SQL Server / Azure SQL Database では、Always Encrypted という暗号化の機能があります。
この機能は、列マスターキー (CMK) と列暗号化キー (CEK) という 2 種類の暗号化のためのキーを使用して、データの暗号化を行います。
データは常に暗号化された状態で取り扱われ、暗号化を指定した列についてはディスク / メモリ / ネットワーク上で常に暗号化された状態となり、適切な暗号化キーにアクセスができない状態では、SQL Server の管理者であったとして、暗号化されたデータを複合化することができないという特徴があります。
本ブログでもこの機能について触れていたことはありますが、改めて思い出す必要がありましたので情報を残しておきたいと思います。