以前、Azure SQL Database の Premium / Business Critical のゾーン冗長と性能への影響 という投稿を書きました。
2022/4 に General availability: Zone redundancy for Azure SQL Database general purpose tier というアナウンスがあり、General Purpose (汎用目的) でも、ゾーン冗長構成がサポートされるようになりました。
汎用目的の場合、General Purpose サービス レベルのゾーン冗長可用性 で解説されているように、ゾーン冗長は次のような構成となります。
汎用目的のゾーン冗長では、Premium / Business Critical とは異なり、AlwaysOn 可用性グループによるデータベースの冗長化ではなく、データベースのファイルをストレージレイヤーで冗長化させ、各可用性ゾーンにスペアノードを配置するという構成となっています。
このような構成の場合に、ゾーン冗長を使用した場合にどのように性能に影響が出るのかを、前回と同様に確認してみました。