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Archive for the ‘SQL Server on Linux’ tag

単純な Sleep 以外で SQL Server のコンテナーを起動してみる

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https://github.com/twright-msft/mssql-node-docker-demo-app/blob/master/import-data.sh では、単純に 90 秒の Sleep で制御をしていましたが、バックアップのリストア等をしながらコンテナーを起動する場合に、処理タイミングを見計らって実行してみたかったので、作ってみました。

https://github.com/MasayukiOzawa/SQLServer-Util/tree/master/Docker/Dockerfile
処理としては、WWI のデータベースを取得してコンテナーを起動するような内容となっています。
dockerfile では、COPY をコメント化していますが、コンテナーホストからファイルをコピーした場合は、ダウンロードはせずに、コピーしたバックアップファイルを使用するようにしています。
次のようなコマンドで実行することができるかと。

docker build -t sqlserver .
docker run -d --name sqlcontainer -d -p 1433:1433 sqlserver
docker logs -f --tail 10 sqlcontainer

 
起動したコンテナーでは次のように WWI が存在した状態となっています。
image
エディションやロケールについても設定をするようにしていますのでご参考になれば幸いです。

Written by Masayuki.Ozawa

11月 14th, 2017 at 10:35 pm

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CLUSTER_TYPE=EXTERNAL のクラスターの切り替え方法を確認してみる

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SQL Server 2017 の AlwaysOn 可用性グループでは、CLUSTER_TYPE=EXTERNAL を設定することで、可用性グループの切り替えをクラスターマネージャー主導で実施することができます。
というより、EXTERNAL を使用した場合、通常の方法ですとフェールオーバーができないようにロックされているんですよね。
imageimage
とはいっても、SQL Server ですので何らかの方法で、SQL Server に対してクエリを実行してフェールオーバーを実行しているのではと思って調べてみました。
結論を書くと、EXTERNAL を使っていても、クエリベースでフェールオーバーを実行することは可能でした。
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Written by Masayuki.Ozawa

8月 26th, 2017 at 7:22 pm

SQL Server on Linux の可用性グループのリスナーの作成方法

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Linux 上の SQL Server の Always On 可用性グループを構成します。 に基本的な作業は記載されていますが、一度まとめておきたいと思います。 Read the rest of this entry »

Written by Masayuki.Ozawa

8月 26th, 2017 at 6:25 pm

SQL Server 2017 のクロスプラットフォームの AlwaysOn

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SQL Server 2017 では、クロスプラットフォームの AlwaysOn が構築できるようになっています。
Setting up SQL Server High-Availability between Windows and Linux with SQL Server 2017 では分散型可用性グループで構築を行っていたようなのですが、クラスターレス可用性グループで構築することができるのかなと思って試してみました。
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Written by Masayuki.Ozawa

8月 17th, 2017 at 10:41 pm

SQL Server on Linux の AlwaysOn 可用性グループで自動フェールオーバーが可能な構成

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最近、クラスターレス可用性グループしか触っていなかったのですが、Azure で Netsted VM ができるようになり、検証環境のリソースが取れるようになったので、久しぶりに SQL Server on Linux の Pacemaker を使用した可用性グループを構築していたところ、いろいろと情報が追加されていたので軽くメモを。
重要なドキュメントしては High availability and data protection for availability group configurations が大幅に更新されていることでしょうか。
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Written by Masayuki.Ozawa

8月 15th, 2017 at 11:41 pm