インストールの最後に警告は表示されているのですが飛ばしていてドハマりしました…・
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Office 365 の利用を想定した Exchange のスキーマ拡張について
Office 365 でディレクトリ同期をする場合、オンプレミスの AD の属性が同期されます。
ディレクトリ同期により同期されたユーザーの属性は Office 365 のコントロールパネルや Exchange Online のコントロールパネルからは変更することができなくなります。
Office 365 では Exchange のスキーマ拡張により拡張された属性の一部が使用されており、Exchange を導入していない環境ではスキーマ拡張により拡張される属性が変更できなくなります。
例えば、msExchHideFromAddressLists という属性は Exchange のスキーマ拡張により拡張されるアドレス帳に表示しないように設定するための設定になりますが、ディレクトリ同期により同期されたユーザーに関しては Exchange のコマンドレットを使用して Office 365 上のデータを直接修正できないため、Exchange のスキーマ拡張を実施していない AD の環境では同期ユーザーについてはアドレス帳に非表示するということが出来なくなります。
同期されている属性に関しては以下の技術情報が参考になります。
Office 365 に同期した属性値のリスト、および オンプレミスのActive Directory Domain Services に書き戻された属性値のリスト
SR に確認をしたところ Exchange Server 2010 の評価版メディアを使用してオンプレミスの AD のスキーマ拡張を実施するのはライセンスを保有していなくても実施しても良いとのことでした。
Exchange のスキーマ拡張を実施していれば、ADSI エディターを使用して属性を修正することで Exchange 向けの設定を使用することができるようになりますので、Exchange 以外のメール環境を使用していた場合にはスキーマ拡張を手動で実施することも視野に入れた方が良さそうですね。
SCVMM 2012 RC を RTM にアップグレードできるか
本日、TechNet / MSDN サブスクリプション向けに SCVMM 2012 RTM が提供されたので RC からアップグレードできるか試してみました。
SQL Server のログローテーション
Microsoft SQL Server Japan Support Team Blog さんのブログで [Tips] SQL Server エラーログとイベント ログを採取する (SQL 2000 ~ 2008 R2) についての記事がありましたので、私はログのローテーションについて書いてみたいと思います。
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Exchange 2010 のエッジサブスクリプションの設定
私が使用している検証環境はエッジトランスポートと MBX + CAS + HUB の 2 台構成の環境となっています。
エッジトランスポートにエッジサブスクリプションを設定していなかったので Exchange 2010 SP1 RU1 をインストールするついでに設定してみました。
コンテンツエディター Web パーツを使用して SharePoint Online で JavaScript を使用
Office 365 の ShareaPoint Online で HTML 編集やコンテンツエディター Web パーツで JavaScript テキスト内に埋め込もうとすると、編集を確定すると JavaScript が無効になってしまいます。
今回の投稿ではコンテンツエディター Web パーツで JavaScript を参照することで、サイト内で JavaScript を使用してみたいと思います。
SQL Server 2012 Express Edition の上限について
SQL Server Express Edition はいろいろな製品のデータストアとして使用されていることがあると思います。
今回の投稿では SQL Server 2012 Express Edition の CPU / メモリ / ディスクの上限を改めて整理してみたいと思います。
Express Edition のインストーラーは以下からダウンロードできます。
MicrosoftR SQL ServerR 2012 Express
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SQL Server 2012 のメモリ関連の KB について
SQL Server 2012 のメモリ関係の情報が KB に上がっていたのでメモとして。
Windows Server 8 Beta に SCVMM 2012 CTP をインストール
Windows Server 8 Beta で SCVMM 2012 をインストールするために以下のダウンロードが提供されています。
Updates to System Center 2012 allowing for joint evaluation of System Center 2012 and Windows Server“8” Beta
CTP of System Center 2012 Service Pack 1 (SP1) Documentation
SCVMM 2012 CTP を Windows Server 8 Beta にインストールするためにはこのインストーラーを使用する必要があります。
今回の投稿では Windows Server 8 Beta へのインストールを試してみたいと思います。
データ圧縮とトランザクションログの関係について
SQL Server 2008 以降の Enterprise Editionではデータ圧縮 (行圧縮 / ページ圧縮) の機能が追加されました。
この機能を使用すると CPU 使用率とのトレードオフでデータを圧縮することが可能となり、ディスク / バッファキャッシュの使用率を抑えることができるようになります。
データ圧縮は 「データ」 にかかわる個所にしか効果はないのでしょうか?
今回はこの点に関してまとめてみたいと思います。