ってみた際の内容を発表したものになるのですが、かなり駆け足で進めてしまったので少し補足を。
SQL Database のセキュリティ設定の基本パターンのメモ
現状、SQL Database の設定管理は T-SQL で実施することになります。
どんなオブジェクトが作成されているかは GUI から確認できますが、細かな設定に関しては SQL で設定 / 取得する必要があります。
セキュリティ関連の設定について、どのように設定するかの基本パターンをメモとして。
ログインとユーザーの情報については
SQL Azure におけるデータベースとログインの管理
Windows Azure SQL データベースにおけるデータベースとログインの管理
Windows Azure VM で NUMA 構成の SQL Server を検証する
以前 Windows Azure 仮想マシンで NUMA 構成の環境が利用できます という投稿を書いたのですが、Azure VM ではインスタンスによって複数の NUMA ノードを持つ環境を使用することができます。
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Azure VM で記憶域プールを使用する際の注意点
そのうち現象が解消されるかもしれませんが、2013/8/22 時点の情報として。
Azure の仮想マシン (Virtual Machine : VM) では、Virtual Machine and Cloud Service Sizes for Windows Azure に記載されているようにインスタンスのサイズに応じてデータディスクを追加することができます。
Azure VM のキャッシュなしのディスク性能について
Azure VM のディスク性能ですが、Windows Azure 仮想マシンで SQL Server ワークロードを実行する際に知っておくべき 10 のこと に以下のように記載されています。
8 KB IO で読み取り/書き込みの割合が 60/40 のワークロードの場合、ディスク 1 台あたり最大 500 IOPS が目標ラインです。これを上回る数字が必要な場合は、データ ディスクを追加して、データベース ワークロードを分散してください。大規模なデータベースを作成または復元する際は、ファイルの瞬時初期化の機能を使用してパフォーマンスの向上を図ってください。
また、Virtual Machine and Cloud Service Sizes for Windows Azure の表にも、最大 500IOPS という記載があります。
SQL Server in Windows Azure のドキュメント (2013/8 版)
Performance Considerations for SQL Server in Windows Azure Virtual MachinesSQL Server を Windows Azure で動作させる際の現状のベストプラクティスのドキュメントを少し探してみました。
AzureVM の DNS の設定についての注意点
Windows Azure の VM を AD に参加させる場合には、参照している DNS を VM 上に構築した AD のプライベートの IP アドレスに設定します。
Azure VM 上で AlwaysOn を構築するためのチュートリアルとして チュートリアル: Windows Azure AlwaysOn 可用性グループ (GUI) がありますが、この方法で AlwaysOn を構成するための SQL Server のインスタンスを作成すると少し問題があることがありますので注意点をメモとして。
PowerShell で構築するためのチュートリアルである チュートリアル: Windows Azure AlwaysOn 可用性グループ (PowerShell) のほうであれば問題はないかと。
Availability Group Listener in Windows Azure で読み取り専用ルーティングを使用する
前回の投稿で、Windows Azure の Virtual Machine で AlwaysOn のリスナーを設定するための方法をまとめてみました。
プライマリに障害が発生した場合にセカンダリに自動的に切り替えることはこの設定で可能ですが、読み取り可能にしたセカンダリに接続をすることはこの状態ではできません。
今回の投稿ではセカンダリを読み取りとして使用するための設定についてまとめてみたいと思います。
現状、この辺の手順が MSDN 等でまとめられてはいないようでしたので、後日ほかの方法が公開されるかもしれません。
Availability Group Listener in Windows Azure の設定
AlwaysOn が Windows Azure Virtual Machine (VMs) で正式にサポートされるようになりました。
関連する情報としては、
Availability Group Listener in Windows Azure Now Supported! (And Scripts for Cloud-Only Configuration)
Tutorial: Listener Configuration for AlwaysOn Availability Groups in Windows Azure
Update enables SQL Server Availability Group Listeners on Windows Server 2012-based Windows Azure virtual machines
Windows Azure: General Availability of SQL Server Always On Support and Notification Hubs, AutoScale Improvements + More
Windows Azure で SQL Server AlwaysOn を正式サポート & Windows Azure 通知ハブを正式リリース
が参考になります。
以前はリスナーが作成できなかったため、ミラーリングの接続文字列で代用していたのですが、今回のサポートにより、AlwaysOn のリスナーが Azure VM 上で作成できるようになり、単一の接続ポイントによる接続が可能となっています。
リスナーの構築以外の大きな流れは以前検証した、
AlwaysOn を Azure 上に構築してみる – WSFC の構築編 –
AlwaysOn を Azure 上に構築してみる – AlwaysOn の構築編 –
AlwaysOn を Azure 上に構築してみる – テストの実施編 –
の流れと同じなのですが、ポイントについてはまとめながら書いていきたいと思います。