SQL Server on Linux のデフォルトの照合順序ですが、「SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS」が設定されています。
SoL のセットアップはテンプレートのシステムデータベースを Linux のファイルシステムにコピーすることで展開を行っているため、初期セットアップ時に照合順序を指定することができません。
通常の SQL Server であれば、サーバーの照合順序を変更するためには、サーバーの照合順序の設定または変更 の作業が必要でしたが、SoL では、Change the SQL Server collation に記載されている「mssql-conf」を使用して変更します。
SoL で設定可能な照合順序については、「/opt/mssql/lib/mssql-conf/collations.txt」に記載されているものに限定されているようです。
# サポートされないと思いますが、追加すると XJIS_100 も使えました。
照合順序の変更は以下で実施できます。
/opt/mssql/bin/mssql-conf set-collation
SQL Server v.Next では、sqlservr.exe の起動時に「-q "Japanese_CI_AS"」というような形で -q オプションを設定して SQL Server を起動することで、サーバーの照合を変更することができるようです。
Windows 版の v.Next でも同様のオプションを使用することで、サーバー照合順序の変更を動作させることができました。
従来までのサーバーの照合順序変更と異なり、-q オプションの場合、サーバーの初期化は行われずに照合順序を変更することができているようですね。
Windows 版でサポートされるかわからないですが、サポートされると便利ですね。