今回は [最初に 1 ノードクラスタで構築し、構築後にノードを参加させる]? パターンで構築をしたいと思います。
- 下の画面までは [WSFC 構築手順 [構築編] その 1] と同じです。
ただし、今回は 1 ノードクラスタで構築をするため、[選択済みサーバー] は [2008-NODE-01] のみ追加しています。 - 以降の手順も [WSFC 構築手順 [構築編] その 1]? と同じなので同様の手順で進めていきます。
ただしクラスタの検証については、[WSFC 構築手順 [構築編] その 1]? と異なり、ディスク系の検証が [無効] となっています。
1 ノードクラスタで構築する場合はクォーラムに共有ディスクを使わない形で初期構築がされるため、ディスク系の検証が
[無効] となっているようです。 - 手順にしたかって操作をし、クラスタの構築を完了させます。
- 1 ノードクラスタの場合は、[クォーラム構成] が [ノード マジョリティ] となっています。
また、クラスタとして冗長構成となっていないため警告のアイコンが表示されます。
これで 1 ノードクラスタが完成です。次はクラスタにノードを追加します。
追加作業はクラスタを構築したノード (2008-NODE-01) で実施しています。
- [フェール オーバークラスタの管理] を開きます。
- クラスタ名 (2008-WSFC-01.lab.local) を右クリックし [ノードの追加] をクリックします。
- [次へ] をクリックします。
- 追加するノードを [追加] ボタンを使用して追加し [次へ] をクリックします。
- [次へ] をクリックします。
- クラスタの検証が実行されます。
- [完了] をクリックし、ノードの追加を終了します。
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- ノードを追加すると [クォーラム構成] が [ノードおよびディスク マジョリティ] に設定されます。
クラスタとして冗長構成がとれていますので警告も消えています。
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[ディスク マジョリティ] として使用されているディスクは [2 ノードクラスタ] と同様でサイズが一番小さいディスクが使用されます。
つぎは Server Core を想定して、コマンドラインからクラスタを構築するパターンを [構築編] その 3 として記載したいと思います。