SQL Server のバージョンアップや、クラウド移行 (SQL Database / Managed Instance への移行) を実施する際のアセスメントと移行を行うためのツールとして Data Migration Assistant (DMA) というツールが公開されています。
このツールでは、Data Migration Assistant を使用した SQL Server 移行評価の実行 の 評価するデータベースと拡張イベントトレースの追加 に記載されているように、拡張イベント (xEvent) をインプットとして、アドホッククエリのシンタックスエラーのチェックを行うことができるようになります。
この、拡張イベントを入力としたアドホッククエリのチェックですが、4/7 時点のドキュメントに書いている内容を実施しても拡張イベントを使用した処理が行われていないように見えました。
先週 MicrosoftR Data Migration Assistant v5.1 の公開が行われたようで、本日この内容を確認していたところ、次の記載がありました。
(最新バージョンを使用すると SQL Server 2019 を移行元として使用することもできるようになっています)
sql_batch_completed event for application / xevent trace assessments
拡張イベントを入力として使用する場合、「sql_batch_completed」をイベントとして取得しないといけないようです。