タイトルの通りですが、インターネットに接続されていない、インストール直後の Windows 7 SP1 x64 に対して、SQL Server 2016 対応された最新の SSMS をインストールしようとした場合、少し癖がありましたので情報を。
Windows Update かけて最新化している場合は、発生しない気がしますが、素の Windows 7 SP1 だと発生するかと思います。
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Archive for the ‘SQL Server 2016’ tag
インターネットに接続されていない、インストール直後の Windows 7 SP1 x64 に最新の SSMS をインストールする方法
SQL Server の新しいサンプルデータベースである WideWorldImporters で使用されている SQL Server の機能を確認してみる
WideWorldImporters: The new SQL Server sample database で、アナウンスがありましたが、SQL Server の新しいサンプルデータベースとして、WideWorldImporters というデータベースが提供されています。
従来までは、AdventureWorks がサンプルデータベースとして利用されていましたが、今後はこちらをサンプルとして使用する機会が増えるのでしょうかね。
SQL Server 2016 の AlwaysOn 可用性グループの Redo スレッドの並列化について軽く調べてみる
SQL Server 2016 の AlwaysOn の機能拡張として、セカンダリレプリカの Redo スレッドの並列化 (マルチスレッド) による性能向上があるかと思います。
基本的な可用性グループで単一のリスナーで複数の可用性グループの制御(片寄)を簡易的な方法で行ってみる
実際の案件で話に出そうな気がするので、軽く検証してみました。
Standard エディションで使用可能な「基本的な可用性グループ」では、
- プライマリ / セカンダリの 2 台構成
- 読み取り可能なセカンダリは利用できない
- 可用性グループに含められるデータベースは一つ
- リスナーを作成することが可能
- 複数の可用性グループを作成可能
というような制約があります。
通常の構築では、以下のような構成をとることになるかと思います。
このような構成をとった場合、データベースを跨いだクエリの実行などをどのように行うかの考慮が必要となってきます。
異なるディスク構成で分散可用性グループを設定する
SQL Server 2016 の分散可用性グループについては、Distributed Availability Groups (Always On Availability Groups) で公開されている情報が今のところまとめっているものかと思います。
分散可用性グループでは、「SEEDING_MODE= AUTOMATIC」が使用されていますが、自動シードでは、バックアップとリストアを透過的に実行する仕組みのため、異なるディスク構成 (ドライブレターやデータベースの格納場所がサーバーによって異なる) の場合は、自動的な同期を使用することができません。
異なるディスク構成で分散可用性グループを設定する方法を軽くまとめてみたいと思います。
SQL Server 2016 の可用性グループを設定するための基本的なクエリについては、GitHub に公開しておきましたのでこちらがご参考なれば幸いです。
SQL Server 2016 の AlwaysOn 可用性グループ構築のベースクエリ
SQL Server 2016 の 分散可用性グループ構築のベースクエリ