Archive for the ‘SQL Server 2014’ tag
SQL Server 2014 SP2 で追加された「DBCC CLONEDATABASE」について
先日リリースされた SQL Server 2014 SP2 ですが、詳細については SQL Server 2014 Service Pack 2 is now Available !!! で記載されているのですが、その中で新しい DBCC コマンドである「DBCC CLONEDATABASE」が追加されているので確認してみました。
詳細については、以下から確認することができます。
DBCC CLONEDATABASE を使用して SQL Server 2014 SP2 のユーザー データベースのスキーマとの統計情報のみコピーを生成する方法
この機能は、現状、SQL Server 2016 でも実装されていないようで、2016 で実行できるようになるのは、今後の累積修正プログラム / サービスパック待ちになりそうですね。
SQL Server 2014 SP1 がリリースされました
SQL Server 2014 Service Pack 1 is now available
ダウンロードはこちらから。
MicrosoftR SQL ServerR 2014 Service Pack 1 (SP1)
詳細な情報はこちらで。
SQL Server 2014 Service Pack 1 release information
適用することで、日本語環境の 2014 の SSMS でも SQL Database に対して GUI でテーブルを作成できるようになるようですね。
SP1 には CU1 ~ CU5 が含まれているようですが、投稿時点では、Non SP の場合、CU6 まで出ているので、CU6 に含まれている修正ついては、SP1 CU1 が出るまで待つ必要がありそうですね。
2015/5/16 追記
再リリースされました。
SQL Server 2014 Service Pack 1 Now Available for Download
SQL Server 2014 の遅延持続性による WRITELOG 事象への影響
SQL Server 2014 では 遅延持続性 (低速コミット) の機能が追加されています。
トランザクションの持続性の制御
遅延持続性については全エディションで使用できる機能となっています。
SQL Server 2014 の各エディションがサポートする機能
SQL Server の通常の動作としては WAL (先行ログ書き込み) により、データファイルの書き込みより、ログレコードの書き込みが優先され、トランザクションの変更履歴の確定が優先されることになります。
トランザクションを完了するためには、ログレコードがログバッファからディスクに書き込まれデータが永続化される完全持続性が担保されることが必須となります。
# DDL 系の操作についてはコミット→ロールバックをした場合、ディスクには書き込まれない等の動きがあったはずでこの辺もなかなか奥が深いですが。あと 錦の鬼 って強そうですね。
SQL Server 2014 の BLOB ストレージへの配置を使用したデータベースのアタッチ
以前、SQL Server 2014 のデータベースのファイルを BLOB に配置する構成について という投稿をしました。
この投稿ではデータベースを作成するパターンで記載したのですが、BLOB ストレージへの配置はデータベースのデタッチ/アタッチ方式でも使用することができます。
今回の投稿ではこの方法をまとめてみたいと思います。
技術情報については レッスン 6: 内部設置型のソース コンピューターから Windows Azure のターゲット コンピューターにデータベースを移行する が参考になります。
SQL Server 2014 の管理対象バックアップと SQL Server Agent
SQL Server 2014 では管理対象バックアップ (マネージバックアップ) という機能が追加されています。
SQL Server 2012 SP1 CU2 以降では、BLOB ストレージへバックアップを取得することが可能となりました。
SQL Server 2014 ではこの機能が強化され、GUI やメンテナンスプランから設定が可能となりましたが、それに加えて管理対象バックアップという機能が追加されました。
# 以前は Smart Admin Backup といわれていたような。
SQL Server 2014 のダウンロードが可能になりました
本日、SQL Server 2014 のダウンロードが可能になりました。
In Memory OLTP のメモリ情報についてのメモ
SQL Server 2014 の In Memory OLTP (メモリ最適化テーブル : Hekaton) ですが、メモリ管理が従来のテーブルとは変わってきます。
In Memory OLTP のメモリ使用量を確認するための情報をメモとして。
CTP2 ベースの内容ですので、RTM 時には変わっているかもしれませんが。
技術文書としてまとまっているのは、How to: Monitor and Troubleshoot Memory Usage でしょうか。