SE の雑記

SQL Server の情報をメインに Microsoft 製品の勉強内容を日々投稿

Archive for 7月, 2010

RemoteFX USB デバイス リダイレクトを試してみました

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RemoteFX でまだ触れていなかった USB デバイスリダイレクトを試してみました。

ML115 G5 に BUFFALO の BWC-130H01 という USB カメラを接続しています。
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この状態で、Windows 7 SP1 Beta をインストールしているゲスト OS に接続し、USB デバイスのリダイレクトを検証してみます。

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■初期状態の確認

リモートデスクトップで接続するまの ML115 G5 の [デバイスとプリンター] の状態が以下の画像になります。
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ホスト OS に接続されているデバイスとして [USB2.0 Camera] を認識しています。

デバイス マネージャーでも [BUFFALO BWC-130H01 USB PC Camera] が認識されているのが確認できます。
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■USB デバイス リダイレクトを試す

それでは早速、RemoteFX USB デバイス リダイレクトを試してみたいと思います。
USB カメラをリソースとして選択した状態で、Windows 7 SP1 Beta のゲスト OS に接続をします。
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こちらが、リモートデスクトップで接続をした Hyper-V 上のゲスト OS の [デバイスとプリンター] の内容になります。
ホスト OS で接続をしている、USB カメラが使用できるようになっているのが確認できます。
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デバイスマネージャーからも、ゲスト OS 上のデバイスとして認識されているのが確認できます。
デバイスドライバーに関しては、ゲスト OS にインストールする必要があります。
# 今回のキャプチャは投稿を書く前にドライバーをインストールしてしまったので、すでに導入済みの状態です。
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詳しくは調べられていないのですが、[Remote Desktop USB Hub] というドライバーが USB デバイス リダイレクトで使用されているようです。
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USB デバイス リダイレクトをしている間は、ホスト OS で対象のデバイスは、[リダイレクト] 状態となるようです。
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デバイス マネージャーからも対象のデバイスの接続が外されています。
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ゲスト OS で USB カメラが使用できることが確認できればよかったのですが、私の環境ではそこまで確認をすることができませんでした。
# グラフィックボードの投資をしていない影響だと思うのですが。
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ゲスト OS をシャットダウンしたら、デバイスはホスト OS で認識されるようになりました。
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■RemoteFX USB デバイス リダイレクトを試すには

RemoteFX USB デバイス リダイレクトを試すためには、ゲスト OS の [RemoteFX 3D ビデオ アダプター] を有効にしておく必要があるようです。
3D ビデオ アダプターを有効にしていないゲスト OS では、USB デバイスがリダイレクトされません。

ホスト OS でリダイレクト状態になっていないので、
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ゲスト OS でも認識がされていません。
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[Remote Desktop USB Hub] が組み込まれていないのでリダイレクトされていないのにはこの辺の動きが関係していそうです。
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■複数台で USB デバイス リダイレクトを試すとどうなるか

3D ビデオ アダプターを有効にしたゲスト OS を複数台用意して USB デバイス リダイレクトを試すとどうなるか気になりますよね。、

1 台は RemoteFX 3D ビデオ アダプターを有効にして起動できたのですが、 2 台目はリソース不足で起動できませんでした…。
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256 MB のビデオメモリのグラフィックボードを使用しているのでこれは仕方がなさそうですね。
1GB のメモリを搭載したグラフィックボードを用意しないと検証は厳しそうです。
# 256 MB のグラフィックボードですとゲスト OS の動きも結構カクカクしているような気がします。

これで、自宅の検証環境で試せる範囲で SP1 Beta の機能を一通り触れたかなと思います。
グラフィックボードの増設は真剣に検討しないと…。

Written by Masayuki.Ozawa

7月 19th, 2010 at 5:17 am

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SP1 Beta の言語パックについて調べてみました

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SP1 Beta の英語メッセージを確認したくて、2008 R2 RTM の言語パックをインストールしようとしたところこのようなメッセージが。
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SP1 Beta 用の言語パックは別途用意しないといけないみたいですね。

SP1 Beta 用の言語パックがダウンロードできるか探してみたのですが、見つかりませんでした…。

SP1 適用前に RTM の言語パックをインストールしておけば SP1 Beta 適用後でもその言語を使用することはできそうです。
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SP1 Beta は英語のメッセージで検索したほうが情報がヒットする確率が高いので、英語の言語パックをインストールしたくて

  • SP1 Beta をアンインストール → 2008 R2 RTM の言語パックを追加 → SP1 Beta をインストール

という手順で言語パックを追加してみました。

SP1 Beta で追加されたメッセージも RTM の段階で言語パックをインストールしていれば正常に表示されました。
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Written by Masayuki.Ozawa

7月 18th, 2010 at 2:59 am

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Windows Embedded Standard 7 に SP1 Beta は適用できるか?

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Windows Embedded Standard 7 は Windows 7 がベースになっています。
最近、提供が開始された Windows 7 SP1 Beta が適用できるのか気になったので試してみました。

インストール直後のバージョンがこちらです。
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SP1 Beta を実行したところ、[Windows Embedded Service Pack 1 のインストール] と表示されました!!
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ということで、同意してインストールしてみたいと思います。
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OS のインストール時にプロダクトキーを入力しなかったので、バージョンが特定できないということでインストールできませんでした…。
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プロダクトキーを入力した場合も同様のエラーは発生しました。

う~ん。WES 7 のライセンス認証を完了させないと駄目なのかな…。
WES7 のライセンス認証の実行の仕方はまだ調べきれていないのでこの機会に調べ直さないと駄目かも。

Written by Masayuki.Ozawa

7月 17th, 2010 at 2:32 pm

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RemoteFX 3D ビデオ アダプターに再チャレンジしてみました。

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前回、RemoteFX 3D ビデオ アダプターを試してみようとしたときには、オンボードのグラフィックチップだけでしたので、
ゲスト OS を起動した際に以下のエラーが発生してしまいました。

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ちょっと、悔しかった (?) ので会社帰りに大手家電量販店に行って、以下のグラフィックボードを購入してきました。
RH4350-LE256HD/HS2

定価で 3,500 ぐらいで、たまっていたポイントを使って 1,900 円でお買い上げできました。
まぁこれぐらいの値段なら失敗しても、「悔しくなんかないやい!!」と強がってちょっとしょんぼりするレベル。

この グラフィックボードをML 115 G5 に搭載して、RemoteFX 3D ビデオ アダプター を試してみました。

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■ML115 G5 に搭載した時の問題

わくわくしながら、ML115 G5 にグラフィックボードを搭載して、電源を入れてみたらなぜか画面が表示されない…。
BIOS のアップデートしたら何か変わるかな~と思ったのですが、状況に変化はなし…。
# オンボードのディスプレイアダプタ / 追加したグラフィックボードのディスプレイアダプタのどちらにさしても表示されない。

まぁ、OS 自体は起動しているようなので、リモートデスクトップで接続ができれば支障はないので今回は無視して進めることにしました。

デバイスドライバはこちらから入手可能です。(Windows 7 x64 用を使っています。)
Display Driver Only

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■RemoteFX の情報

RemoteFX の情報をいろいろと調べてみました。
以下の技術情報を参考にすると良さそうです。(全部英語…。)

Deploying a Single Microsoft RemoteFX Server Step-by-Step Guide
Deploying Microsoft RemoteFX for Personal Virtual Desktops Step-by-Step Guide
Deploying Microsoft RemoteFX for Virtual Desktop Pools Step-by-Step Guide
Deploying Microsoft RemoteFX on a Remote Desktop Session Host Server Step-by-Step Guide

Hardware Considerations for RemoteFX
Microsoft RemoteFX

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■RemoteFX 3D ビデオ アダプター を有効にする

今回はグラフィックボードを追加しているので、RemoteFX 3D ビデオ アダプターを追加してゲスト OS を起動することができます。
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こちらが起動直後のゲスト OS のデバイス マネージャーの画面になります。
ディスプレイ アダプターは [標準 VGA グラフィック アダプター] となっています。
不明なデバイスとして表示されているのが、3D ビデオ アダプターになります。
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3D ビデオ アダプターを使うためには Windows 7 を SP1 Beta にする必要があります。

In order to use RemoteFX in a virtual desktop, you must be running one of the following editions:

  • WindowsR 7 Enterprise with SP1
  • WindowsR 7 Ultimate with SP1

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ということでさっそく SP1 をインストール。

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■RemoteFX 3D ビデオ アダプターを追加すると、VM のコンソールから接続できない。

インストールが終わったらさっそく接続をしてみます。

そうすると以下のような画面が表示されます。
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RemoteFX 3D ビデオ アダプターを追加すると、[仮想マシン接続コンソール] (VMConnect.exe) から接続ができなくなるようですね。
メッセージに表示されているようにリモート デスクトップ接続からは接続が可能です。

ちなみに SCVMM で接続をしようとすると以下のようなちょっとさびしい画面になります。
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■リモートデスクトップで接続して確認

リモートデスクトップであれば接続することができます。

Windows Server 2008 R2 SP1 で統合サービスも更新がされていますのでインストールしました。

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Windows 7 SP1 Beta をインストールした環境で、RemoteFX 3D ビデオ アダプターを追加すると、ディスプレイ アダプターが
[Microsoft RemoteFX Graphics Device ?WDDM] に変更されます。
# 統合サービスはインストールしなくても変更はされていました。
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テストするための方法はこれから調べていきたいと思います。

Written by Masayuki.Ozawa

7月 17th, 2010 at 12:00 pm

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RemoteFX USB デバイス リダイレクトを有効にする

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Windows Server 2008 R2 SP1 Beta で RemoteFX と呼ばれる機能に、[RemoteFX 3D ビデオ アダプター] があります。
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RemoteFX という名称の機能は他にもあり、それが [RemoteFX USB デバイス リダイレクト] になります。
この機能は WIndows Server 2008 R2 / Windows 7 にSP1 Beta を適用することで使用することができるようになります。
# この機能は USB デバイスのリダイレクトですので RemoteFX 3D ビデオ アダプターと異なり追加の GPU がなくても
?? 設定が出来ました。

今回は有効にするための設定方法をまとめてみたいと思います。

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■Remote FX USB デバイス リダイレクトを有効にする

SP1 Beta を適用しただけでは、Remote FX USB デバイス リダイレクトは有効になりません。
有効にするためにはグループポリシーで設定を有効にする必要があります。
今回はローカルセキュリティポリシーから有効にしたいと思います。

  1. ファイル名を指定して実行から、[gpedit.msc] を実行します。
  2. [コンピューターの構成] → [Windows コンポーネント] → [リモート デスクトップ サービス] →
    [リモート デスクトップ接続のクライアント] → [RemoteFX USB デバイス リダイレクト] を選択します。
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  3. [サポートされている他の RemoteFX USB デバイスの、このコンピューターからの RDP リダイレクトを許可する] の
    ポリシーを有効にします。
    # 初期状態では、[未構成] となっています。
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以上で、設定は完了です。
[gpupdate /force] で設定が反映されるかなと思って何回か試したのですが、うまく適用がされなかったので、
再起動をし、設定を反映させます。

以下の画像が、ポリシーを設定 / 適用する前のリモートデスクトップの [ローカル デバイスとリソース] で選択できる
リソースの内容になります。
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ポリシーが適用されると、[その他のサポートされている RemoteFX USB デバイス] というカテゴリが増え、
リモート デスクトップ接続を実行した端末に接続されている USB デバイスを選択できるようになります。
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今回のキャプチャは、Windows Server 2008 R2 SP1 Beta で取得していますが、Windows 7 SP1 Beta でも
使用することが可能です。
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Hyper-V 上のゲスト OS の Windows 7 に SP1 Beta を適用し、ポリシーを適用した環境を作って、設定ができるか
試してみたのですが、ゲスト OS ではポリシーを有効にしても、リソースで RemoteFX USB デバイスを
選択することができませんでした。

RemoteFX USB デバイス リダイレクトの具体的な使用方法に関してはこれから調べたいと思います。

Written by Masayuki.Ozawa

7月 16th, 2010 at 11:09 am

Posted in Windows Server

SQL Server 2008 SP2 CTP で UCP / DAC に対応しています

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先日、英語版だけではありますが SQL Server 2008 SP2 CTP が公開されました。
SQL Server 2008 SP2 CTP

SQL Server 2008 SP2 から SQL Server 2008 R2 の UCP と DAC に対応されるようです。
どのようになるか軽く検証をしてみました。

今回は以下のバージョンのインスタンスを用意しています。

  • SQL Server 2008 R2 (SSMS も 2008 R2 のものを使用)
  • SQL Server 2008 SP1
  • SQL Server 2008 SP2 CTP

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■UCP に登録

SQL Server 2008 SP1 を UCP のマネージインスタンスとして登録しようとすると以下のように
バージョンのチェックでエラーとなります。
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それでは、SQL Server 2008 SP2 CTP を登録してみたいと思います。
SQL Server 2008 SP2 CTP は UCP に対応をしていますので、インスタンスを登録することが可能です。
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実際に、インスタンスを登録して UCP で状態を確認した画面がこちらになります。
SQL Server 2008 のインスタンスが登録されていることが確認できますね。
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■DAC の登録

続いて DAC の登録も試してみたいと思います。

SQL Server 2008 R2 で DAC を登録した状態にしてあります。
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まずは SQL Server 2008 SP1 に登録をしようとするとどうなるか確認してみます。
DAC はオブジェクトエクスプローラーの [管理] に表示されるのですが、 SQL Server 2008 SP1 のインスタンスでは
表示がされていません。
# インスタンス名が見切れてしまっていますが、[データ層アプリケーション] が表示されているのが 2008 R2 の
  インスタンスになります。
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SQL Server 2008 SP2 CTP のインスタンスの管理を表示してみます。
SQL Server 2008 SP2 CTP のインスタンスでデータ層アプリケーションが表示されているのが確認できます。
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DAC パッケージの配置も実施することができます。
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ユーティリティ エクスプローラーのデータ層アプリケーションにも表示されます。
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複数のバージョンを一元的に確認できる用になるのはいいですね~。

Written by Masayuki.Ozawa

7月 14th, 2010 at 10:46 am

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Dynamic Memory を試してみました。

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続いては Dynamic Memory について調べてみたことをまとめたいと思います。

■Dynamic Memory の設定

Dynamic Memory の設定ですが、ゲスト OS のメモリを [動的] に設定することで使用することができます。
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動的なメモリでは [スタートアップ RAM][最大 RAM] の 2 種類を設定します。
# Hyper-V でバッファーとして予約しておくべきメモリの割合についてはヘルプに記載がないので正確なことは言えないのですが、
 おそらく ホスト OS 用のメモリ予約なのかな~と思っています。

今回は複数のゲスト OS は起動していないので、[メモリの優先度] に関してはデフォルトのままとしています。

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■ゲスト OS 起動後の状態

Dynamic Memory を設定して、ゲスト OS を起動してみます。

起動時には、[スタートアップ RAM] のサイズまでメモリが確保されます。
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SP1 を適用すると Hyper-V マネージャー も表示が変更され、[現在のメモリ][使用可能なメモリ] が表示されるようになります。
こちらも 512 MB となっており、[スタートアップ RAM] まで確保されていることが確認できますね。
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■動的なメモリ拡張を発生させる

それでは、この状態で Dynamic Memory による動的なメモリ拡張を発生させて見たいと思います。

てっとり早くメモリを消費させるため、[fsutil コマンド] を使用して、ファイルサイズの大きいテキストファイルを作ってみたいと思います。

fsutil file createnew c:test.txt 536870912

これで 512 MB のテキストファイルが作成できました。

それでは、このテキストファイルをメモ帳で開いてメモリの割り当てがどのようになるか確認してみたいと思います。image

実装メモリが [1.67 GB] に拡張されていることが確認できます。
Hyper-V マネージャーの [現在のメモリ] も拡張されています。
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再起動をしないでも動的にメモリを拡張できるのが Dynamic Memory の機能となります。

同じファイルを別のメモ帳で開き、さらにメモリを使用してみたいと思います。
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今回は、[最大 RAM] を [2048 MB] に設定していますので、メモリが [2 GB] で止まります。

こちらがホスト OS のタスクマネージャの内容です。
利用可能メモリが 1.3 GB 程度となっていることが確認できます。
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■メモリを使用していたプログラムを終了する

大量のメモリを使用していたメモ帳を終了するとどうなるか試してみます。

閉じたタイミングで、Hyper-V マネージャーの [使用可能なメモリ] が増えていることが確認できます。
# 1.6 GB 程度が使用可能なメモリとなっています。
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メモ帳を閉じてしばらく待つと、[現在のメモリ] が [スタートアップ RAM] のサイズまで縮小されます。
# 今回はメモ帳以外プログラムは実行していないため、最小まで縮小されています。
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一度拡張されたメモリですが、ゲスト OS の実装メモリから見ると縮小はされないみたいですね。
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Hyper-V マネージャーの [現在のメモリ] が縮小されたタイミングで、ホスト OS の [利用可能] メモリが増えていますので、
ゲスト OS では [2GB] と表示されていても使用していたメモリが解放されていることが確認できます。
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■パフォーマンスカウンター

Dynamic Memory のメモリの割り当て、解放ですがホスト OS のパフォーマンスモニターから確認することができます。

Balancer に関しては、[System Balancer] というインスタンスしか表示されていないのですが、VM に関しては起動している
ゲスト OS をインスタンスとして選択することができます。

VM の Added Memory / Physical Memory / Removed Memory を取得するとゲスト OS で動的にメモリの変化があった時の
状況を確認することができそうです。

オブジェクト カウンター 説明
Hyper-V Dynamic Memory Balancer Added Memory このカウンターは、VM に追加されたメモリの累積量を表します。
Available Memory このカウンターは、ノード上に残されたメモリ量を表します。
Averag Pressure このカウンターは、バランサー ノード上の平均負荷を表します。
Memory Add Operations このカウンターは、追加操作の合計数を表します。
Memory Remove Operations このカウンターは、削除操作の合計数を表します。
Removed Memory このカウンターは、VM から削除されたメモリの累積量を表します。
Hyper-V Dynamic Memory VM Added Memory このカウンターは、VM に追加されたメモリの累積量を表します。
Averag Pressure このカウンターは、VM の平均負荷を表します。
Current Pressure このカウンターは、VM の現在の負荷を表します。
Guest Visible Physical Memory このカウンターは、VM で表示されるメモリ量を表します。
Maximum Pressure このカウンターは、VM の最大負荷帯域を表します。
Memory Add Operations このカウンターは、VM に対する追加操作の合計数を表します。
Memory Remove Operations このカウンターは、VM に対する削除操作の合計数を表します。
Minimum Pressure このカウンターは、VM の最小負荷帯域を表します。
Physical Memory このカウンターは、VM の現在のメモリ量を表します。
Removed Memory このカウンターは、VM から削除されたメモリの累積量を表します。

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アイドル時にはメモリを解放してくれるようなサービスが実行されているとメモリが有効活用できそうですね。
VDI 環境で、クライアントアプリを実行するような場合も有効に利用できそうですね。

Written by Masayuki.Ozawa

7月 13th, 2010 at 3:19 pm

Posted in Hyper-V

RemoteFX を試せませんでした…。

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昨日より提供が開始された Windows Server 2008 R2 SP1 Beta ですが、昨夜に環境を構築し、今朝の通勤時間から
少し触り始めてみました。

SP1 で大きな機能としては、RemoteFXDynamic Memory の 2 つかと思います。

まずは、RemoteFX について調べて見た事をまとめて見たいと思います。

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■ゲスト OS で RemoteFX を有効にするためには

SP1 を適用することで、Hyper-V のゲストで RemoteFX を有効にすることができるようになります。
RemoteFX の有効化ですが、ゲスト OS に [RemoteFX 3D ビデオ アダプター] を追加することで有効にできます。
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ただし、SP1 を適用したらすぐに使えるようになるというわけではありません。
適用直後の状態で、ハードウェアの追加に項目が表示されるようになるのですがグレーアウトした状態となっています。

RemoteFX 3D ビデオ アダプターを追加するためには、リモート デスクトップ サービスの [リモート デスクトップ仮想化ホスト]
[RemoteFX] の役割をインストールする必要があります。
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この役割は VDI 環境を作成するときにインストールするものになります。
Windows Server 2008 R2 SP1 の RemoteFX ですが、VDI 環境での利用を意識しているみたいですね。

役割のインストールが終わると、ゲスト OS で RemoteFX 3D ビデオ アダプター が追加できるようになります。

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■RemoteFX 3D ビデオ アダプターを追加して起動

それでは、RemoteFX 3D ビデオ アダプターを追加してみます。

ゲスト OS のハードウェアの追加をすると、アダプターの項目が追加されます。
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モニターの最大数は [1 / 2 / 3 / 4] 、モニターの最大解像度は [1024×768 / 1280×1024 / 1600×1200 / 1920×1200] から
選択することが可能となっています。

アダプターを追加して [さぁ起動しよう] と起動したところ、私の環境では以下のエラーとなってしまいました…。
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今回の環境ですが、ThinkPad x201i を使っています。
この環境では Intel のオンボードのグラフィックアダプターが使われており、グラフィックボードを追加してはいません。
このような環境だと、RemoteFX を使ってゲスト OS を起動できないみたいなんですよね…。

今回発生したエラー [Microsoft Synthetic 3D Display Controller] を元に調べて見たところ、グラフィックボードのメモリとして、
最低でも 200 MB は必要みたいでした。
推奨のグラフィックボードは 1GB のメモリのようで、私の環境にはそのような環境は一台もありません。
ということで、今回は RemoteFX を試せませんでしたとなっている次第です。

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■パフォーマンスカウンター

Remote FX 用のパフォーマンスカウンターがありましたので少しまとめてみました。

オブジェクト カウンター 説明
RemoteFX Hardware Available General Memory Displays RemoteFX available general memory
General Memory Pool Size Displays RemoteFX size of the general memory pool
Number of Active Sessions Displays RemoteFX number of active sessions
RemoteFX Software Capture Rate RemoteFX キャプチャ比率を表示します。
Compression Ratio RemoteFX 圧縮率を表示します。
Hardware Blt Displays ASIC Blt Processing Time
Hardware DmaIn Displays DmaIn Processing Time
Hardware DmaOut Displays ASIC DmaOut Processing Time
Hardware Encode Displays ASIC Encode Processing Time
Hardware Frame Count Displays RemoteFX Frame Count
Hardware Sessio ID Displays RemoteFX Session ID
Hardware Total Frame Count Displays ASIC Total Frame Count
Output Bytes RemoteFX 出力バイトを表示します。

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ML115 G5 にグラフィックボードを追加すれば何とかなりそうな気もするのですが、すぐに環境を整備するのも難しそうです。

サーバー機ではグラフィックボードは最低限のものになっていることが大半だと思いますので、RemoteFX を使用する際には
気をつける必要がありそうですね。

Written by Masayuki.Ozawa

7月 13th, 2010 at 12:02 pm

Posted in Hyper-V

WMIC で イベントログをローテーション

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イベントビューアのログを WMIC でローテーション (保存 / 削除) するときのコマンドをメモとして。

ログの保存
wmic /namespace:rootcimv2 PATH Win32_NTEventlogFile WHERE "(LogFileName=’System’)" CALL BackupEventlog "C:tempSystem.evt"

ログのクリア
wmic /namespace:rootcimv2 PATH Win32_NTEventlogFile WHERE "(LogFileName=’System’)" CALL ClearEventlog
# クリアに関してはコマンドプロンプトから実行する場合、[管理者として実行] で実行する必要があります。

設定されているログの一覧を首都kう
wmic /namespace:rootcimv2 PATH Win32_NTEventlogFile? GET "LogFileName"

ヘルプでメソッドの詳細を表示
wmic /namespace:rootcimv2 PATH Win32_NTEventlogFile WHERE "(LogFileName=’System’)" CALL /?:full

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WMI を使うときは、WMI Code Creator v1.0 がとても便利です。

Written by Masayuki.Ozawa

7月 10th, 2010 at 3:11 pm

Posted in Windows Server

TMG 2010 SP1 をスリップストリームインストール

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先日 Forefront Threat Management Gateway (TMG) 2010 Service Pack 1 日本語版の提供が開始されました。
Microsoft Forefront Threat Management Gateway (TMG) 2010 Service Pack 1

Release Notes for Forefront TMG 2010 SP1

この SP1 ですが、以下のサイトで紹介がされている方法でスリップストリームインストールが可能となっているようです。
How to Slipstream Service Pack 1 for TMG

TechNet では、以下の技術情報で TMG 2010 SP1 のインストールについて記載されているのですが、スリップストリームインストールについて
明記されている記載が見つかりませんでした。
Installing Forefront TMG SP1

TMG 2010 SP1 のスリップストリームインストールですが、特定のディレクトリに SP1 の更新モジュールを配置するというのではなく、
MSIEXEC で NosSP の MSI (Microsoft Windows Installer) と SP1 の MSP (Microsoft Windows Patch Package) を指定することで、
統合したインストーラーを作成し、そこからインストールをすることで実施することが可能なようです。

ただし、TechNet 等の技術情報で、記載されている個所が見つからなかったのが少し気になっています。
#統合したインストーラーでインストールするとバージョンが SP1 のものになっているのは確認をしているのですが。

■SP1 を統合したインストーラーの作成

  1. SP1 を統合したインストーラーを作成するためには、インストールメディア内のファイル一式をローカルドライブ等の
    書き込みが可能なドライブにコピーします。
    DVD メディアのインストーラーに統合をしようとしても、書き込みができないという事で、先に進むことができません。image
  2. TMG 2010 のメディア内のファイルと、SP1 のインストーラーをローカルディスク等の書き込み可能なディスクに保存したら、
    以下のコマンドを実行します。
    msiexec /a <TMG の MSI> /p <SP1 の MSP>

    例)
    msiexec /a C:TMGFPCMS_FPC_Server.msi /p C:SP1TMG-KB981324-amd64-JPN.msp

  3. コマンドを実行すると、SP1 のインストールウィザードが起動しますので、[次へ] をクリックします。
    image
  4. [/a] で指定したファイルのディレクトリが自動的に設定されていますので、[次へ] をクリックします。
    image
  5. [インストール] をクリックします。
    image?
    image
  6. [完了] をクリックします。
    image
  7. [splash.hta] を実行してインストーラーを起動してインストールを開始します。
    image?

あとはインストールを進めていけばスリップストリームインストールは完了です。
インストール直後のバージョン情報が以下の画像になります。
SP1 は [7.0.8108.200] ですので、SP1 がスリップストリームインストールされているのが確認できますね。
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ちなみに、こちらの画像が NonSP をインストールしたときのバージョンとなります。
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最近の製品はスリップストリームインストールができて楽で良いですね。

Written by Masayuki.Ozawa

7月 9th, 2010 at 1:58 pm

Posted in ISA