6/12 にいくつかの更新が発表されていましたのでまとめて確認しておこうかと。
Advanced Data Security available for SQL Server on Azure Virtual Machines
SQL Server on Azure VM で高度なデータセキュリティ機能が利用可能になりました。
SQL Database では以前から実装されていますが、この技術が IaaS の SQL Server でも使用できるようですね。
機能としては、次の 2 種類が使用できるようになるようです。
- 脆弱性評価
- 高度な脅威検知
次のような情報も併せて公開されていますね。
- Advanced data security for SQL Server is coming to Azure Virtual Machines
- IaaS の SQL サーバー向け Advanced Data Security
脅威検知については、現状は、通常とは異なるアクセスについての検知が利用できるようですが、SQL インジェクションのようなクエリ実行に対しての検知の提供も準備されているようですね。
Azure SQL Database Managed Instance でリージョンのリソース制限のサポートが拡大されました
Managed Instance はサブスクリプション内にデプロイできる数がかなり少なく制限されていたのですが、この制限が緩和されたようです。
以前はこのような制約でしたが、結構緩和されていますね。
最新のリソース制限については こちら を確認していただければ。
General availability: 4 vCore Azure SQL Database managed instances on Gen5 hardware
Gen5 については 4 コアモデルの提供が開始されました。
価格の情報 と リソース制限 の情報も更新されています。
4 コアモデルであれば、今までと比べるとかなりやすく使用できますね。
デモがやりやすくなりうれしい限りです。
Dev/test pricing option for individual Visual Studio subscribers is now available for Azure SQL Database managed instance
こちらもうれしい情報なのですが、Visual Studio サブスクリプションについている Azure サブスクリプションで、Managed Insance が利用できるようになりました。
さらに「開発テスト用従量課金プラン」と同様に 55% ディスカウントされた金額で利用できますので、検証時の費用は結構抑えられそうです。
Azure SQL Database default configuration changing soon
新しいデータベースを作成した際のデフォルトの構成が汎用目的 / 2 vCore / Gen5 のモデルとなりました。
オプションを何も設定せずに CREATE DATABASE すると次のような DB で作成されます。