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SQL Server 2019 RC1 が公開されました

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月次で公開されている SQL Server 2019 の新しい Preview ですが、CTP (Community Technical Preview) から RC (Release Candidate : 製品候補版) に変わり、First RC となる RC1 が公開されました。

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2019/8/29 に Big Data Cluster も RC1 がリリースされました。

データベースエンジン

今回の RC で新しく追加された大きな機能というのはなさそう (UTF-8 のサポート機能の強化は入っているようですが)ではあるのですが、大きめの内容としては Always On Availability Group Kubernetes operator not supported がありそうです。

SQL Server 2019 CTP 2.0 で AlwaysOn 可用性グループを Kubernetes 上に展開するための Operator が提供されていたのですが、RC ではサポートされなくなっており、

Issue and customer impact: The Kubernetes operator for Always On Availability Groups is not supported in this release candidate and will not be available at RTM.

というような扱いとなっているようです。

RTM でも利用できないことが記述されているのですが、これがリリース直後の状態なのか、それともリリース後にも機能追加が行われないのかが見えないところですね…。

PolyBase で 3rd Party 製の ODBC ドライバーを使用する場合は、CTP 3.1 までと CTP 3.2 / RC1 では動作可否が変わってきているようなので、テストする際には注意してください。

CTP 3.2 / RC1 では、MySQL の ODBC ドライバーはクエリの実行ができたのですが、それ以外にいくつかの ODBC ドライバーを試してみたら CTP 3.1 で実行できていたものがエラーとなってしまうものが出てきました。
CTP 3.2 で PolyBase の外部テーブルのスキーマ認識に変更が入っているため、それに起因しているのではと思っているのですが…。
(この現象は、いくつかの方法でフィードバックはしておきましたが)

 

Analysis Services

CTP 3.2 までの内容がベースとなっているようですが RC1 になって、クエリ インターリーブ が追加されているようです。

クエリの同時実行性を向上させるための機能となるようですね。

Reporting Services

SSRS については CTP までは機能追加が行われていなかったのですが、RC1 になっていくつかの機能が追加されています。

  • カタログデータベースを Managed Instance でホスト可能
  • Azure AD Application Proxy の SSRS での利用
  • Power BI Premium データセットのサポート
  • Report Builder のアップデート
  • 代替テキストのサポート
  • PDF ドキュメントの PDF/UA のサポート

Big Data Cluster

Big Data Cluster については、高可用性環境のクラスターを構築することができるようになりました。

高可用性環境のデプロイでは、Master Instance が可用性グループで作成されるようになり、master / msdb といったデータベースについても保護されており、新規に作成したデータベースは自動的に可用性グループに追加されるようです。

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アップデートとしては Azure Data Studio と SQL Database 向けについてもアナウンスがありました。

Azure Data Studio

SandDance と Notebook 向けの更新が行われているようですね。

SQL Database

Box の SQL Server では 2019 で追加されますが、セキュリティ機能である検出と分類の機能が、SQL Database では、GA となりました。

機能の詳細については Azure SQL Database and SQL Data Warehouse data discovery & classification で確認できますが、列に対して情報種別やラベルを付与することで、機密情報の管理性を向上させ、設定を行った列にアクセスを行った際には、監査ログ上にラベルの情報が出力されるようになり、「どのようなクエリで機密情報にアクセスが行われたか」の調査性を向上させることができます。

新しくなった、Azure VM SQL リソースプロバイダーの発表時に情報が公開されていました、Azure SQL のブレードが提供開始されたようです。

これで、Azure で構築している SQL Server ベースの環境を統合して確認できるようになりましたね。
(SQL Server シリーズも随分と増えましたので、まとまっているビューがあると多少楽かと)

作成も、このブレードからできるようになり、どのタイプの SQL Server を展開するかを選択できるようです。

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Managed Instance

SQL Database Managed Instance でグローバルトレースフラグがサポートされ、いくつかのトレースフラグの有効化がユーザー主体でできるようになっています。

Written by masayuki.ozawa

8月 22nd, 2019 at 10:00 am

Posted in SQL Server

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