先日投稿した SQL Server 2022 で Non-yielding Scheduler 発生時の出力内容が追加されていました は SQL Server 2022 向けの情報となり、投稿時点の最新バージョンの SQL Server を使用することで、ERRORLOG から g_copiedStackInfo のコンテキストを取得し、スケジューラーを解放しないスレッドのスタックを確認することができることを確認しました。
それ以外のバージョンでは、ダンプが出力されたタイミングでしか確認できないとなると、発生時の初回の情報しか確認でいないことになり、SQL Server のサービスを連続稼働している最中のエラーの原因特定が困難になってしまいます。
これを解消することができないか、考えていたところ「nonyield_copiedstack_ring_buffer_recorded」という拡張イベントを見つけることができました。