Azure では、Azure の Windows Admin Center 拡張機能 (Microsoft.AdminCenter.AdminCenter) が提供されており、
に対して、拡張機能をインストールすることで、Azure Portal から Admin Center の機能を使用することができます。
この機能は Azure Arc 対応サーバーでもサポートされているため、Azure Arc 対応サーバーをインストールした任意の環境に対して機能を有効化することができます。
この Admin Center の機能ではリモートデスクトップの機能も提供されています。
以前、Windows Admin Center のメモ (2018/9 版) という投稿を書いたのですが、この投稿ではオンプレミスにインストールする Windows Admin Center からリモートデスクトップを使用した場合にどのような接続が行われるのかを確認していました。
オンプレミスにインストールした場合は、Windows Admin Center のサーバーから、リモートデスクトップの接続先に対して TCP 3389 を使用して接続が行われていました。そのため、Windows Admin Center をブラウザで開いた環境から TCP 3389 で接続ができなくても、Windows Admin Center のサーバーから TCP 3389 で接続ができればリモートデスクトップを利用することができていました。
この接続フローが Azure Arc 対応サーバーに Windows Admin Center を有効にした環境でどのようになるのかを調べていなかったので確認してみました。