SE の雑記

SQL Server の情報をメインに Microsoft 製品の勉強内容を日々投稿

Server Core の初期設定

leave a comment

以前、作ったメモですが今後 2008 R2 の Server Core の検証をする際に使用するため投稿しておきます。
# こちらの投稿は何か発見があったタイミングで小出しに更新していきたいと思います。

[参考資料]
Windows Server 2008 の Server Core インストール オプションのステップ バイ ステップ ガイド

  1. 管理者パスワードの変更
    インストール直後は Administrator のパスワードはブランクになっています。
    ブランクパスワードでログインするとパスワードの変更が要求されるのでパスワードを設定します。
  2. 統合サービスのインストール (Hyper-V 上で実行している場合)
    1. [統合 サービス セットアップ ディスク] を挿入します。
    2. Support<プロセッサアーキテクチャ>setup.exe を実行します。
  1. サーバー名の変更
    Windows Server 2008 ではインストール時にサーバー名が設定されていません。
    インストール後に以下のコマンドを実行しサーバー名を設定します。
    netdom renamecomputer %computername% /NewName:<新しいコンピュータ名>

    変更後、再起動します。

    Shutdown -r -t 0

  2. タイムゾーンの設定
    以下のコマンドを実行し、サーバー名を設定します。
    control timedate.cpl

  3. 地域と言語の設定
    以下のコマンドを実行し、地域と言語を設定します。
    control intl.cpl

    ※Server Core では上記二種類のコントロールパネル (.cpl) のみ使用できます。

  4. 組織名の設定

    以下のコマンドを実行して組織名を設定します。
    初期設定では [ブランク] となっています。

    reg add "HKLMSOFTWAREMicrosoftWindows NTCurrentVersion" /v RegisteredOrganization /t REG_SZ /d <組織名> /f??

  5. 所有者名の設定
    以下のコマンドを実行して所有者名を設定します。
    初期設定は [Windows ユーザー] となっています。

    reg add "HKLMSOFTWAREMicrosoftWindows NTCurrentVersion" /v RegisteredOwner /t REG_SZ /d <所有者名> /f

  6. 未認識のデバイスの設定
    以下のコマンドを実行して未認識となっているデバイスを確認します。

    msinfo32

    [コンポーネント]→[問題のあるデバイス]
    に表示されているデバイスが未認識となっているものです。

  7. デバイスドライバの追加

    1. デバイスドライバをサーバーの一時フォルダ (適当なワーク用のフォルダ) に保存します。

    2. 以下のコマンドを実行し、デバイスドライバをインストールします。

      pnputil -i -a <ドライバの inf ファイル>

    3. 必要に応じて再起動します。

    4. 以下のコマンドを実行し、問題のあるデバイスから消えていることを確認します。

      msinfo32

        1. IP アドレスの設定

          1. IP を設定するインタフェースを確認します。
            netsh interfce ipv4 show interfaces?

          2. 静的 IP アドレスの場合の設定
            netsh interface ipv4 set address name="<インタフェース ID>" source=static address=<静的 IP アドレス> mask=<サブネットマスク> gateway=<デフォルトゲートウェイ>

          3. DHCP の場合の設定
            netsh interface ipv4 set address name="<インタフェース ID>" source=dhcp

          4. 設定内容の確認
            netsh interface ipv4 show config

              1. ドメインに参加
                以下のコマンドを実行しドメインに参加します。
                netdom join <ComputerName> /domain:<ドメイン名> /userd:ドメインユーザー名> /passwordd:<パスワード>

              2. ライセンス認証
                1. 以下のコマンドを実行してプロダクトキーを設定します。
                  cscript %windir%system32slmgr.vbs -ipk <ProductKey>

                  プロダクトキーは [-] ありで入力します。

                2. オフライン認証の場合の設定
                  1. 以下のコマンドを実行してオフラインライセンス認証用インストール ID を取得します。
                    cscript %windir%system32slmgr.vbs -dti?

                  2. 以下のコマンドを実行してオフライン認証用電話番号を確認します。
                    type %windir%system32sluiphone.inf | find /I "JPN"?

                    JPN が日本の連絡先になります。
                    フルインストール時には [slui.exe]を使用するとオフライン認証の連絡先を確認できます。

                  3. 電話で確認 ID を取得します。
                  4. 以下のコマンドを実行して確認 ID を設定します。
                    cscript %windir%system32slmgr.vbs -atp <確認 ID>?

                      1. オンライン認証の場合の設定
                        以下のコマンドを実行してオンライン認証を実行します。
                        cscript %windir%system32slmgr.vbs -ato

                      2. ライセンス認証状況の確認
                        以下のコマンドを実行してライセンス認証が正常に実行されていることを確認します。
                        cscript %windir%system32slmgr.vbs -dlv

                        1. エラー報告の設定
                          1. 現状の設定内容の確認
                            以下のコマンドを実行して現状の設定内容を確認します。
                            serverWerOptin.exe /query

                            初期設定は [無効] になっています。

                          2. エラー報告を [無効] に設定する場合
                            以下のコマンドを実行してエラー報告を [無効] に設定します。
                            serverWerOptin /disable

                          3. エラー報告を [詳細レポート] に設定する場合
                            以下のコマンドを実行してエラー報告を [詳細レポート] に設定します。
                            serverWerOptin /detailed

                          4. エラー報告を [概要レポート] に設定する場合
                            以下のコマンドを実行してエラー報告を [概要レポート] に設定します。
                            serverWerOptin /summary

                              1. カスタムエクスペリエンス向上プログラム (CEIP) の設定
                                1. 現状の設定内容の確認
                                  以下のコマンドを実行して現状の設定内容を確認します。
                                  serverCEIPOptin /query

                                  初期設定は [不参加] になっています。

                                2. CEIP を [無効] に設定する場合
                                  以下のコマンドを実行して CEIP を [無効] に設定します。
                                  serverCEIPOptin /disable

                                3. CEIP を [有効] に設定する場合
                                  以下のコマンドを実行して CEIP を [有効] に設定します。
                                  serverCEIPOptin /enable

                                    1. リモートデスクトップの設定
                                      1. 現状の設定内容の確認
                                        以下のコマンドを実行して現状の設定内容を確認します。
                                        cscript %windir%system32scregedit.wsf /AR /v

                                        初期設定は [無効] になっています。

                                      2. リモートデスクトップ接続を [有効] にする場合
                                        以下のコマンドを実行してリモートデスクトップ接続を [有効] に設定します。
                                        cscript %windir%system32scregedit.wsf /AR 0

                                      3. リモートデスクトップ接続を [無効] にする場合
                                        以下のコマンドを実行してリモートデスクトップ接続を [無効] に設定します。
                                        cscript %windir%system32scregedit.wsf /AR 1

                                        1. リモートデスクトップの接続バージョンの設定
                                          1. 現状の設定内容の確認
                                            以下のコマンドを実行して現状の設定内容を確認します。
                                            cscript %windir%system32scregedit.wsf /CS /v

                                            初期設定は [許可する] になっています。

                                          2. RDP 6.0 以前のバージョンからのリモートデスクトップ接続を [許可する] にする場合
                                            以下のコマンドを実行して RDP 6.0 以前からの接続を [許可する] に設定します。
                                            cscript %windir%system32scregedit.wsf /CS 0

                                          3. RDP 6.0 以前のバージョンからのリモートデスクトップ接続を [許可しない] にする場合以下のコマンドを実行して RDP 6.0 以前からの接続を [許可しない] に設定します
                                            cscript %windir%system32scregedit.wsf /CS 1

                                          1. ファイアウォールの設定

                                            ファイアウォールの設定はプロファイル別に分かれているので現在のプロファイルに対して操作を行う場合には
                                            currentprofile を指定します。
                                            全プロファイルに対して設定をする場合は allprofiles を指定します。

                                            ※プロファイルは [domainprofile] [global] [privateprofile] [publicprofile] に別れています。
                                            ?? 以下の設定では現在のプロファイルに対して操作を行っています。

                                            1. ファイアウォールの設定
                                              1. ファイアウォールの状態の確認
                                                以下のコマンドを実行してファイアウォールの状態を確認します。
                                                netsh advfirewall show currentprofile

                                                初期設定では全プロファイルのファイアウォールは [有効] になっています。

                                              2. ファイアウォールを [無効] にする場合
                                                以下のコマンドを実行してファイアウォールを [無効] に設定します。
                                                netsh advfirewall set currentprofile state off

                                              3. ファイアウォールを [有効] にする場合
                                                以下のコマンドを実行してファイアウォールを [有効] に設定します。
                                                netsh advfirewall set currentprofile state on

                                                  1. ルールの設定状況の設定
                                                    1. ルールの設定状況の確認
                                                      以下のコマンドを実行してファイアウォールのルールの設定状況を確認します。
                                                      netsh advfirewall firewall show rule all

                                                  2. リモート管理の設定
                                                    1. リモート管理の設定の確認
                                                      以下のコマンドを実行してリモート管理の設定状況を確認します。
                                                      netsh advfirewall show currentprofile settings

                                                      初期設定では [RemoteManagement] は [Disable] (無効) になっています。

                                                    2. リモート管理を [有効] に設定する場合
                                                      以下のコマンドを実行してリモートファイアウォール管理を [有効] に設定します。
                                                      netsh advfirewall set currentprofile settings remotemanagement enable

                                                    3. リモート管理のファイアウォール例外を [有効] に設定する場合
                                                      以下のコマンドを実行してリモート管理のファイアウォール例外を [有効] に設定します。
                                                      netsh advfirewall firewall set rule group="リモート管理" new enable=yes

                                                    4. リモート管理を [無効] に設定する場合
                                                      以下のコマンドを実行してリモートファイアウォール管理を [無効] に設定します。
                                                      netsh advfirewall set currentprofile settings remotemanagement disable

                                                    5. リモート管理のファイアウォール例外を [無効] に設定する場合
                                                      以下のコマンドを実行してリモート管理のファイアウォール例外を [無効] に設定します。
                                                      netsh advfirewall firewall set rule group="リモート管理" new enable=no

                                                          1. Windows 自動更新の設定
                                                            1. Windows 自動更新の設定状況の確認
                                                              以下のコマンドを実行して Windows Update の自動更新の設定状況を確認します。
                                                              cscript %windir%system32scregedit.wsf /AU /v

                                                              初期設定では自動更新の設定はされていません。

                                                            2. Windows 自動更新を [有効] にする場合
                                                              以下のコマンドを実行して Windows 自動更新を [有効] に設定します。
                                                              cscript %windir%system32scregedit.wsf /AU 4

                                                            3. Windows 自動更新を [無効] にする場合
                                                              以下のコマンドを実行して Windows 自動更新を [無効] に設定します。
                                                              cscript %windir%system32scregedit.wsf /AU 1

                                                              1. 更新プログラムの適用
                                                                1. 更新プログラムをサーバーに保存します。
                                                                2. 以下のコマンドを実行して更新プログラムを適用します。
                                                                  wusa <更新プログラム>.msu /quiet??

                                                                  ※Hyper-V 用の更新プログラムは KB950050 になります。

                                                                  1. 役割 / 機能の追加
                                                                    1. 役割 / 機能の確認
                                                                      以下のコマンドを実行してインストールされている役割 / 機能を確認します。
                                                                      oclist?

                                                                      oclist を実行すると追加できる役割 / 機能の更新名が表示されます。

                                                                    2. 役割 / 機能の追加以下のコマンドを実行してインストールされている役割 / 機能を確認します。
                                                                      ocsetup <更新名>?

                                                                          1. Hyper-V を追加する場合は以下のコマンドになります。

                                                                            ocsetup Microsoft-Hyper-V

                                                                        1. 更新プログラムのインストール
                                                                          1. インストールされている更新プログラムの確認
                                                                            以下のコマンドを実行してインストールされている更新プログラムを確認します。
                                                                            wmic qfe

                                                                          2. 更新プログラムの適用
                                                                            1. Microsoft Business Security Analyser を使用する場合
                                                                              Server Core でも Microsoft Business Security Analyzer を使用することができます。
                                                                              適用可能な更新プログラムを抽出するのに利用することができます。
                                                                              1. MBSA のダウンロード
                                                                                以下のサイトから MBSA をダウンロードします。

                                                                                Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA)

                                                                              2. MBSA のインストール
                                                                                以下のコマンドを実行して MBSA をインストールします。
                                                                                msiexec /i <MBSA>.msi

                                                                                サーバー上に MBSA をインストールしたくない場合は他のサーバーに一度インストールし
                                                                                mbsacli / wusscan.dll をコピーしても使用することができます。

                                                                              3. MBSA による更新プログラムの確認
                                                                                以下のコマンドを実行して更新プログラムの一覧を作成します。
                                                                                一覧には更新プログラムのダウンロード先も出力されますので必要なものをダウンロードし適用します。
                                                                                mbsacli /xmlout /catalog <オフラインカタログの保存先>wsusscn2.cab > <確認結果の出力先>

                                                                                出力結果の先頭に <?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?> を記述すると XML ファイルとして開くことが可能です。

                                                                                オフラインカタログのダウンロード先
                                                                                http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=76054

                                                                            1. WUAPI を利用する場合
                                                                              以下のサイトに WUAPI を使用して VBScript から更新プログラムをインストールするためのサンプルが掲載されています。

                                                                              Searching, Downloading, and Installing Updates

                                                                              Hyper-V Server の [Hyper-V の構成] (hvconfig.cmd) の [更新プログラムとダウンロードとインストール] もこれと同等のスクリプト (WUA_SearchDownloadInstall.vbs) が使用されています。

                                                                              Server Core 環境でサンプルプログラムを実行してみたところ正常に稼働し、更新プログラムのダウンロード / インストールを行うことができました。

                                                                              プロキシ環境下では [netsh winhttp] (2003 以前の proxycfg コマンド) コマンドを使用してプロキシの設定をする必要があるかも知れません。

                                                                                1. 解像度の変更
                                                                                  以下の記事に解像度の変更方法が紹介されています。
                                                                                  【Windows Server 2008】Hyper-V に展開した Server Core の画面サイズを変更する
                                                                                  Windows Server 2008 Server Coreの画面解像度を変更する

                                                                                  レジストリエディタで
                                                                                  [HKEY_LOCAL_MACHINESYSTEMCurrentControlSetControlVideo{GUID}000]

                                                                                  [DefaultSettings.XResolution] (横方向)
                                                                                  [DefaultSettings.YResolution] (縦方向)
                                                                                  を変更することにより解像度を変更できます。
                                                                                  どの {GUID} を変更するかは Device Description の値で確認します。
                                                                                  800?× 600 、1024?× 768 、 1280?× 720 、 1440 × 900
                                                                                  ぐらいが設定の値になるでしょうか。

                                                                                2. 統合サービスのインストール
                                                                                  Hyper-V で使用している場合は 統合サービスをインストールすることができます。
                                                                                  CD の自動再生はされないため、[統合サービス セットアップ ディスクの挿入] を選択しただけではインストールすることはできません。
                                                                                  統合サービス セットアップ ディスクは CD ですので CD ドライブにメディアが挿入されています。
                                                                                  以下のコマンドを実行することにより、セットアップを実行できます。
                                                                                  cd /d?<CDドライブ>
                                                                                  support<プロセッサアーキテクチャ>setup.exe

                                                                                  プロセッサアーキテクチャは x64 の場合は [amd64] 、x86 の場合は [x86] になります。

                                                                                  [実行例]

                                                                                  cd /d?d:
                                                                                  supportamd64setup.exe
                                                                                3. ?

                                                                                  • ?sysprep

                                                                                  コマンドプロンプトで、sysprep を一般化する設定で実行する方法です。

                                                                                  c:windowsssytem32sysprepsysprep.exe /generalize /oobe

                                                                                  ?

                                                                                  ?

                                                                                  Written by Masayuki.Ozawa

                                                                                  1月 11th, 2009 at 6:00 am

                                                                                  Posted in Windows Server

                                                                                  Windows Server 2008 R2 日本語 Beta Server Core のインストール画面

                                                                                  leave a comment

                                                                                  Server Core でインストールをしてみました。

                                                                                  エディションのインストール時に [(Server Core Installation)] を選択する以外は
                                                                                  フルインストール時と変わりはありません。
                                                                                  image?

                                                                                  Serve Core / フルインストール共通ですが、初回起動時に[Administrator] のパスワード設定が求められるようになっています。

                                                                                  2009/01/21 追記
                                                                                  フルインストールは 2008 でも初回起動時にパスワード設定が求められますよね…。
                                                                                  失礼しました。

                                                                                  image

                                                                                  Windows Server 2008 では一度ブランクパスワードでログインしてからパスワードを変更する必要がありました。
                                                                                  ?image

                                                                                  この変更はわかりやすくなっていていいですね♪

                                                                                  Written by Masayuki.Ozawa

                                                                                  1月 11th, 2009 at 2:46 am

                                                                                  Posted in Windows Server

                                                                                  Windows 7 の一般ダウンロードが可能になりました

                                                                                  leave a comment

                                                                                  今朝、Windows 7 のページを確認したところ Beta 版のダウンロードが可能になっていました。
                                                                                  ?
                                                                                  ダウンロードはこちらから↓

                                                                                  Written by Masayuki.Ozawa

                                                                                  1月 11th, 2009 at 1:27 am

                                                                                  Posted in Windows Client

                                                                                  Windows Server 2008 R2 Beta の一般ダウンロードが可能になりました

                                                                                  leave a comment

                                                                                  Windows Server 2008 R2 の Beta 版の一般ダウンロードが可能になりました。
                                                                                  ?
                                                                                  ダウンロードはこちらから↓
                                                                                  ?
                                                                                  Windows 7 もダイレクトダウンロードのリンクはいろいろなサイトで公開されているのですが、
                                                                                  親ページ が見つからないです…。
                                                                                  ?
                                                                                  ?
                                                                                  ?
                                                                                  ?

                                                                                  Written by Masayuki.Ozawa

                                                                                  1月 10th, 2009 at 1:58 pm

                                                                                  Posted in Windows Server

                                                                                  Windows 2008 R2 日本語 Beta のインストール画面

                                                                                  leave a comment

                                                                                  Windows 2008 R2 日本語 Beta のインストール画面です。
                                                                                  こちらも画面が多いので重いかと思います…。

                                                                                  image image?image?

                                                                                  ?image? image? image

                                                                                  image image? image

                                                                                  image image

                                                                                  Written by Masayuki.Ozawa

                                                                                  1月 8th, 2009 at 11:22 pm

                                                                                  Posted in Windows Server

                                                                                  Windows 7 日本語 Beta のインストール画面

                                                                                  leave a comment

                                                                                  Windows 7 日本語 Beta をインストールした際の画面キャプチャをぺたぺた貼ってみました。
                                                                                  画像が多いのでページが重いと思います。すみません…。

                                                                                  image? image?? image

                                                                                  ?image? image???? image

                                                                                  ?image?? image image

                                                                                  image? image image

                                                                                  Written by Masayuki.Ozawa

                                                                                  1月 8th, 2009 at 3:10 pm

                                                                                  Posted in Windows Client

                                                                                  Windows Server 2008 R2 / Windows 7 日本語 Beta 版の提供開始

                                                                                  leave a comment

                                                                                  TechNet Plus Subscription / MSDN Subscription で日本語版の Windows Server R2 / Windows 7 の日本語 Beta 版の
                                                                                  提供が開始されています。
                                                                                  WinHEC 参加者で connect に登録している場合もダウンロードが可能になっていますね。

                                                                                  公開されているものとしては初の日本語 Beta 版になるのでしょうか?

                                                                                  家に帰ったら早速ダウンロードしなければ。

                                                                                  WSFC の構築も検証をかねて Windows Server 2008 R2 版を書いてみたいと思います。

                                                                                  Written by Masayuki.Ozawa

                                                                                  1月 8th, 2009 at 3:23 am

                                                                                  Posted in Windows Server

                                                                                  SQL Server 2008 でメンテナンス プランを実行する際の注意点

                                                                                  leave a comment

                                                                                  SQL Server 2005 では SP1 以降であれば SQL Server Integration Serivces (SSIS) を
                                                                                  インストールしなくてもメンテナンス プランを実行することができましたが、SQL Server 2008 では
                                                                                  SSIS をインストールしないとメンテナンス プランが実行できなくなっています…。

                                                                                  メンテナンス プランは SSIS パッケージとして作成され、SQL Server エージェントのステップで
                                                                                  SSIS パッケージを DTEXEC.EXE を使用して実行しています。
                                                                                  SQL Server 2005 SP1 以降では SSIS をインストールしていなくても DTEXEC.EXE を実行できたのですが
                                                                                  SQL Server 2008 では実行できなくなっています。
                                                                                  # ヘルプすら表示することができません。

                                                                                  以下はコマンドプロンプトで DTEXEC.EXE を実行した際の出力結果です。
                                                                                  SQL Server エージェントから作成したメンテナンスプランを実行しても同じエラーメッセージが出力されます。

                                                                                  >dtexec /?
                                                                                  Microsoft (R) SQL Server Execute Package Utility
                                                                                  Version 10.0.1600.22 for 64-bit
                                                                                  Copyright (C) Microsoft Corp 1984-2005. All rights reserved.

                                                                                  SQL Server パッケージ実行ユーティリティを起動するには、SQL Server 2008 のいずれ
                                                                                  かのエディション (Standard、Enterprise、Developer、または Evaluation) で Integra
                                                                                  tion Services をインストールする必要があります。Integration Services をインスト
                                                                                  ールするには、SQL Server セットアップを実行して Integration Services を選択して
                                                                                  ください。

                                                                                  SSIS がインストールできるのは上記エラーメッセージで表示されている 4 種類になります。
                                                                                  [Workgroup] / [Web] / [Express] / [Express Advanced] ではインストールできないので
                                                                                  これらのエディションではメンテナンス プランが使えそうにないです…。

                                                                                  可能であれば SQL Server 2005 と同様の動きにしてもらいたいものです。

                                                                                  2009/01/20 23:59 追記
                                                                                  CU3 を適用すると SSIS をインストールしなくてもメンテナンスプランが実行できるようになります。

                                                                                  ?

                                                                                  Written by Masayuki.Ozawa

                                                                                  1月 7th, 2009 at 2:45 pm

                                                                                  Posted in SQL Server

                                                                                  [ZDNET]Windows 7のパブリックベータ の提供時期

                                                                                  leave a comment

                                                                                  ZDNET から
                                                                                  Windows 7のパブリックベータ、今週中にリリースか

                                                                                  1/9 (金) にパブリックベータが公開されるかも知れないとのことです。
                                                                                  Windows Server 2008 R2 も同時期にパブリックベータの提供が開始されるようです。

                                                                                  プライベートベータは 1 月 7 日夜または 1 月 8 日 のようですので Win HEC 参加者であれば
                                                                                  少し早めに入手できるかもしれないですね。

                                                                                  Written by Masayuki.Ozawa

                                                                                  1月 7th, 2009 at 11:34 am

                                                                                  Posted in Windows Server

                                                                                  WSFC 構築手順 [構築編] その 3

                                                                                  leave a comment

                                                                                  <WSFC 構築手順 [構築編] その 2

                                                                                  コマンドラインからクラスタを構築するためにはコマンドプロンプトから以下の形式でコマンドを実行します。
                                                                                  CLUSTER コマンドを実行するコマンドプロンプトは管理者として実行する必要があります。

                                                                                  管理者として実行していない場合は以下のエラーになります。

                                                                                  >CLUSTER /CLUSTER:2008-WSFC-01 /CREATE /NODES:"2008-NODE-01,2008-NODE-02" /IPADDRESS:10.0.1.100/255.0.0.0
                                                                                  ? 4% クラスタ 2008-WSFC-01 を初期化しています。
                                                                                  ? 9% ノード 2008-NODE-01 のクラスタ状態を検証しています。このフェーズは、クラスタ オブジェクト ‘2008-NODE-01’ で 5 (0x00000005) のエラー状態になったために失敗しました。
                                                                                  このフェーズは、クラスタ オブジェクト ‘2008-NODE-01’ で 5 (0x00000005) のエラー状態になったために失敗しました。

                                                                                  システム エラー 5 が発生しました (0x00000005)。
                                                                                  アクセスが拒否されました。

                                                                                  1. 複数ノードクラスタを構築する場合
                                                                                    CLUSTER /CLUSTER:<クラスタ名> /CREATE /NODES:"<ノード1>,<ノード2>" /IPADDRESS:<クラスタの IP アドレス>/<サブネットマスク>

                                                                                    [実行例]

                                                                                    >CLUSTER /CLUSTER:2008-WSFC-01 /CREATE /NODES:"2008-NODE-01,2008-NODE-02" /IPADDRESS:10.0.1.100/255.0.0.0
                                                                                    ? 4% クラスタ 2008-WSFC-01 を初期化しています。
                                                                                    ? 9% ノード 2008-NODE-01 のクラスタ状態を検証しています。
                                                                                    13% コンピュータ オブジェクト 2008-WSFC-01 のドメインを検索しています
                                                                                    18% ドメインのコンピュータ オブジェクト 2008-WSFC-01 を確認しています
                                                                                    22% コンピュータ オブジェクト 2008-WSFC-01 をクラスタ名オブジェクトとして構成しています
                                                                                    27% ノード 2008-NODE-01 への Microsoft Failover Cluster Virtual Adapter のインストールを検証しています。
                                                                                    31% ノード 2008-NODE-01 へのクラスタ ディスク ドライバのインストールを検証しています。
                                                                                    36% ノード 2008-NODE-01 にクラスタ サービスを構成しています。
                                                                                    40% ノード 2008-NODE-02 への Microsoft Failover Cluster Virtual Adapter のインストールを検証しています。
                                                                                    45% ノード 2008-NODE-02 へのクラスタ ディスク ドライバのインストールを検証しています。
                                                                                    50% ノード 2008-NODE-02 にクラスタ サービスを構成しています。
                                                                                    54% ノード 2008-NODE-01 でクラスタ サービスを開始しています。
                                                                                    54% ノード 2008-NODE-02 でクラスタ サービスを開始しています。
                                                                                    59% クラスタ 2008-WSFC-01 を形成しています。
                                                                                    63% 2008-WSFC-01 にクラスタ共通プロパティを追加しています。
                                                                                    68% クラスタ 2008-WSFC-01 にリソースの種類を作成しています。
                                                                                    72% グループ ‘クラスタ グループ’ を作成しています。
                                                                                    72% グループ ‘使用可能記憶域’ を作成しています。
                                                                                    77% IP アドレス リソース ‘クラスタ IP アドレス’ を作成しています。
                                                                                    81% ネットワーク名リソース ‘2008-WSFC-01’ を作成しています。
                                                                                    86% コンピュータ オブジェクト 2008-WSFC-01 のドメインを検索しています
                                                                                    90% ドメインのコンピュータ オブジェクト 2008-WSFC-01 を確認しています
                                                                                    95% コンピュータ オブジェクト 2008-WSFC-01 をクラスタ名オブジェクトとして構成しています
                                                                                    ?

                                                                                    100% リソース グループ ‘クラスタ グループ’ をオンラインにしています。

                                                                                    /NODES に複数ノードを指定することにより、1 コマンドで複数ノードクラスタを構築できます。

                                                                                  2. 最初に 1 ノードクラスタで構築し、構築後にノードを参加させる
                                                                                    CLUSTER /CLUSTER:<クラスタ名> /CREATE /NODES:"<ノード1>" /IPADDRESS:<クラスタの IP アドレス>/<サブネットマスク>
                                                                                    CLUSTER /CLUSTER:<クラスタ名> /ADDNODES /NODES:"<ノード2>"

                                                                                    [実行例]

                                                                                    >CLUSTER /CLUSTER:2008-WSFC-01 /CREATE /NODES:"2008-NODE-01" /IPADDRESS:10.0.1.100/255.0.0.0

                                                                                    ? 5% クラスタ 2008-WSFC-01 を初期化しています。
                                                                                    10% ノード 2008-NODE-01 のクラスタ状態を検証しています。
                                                                                    15% コンピュータ オブジェクト 2008-WSFC-01 のドメインを検索しています
                                                                                    21% ドメインのコンピュータ オブジェクト 2008-WSFC-01 を確認しています
                                                                                    26% コンピュータ オブジェクト 2008-WSFC-01 をクラスタ名オブジェクトとして構成しています
                                                                                    31% ノード 2008-NODE-01 への Microsoft Failover Cluster Virtual Adapter のインストールを検証しています。
                                                                                    36% ノード 2008-NODE-01 へのクラスタ ディスク ドライバのインストールを検証しています。
                                                                                    42% ノード 2008-NODE-01 にクラスタ サービスを構成しています。
                                                                                    47% ノード 2008-NODE-01 でクラスタ サービスを開始しています。
                                                                                    52% クラスタ 2008-WSFC-01 を形成しています。
                                                                                    57% 2008-WSFC-01 にクラスタ共通プロパティを追加しています。
                                                                                    63% クラスタ 2008-WSFC-01 にリソースの種類を作成しています。
                                                                                    68% グループ ‘クラスタ グループ’ を作成しています。
                                                                                    68% グループ ‘使用可能記憶域’ を作成しています。
                                                                                    73% IP アドレス リソース ‘クラスタ IP アドレス’ を作成しています。
                                                                                    78% ネットワーク名リソース ‘2008-WSFC-01’ を作成しています。
                                                                                    84% コンピュータ オブジェクト 2008-WSFC-01 のドメインを検索しています
                                                                                    89% ドメインのコンピュータ オブジェクト 2008-WSFC-01 を確認しています
                                                                                    94% コンピュータ オブジェクト 2008-WSFC-01 をクラスタ名オブジェクトとして構成しています

                                                                                    100% リソース グループ ‘クラスタ グループ’ をオンラインにしています。
                                                                                    >CLUSTER /CLUSTER:2008-WSFC-01 /ADDNODE /NODES:"2008-NODE-02"

                                                                                    ノード 2008-NODE-02 を構成しています
                                                                                    —————————————
                                                                                    12% ノード 2008-NODE-02 のクラスタ状態を検証しています。
                                                                                    25% クラスタ 2008-WSFC-01 の現在のノード メンバシップを取得しています。
                                                                                    37% ノード 2008-NODE-02 をクラスタ構成データに追加しています。
                                                                                    50% ノード 2008-NODE-02 への Microsoft Failover Cluster Virtual Adapter のインストールを検証しています。
                                                                                    62% ノード 2008-NODE-02 へのクラスタ ディスク ドライバのインストールを検証しています。
                                                                                    75% ノード 2008-NODE-02 にクラスタ サービスを構成しています。
                                                                                    87% ノード 2008-NODE-02 でクラスタ サービスを開始しています。
                                                                                    100% ノード 2008-NODE-02 がクラスタの完全に機能するメンバであることを確認する通知を待っています。

                                                                                  コマンドプロンプトから構築した場合はどちらのパターンでも [クォーラム構成] は [ノード マジョリティ] となっています。

                                                                                  image

                                                                                  CLUSTER /QUORUM コマンドを使用して適切なクォーラム構成に変更する必要があります。
                                                                                  設定変更に関しては WSFC 構築手順 [設定編] で記載したいと思います。

                                                                                  また、GUI の場合はドメインユーザーでないとクラスタの構築はできませんでしたが、コマンドプロンプトから実行する場合は
                                                                                  作業しているローカルアカウントとパスワードが同一のユーザーが Active Directory に存在しておりコンピュータアカウントの
                                                                                  操作ができる場合はクラスタの構築ができてしまします。
                                                                                  # ミラーアカウントで認証がとれ、コンピュータアカウントが作成できるとクラスタの構築ができます。

                                                                                  この場合、コンピュータアカウントのセキュリティは以下のようになります。

                                                                                  ?image

                                                                                  以下が WMIC で取得したユーザー名と SID の情報になります。

                                                                                  >wmic USERACCOUNT where "(Name=’Administrator’)" get Caption,Name,SID
                                                                                  Caption?????????????????????????????????? Name???????????? SID
                                                                                  2008-NODE-01Administrator?? Administrator? S-1-5-21-72470293-2089513440-1915596142-500
                                                                                  LABAdministrator?????????????????? Administrator? S-1-5-21-1041543157-1405777126-2591041755-500

                                                                                  LABAdministrator の SID ではなく 2008-NODE-01Administrator の SID が設定されています。
                                                                                  ドメインに他のサーバーのローカルアカウントが登録されている状態になりますので何が起きるかわかりません…。

                                                                                  今回の [その3] までで構築の一通りのパターンは試せたと思います。

                                                                                  次回以降で設定系の内容を [設定編] として記載したいと思います。

                                                                                  >WSFC 構築手順 [設定編] ネットワーク設定

                                                                                  Written by Masayuki.Ozawa

                                                                                  1月 6th, 2009 at 2:30 pm

                                                                                  Posted in MSCS/WSFC(MSFC)