今日は検証がしたい内容があり、Exchange 5.5 の環境をすこし触っていました。
OWA を使って基本的な確認が終わったので、Outlook を使っても確認がしたいなと思って、手元にあった Windows XP + Outlook 2007 の環境で Exchange 5.5 に接続をしようとしたところこのようなエラーが。

[サポートされていないバージョンの Microsoft Exchange 上にあります。] とのメッセージが。
Exchange 5.5 だから仕方ないですかね…。
このメッセージですが、英語だとこのような内容になるようです。
Cannot open your default e-mail folders. the resource that you are trying to use is located on an unsupported version of Microsoft Exchange |
Exchange 2010 で接続ができないときの定番である暗号化の設定についても Outlook 側は無効にしても接続はできませんでした。

このメールボックスですが、Outlook 2003 からは接続ができるのでサーバーの設定としては特に問題はなさそうなんですよね。
今回は Outlook 2007 で Exchange 5.5 に対して MAPI で接続するという要件の検証ではなく、たまたまテストで使っていたゲスト OS にインストールされている Outlook が 2007 だっただけなのであっさりあきらめて、Outlook 2003 に切り替えてしまいました。
英語のメッセージを参考に検索エンジンで調べてみたところ、Exchange 5.5 は非サポートなのでつながらないのではという内容の情報がかなり見つかったので、この組み合わせで MAPI でつながらないのは有名な話なのかもしれないですね。
MAPI では接続ができないのですが、POP3 を使ってみたところ正常に接続ができ、メールの配信も可能でした。

めったに使うことのない情報だと思いますが、メモとして。