SE の雑記

SQL Server の情報をメインに Microsoft 製品の勉強内容を日々投稿

Windows Storage Server 2008 関連のファイルが TechNet / MSDN 会員サイトからダウンロードできます

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まだ、内容は確認できていないのですが Windows Storage Server 2008 関連のファイルが
TechNet / MSDN の会員向けサイトからダウンロードできるようになっています。

  • Microsoft iSCSI 3.2 Tools (x86 and x64) – CD (English)
  • Microsoft iSCSI Software Target 3.2 (x86 and x64) – CD (English)
  • Windows Storage Server 2008 Embedded (Basic, Standard, Enterprise, Workgroup) (x64) – DVD (English)
  • Windows Storage Server 2008 Embedded Basic (x86) – DVD (English)
  • Windows Storage Server 2008 Embedded Language Pack (x64) – DVD (English, French, German, Japanese, Spanish)
  • Windows Storage Server 2008 Embedded Language Pack (x86) – DVD (English, French, German, Japanese, Spanish)
  • Windows Storage Server 2008 Embedded Tools (x86 and x64) – CD (English)

iSCSI Software Target がものすごく気になります…。

Written by Masayuki.Ozawa

5月 7th, 2009 at 9:56 am

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Windows Storage Server 2008 についての情報

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Windows Storage Server の最新バージョン Windows Storage Server 2008 の情報が出始めていますね。
以下のブログで情報を知りました↓

Windows Storage Server 2008 and the Microsoft iSCSI Software Target 3.2

最近、クラスタの勉強していなかったので気づかなかったのですが、検証環境の Storage Server 2003 の
評価期間はきっと切れている気が…。

また、iSCSI のサーバー構築しなおさないと。

Written by Masayuki.Ozawa

5月 6th, 2009 at 11:12 pm

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Windows 7 RC の一般公開が始まったようです

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いくつかのニュースサイトで記事が掲載されていますが Windows 7 の一般公開が始まったようですね。

現在は英語の Microsoft のページからダウンロードできるようです。
# 日本語版のダウンロードも可能です。

Windows 7 Release Candidate: Download instructions

2008 R2 RC の一般ダウンロード先はまだ見つからないです。

Written by Masayuki.Ozawa

5月 5th, 2009 at 5:11 am

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Windows XP Mode のインストール

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連休中に SP2 や RC が提供され勉強内容に事欠かないです。

SP2 適用のゲスト OS イメージを作成する裏で Windows 7 の XP Mode をインストールしてみました。

I-VT (Intel Virtualization Technology)? または AMD-V (AMD Virtualization) に対応している必要があるため
Hyper-V のゲスト OS として Windows 7 をインストールして XP Mode を実行したら以下のエラーが…。

そういえば XP Mode の記事には CPU の仮想化テクノロジが必要になると書かれていた気がします。

image

物理環境を使用するしかなさそうですので、検証環境のサーバーのパーティションをひとつ潰して Windows 7 を
インストールしました。
# いつも同じパーティションを潰しているのですが今回もバックアップとるのを忘れました…・。
??? MED-V クライアントの検証用に使っているパーティションを潰すのですが毎回バックアップ忘れます。

[Windows XP Mode に必要なモジュール]

Windows XP Mode のインストールには TechNet / MSDN の会員サイトからダウンロードできる以下のモジュールを使用します。
# 一般ダウンロードは 5/5 から可能になるようですね。

  • Windows Virtual PC Beta (x64) – (Arabic, Chinese-Simplified, Chinese-Traditional, English, French, German, Japanese, Korean, Spanish)
  • Windows XP Mode Beta (x64) – (Japanese)

# 私は 64 bit 版を使用していますが 32 bit 版もあります。
image

# これらのモジュールは Windows 7 の中ではなく [アプリケーション] → [Windows Virtual PC] の中にあります。
?? image

[Windows XP Mode のインストール]

Windows XP Mode は Virtual PC 上で Windows XP SP3 を起動して使用するものですのでまずは Virtual PC をインストールします。
使用するのはダウンロードした [Windows Virtual PC Beta (x64)] になります。

  1. ダウンロードしたモジュールを実行します。
    image
  2. [はい] をクリックします。
    image
  3. [同意します] をクリックし、インストールを開始します。
    image image
  4. [今すぐ再起動] をクリックして再起動します。
    image

これでスタートメニューに [Virtual Windows XP] が追加されます。

image

この状態では XP Mode で使用する Windows XP は導入されていませんので次は Windows XP のイメージをインストールします。

インストール前に [Virtual Windows XP] を実行すると以下のダイアログが表示されました。

image

[ダウンロード] をクリックすると以下の URL が開きます。
Windows Virtual PC home page

image

[Windows XP SP3のイメージのインストール]

5/5 になればイメージは一般公開されるようですがまだ公開されていないので TechNet / MSDN でダウンロードしたものを使用します。
使用するのは [Windows XP Mode Beta (x64)] でダウンロードしたモジュールです。

  1. ダウンロードしたモジュールを実行します。
    image
  2. [次へ] をクリックします。
    image
  3. [次へ] をクリックし、インストールします。
    image image
    インストール中に UAC が働くようです。
    image
  4. [完了] をクリックします。
    image?

これでイメージの展開が終了です。
インストール先に Windows XP の VHD が作成されています。

image?

[Virtual Windows XPを開始する] を有効にしていると自動的に [Virtual Windows XP のセットアップ] が起動します。
キャンセルした場合は、スタートメニューの [Virtual Windows XP] を実行するとセットアップが起動します。

[Virtual Windows XP のセットアップ]

続いて Virtual Windows XP のセットアップです。

  1. [ライセンス条項に同意する] を有効にして [次へ] をクリックします。
    image
  2. パスワードを入力して [次へ] をクリックします。
    # 設定した情報で Windows XP 上にユーザーが作成されるようですね。
    image
  3. Windows Update の設定をして [次へ] をクリックします。
    image
  4. 初回起動のセットアップが自動で実行されます。
    image?
    セットアップでは以下の処理が実行されているようです。
    1. Windows XP のセットアップ
    2. OS の起動
    3. 統合機能のインストール

セットアップが終了したら Windows XP が起動してきました。

image

この状態でデフォルトでインストールされている [Windows カタログ] を実行したら以下のメッセージが。
image image

仮想マシンが起動している状態だと XP Mode のアプリケーションは実行できないようですね。
[仮想マシンを終了する] をクリックして [Windows カタログ] 起動してみました。

image

タイトルバーが XP になっているので Virtual PC 上で起動しているようです。

[XP Mode で動作するアプリケーションの追加]

XP Mode で使用するアプリケーションは Virtual PC 上の Windows XP にインストールします。

今回は XP に Office 2007 をインストールしてみました。

image?

インストールすると Windows 7 の XP Mode のメニューに Office が追加されました。
Excel を起動してみるときちんと XP Mode 上で起動しました。
image image

Microsoft のダウンロードセンターからマニュアルがダウンロードできるようですね。
Windows Virtual PC Evaluation Guide

海外の動画を眺めていたところ起動したいアプリケーションを追加する場合は XP の以下のディレクトリにショートカットや EXE を
保存すればよいようです。
[C:Documents and SettingsAll Usersスタート メニュー]
# 私が見た動画では? [C:Documents and SettingsAll Usersスタート メニュープログラム] に保存していましたが
??? [スタートメニュー] でも大丈夫でした。

image image

スタート メニューに何か追加すると以下のレジストリに自動的に値が登録されているようですね。

HKLMSOFTEAREMicrosoftWindows NTCurrentVersionTerminal ServerTsAppAllowListApplications

?

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Windows 7 側では XP Mode で起動するアプリケーションのショートカットは以下のように設定されています。

%SystemRoot%system32rundll32.exe %SystemRoot%system32VMCPropertyHandler.dll,LaunchVMSal "Virtual Windows XP" "||8cedb748" "Windows カタログ"

[||] の後の値がレジストリのキーと対応しているようです。

ひとまずインストールと簡単に触ることができたので満足です♪

Written by Masayuki.Ozawa

5月 4th, 2009 at 9:46 am

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ドメインの機能レベルを Windows Server 2008 に上げる際の覚え書き

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自宅の AD の機能レベルを Windows Server 2008 に変更しているのですがその際に調べたことのメモです。
# 最初から機能レベルを最新にすればよかったのですが。

[SYSVOL の複製を FRS から DFSR に変更]

ドメインの機能レベルを [Windows Server 2008] にすると SYSVOL の複製に DFSR を使用することが可能となります。
インストール時に機能レベルを [Windows Server 2009] に設定しておけば複製には DFSR が使用されますが
機能レベルを上げた場合には手動で設定する必要があります。

Microsoft の安納さんのブログに一連の手順が書かれておりとても参考になりました。

【Windows Server 2008】 Sysvol 複製を FRS から DFSR に移行するには Dfsrmig.exe コマンドを使用する
【Windows Server 2008】 dcpromo 時に ドメインモードを 2008 にすれば SYSVOL 複製は DFSR に自動設定される

作業としては

  1. [dfsrmig /SetGlobalState 0] で状態を移行
  2. [dfsmig /GetMigrateState] で状態移行が完了していることを確認
    # 数分時間がかかるので小出しに実行して移行完了するまで待ちます。
  3. [dfsrmig /SetGlobalState 1] で状態を移行
  4. [dfsmig /GetMigrateState] で状態移行が完了していることを確認
    # 数分時間がかかるので小出しに実行して移行完了するまで待ちます。
  5. [dfsrmig /SetGlobalState 2] で状態を移行
  6. [dfsmig /GetMigrateState] で状態移行が完了していることを確認
    # 数分時間がかかるので小出しに実行して移行完了するまで待ちます。
  7. [dfsrmig /SetGlobalState 3] で状態を移行
  8. [dfsmig /GetMigrateState] で状態移行が完了していることを確認
    # 数分時間がかかるので小出しに実行して移行完了するまで待ちます。

という順番で順次状態を移行しながら作業をしていくと完了しました。

機能レベルを上げて手動で DFSR を設定した場合は [SYSVOL] のディレクトリが [SYSVOL_DFSR] になります。
# インストール時に機能レベルを DFSR に設定した場合は [SYSVOL] になります。

他の情報も調べていたところ以下の記事がありました。

第1回 Active Directoryアップグレード方法論

今までは SYSVOL の複製に FRS を使用していたので [File Replication Service] が起動した状態のままになってしまうようですね。
ちょうど新規に検証用の AD を構築していたところなのでドメインの機能レベルを [Windows Server 2008] にして構築したところ
このサービスは [手動] 起動となっていました。

[インストール時に Windows Server 2008]

image

[機能レベルを上げた場合]

image

ひとまずこのサービスは手動に変更。

?

今回はドメインの機能レベルを上げただけなので問題はないのですが AD のアップグレード時によく話題になる設定のメモを
# レガシーな OS を使用しているときの SMB パケット署名のお話です。

Windows Server 2008 ベースのドメイン コントローラで既定のセキュリティ ポリシーを変更する
Active Directory ドメインを Windows Server 2008 AD DS ドメインにアップグレードする

少し古いですがこちらもメモ

Windows 2000 ドメイン コントローラを Windows Server 2003 にアップグレードする方法

Written by Masayuki.Ozawa

5月 4th, 2009 at 6:04 am

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Windows Server 2008 SP2 へのアップグレード

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サーバーを何台か Windows Server 2008 SP2 にアップグレードしました。
複雑な手順はありませんが作業をまとめておきたいと思います。

  1. インストールモジュールを実行します。
    image
  2. [次へ] をクリックします。
    image
  3. [ライセンス条項に同意します] を有効にして [次へ] をクリックします。
    image
  4. [インストール] をクリックします。
    # [コンピュータを自動的んい再起動する] はデフォルトで有効になっています。
    image image
  5. 後はインストールが完了するまで待てば終了です。
    image

アップグレード後のバージョン情報は以下の通りです。

image?

Windows Server 2008 R2 Beta → RC にアップグレードした時は SCVMM でホストを再登録していたのですが、
SP2 へのアップグレードでは再登録しなくても問題なく管理ができています。
SP2 インストール済みのゲスト OS の VHD も作らなくては。

Written by Masayuki.Ozawa

5月 4th, 2009 at 2:17 am

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SCVMM 管理下の Windows Server 2008 R2 Beta を RC にアップグレード

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今日は検証環境に SP2 の適用や R2 RC へのアップグレードを小出しに実施しています。

SCVMM 2008 R2 Beta で管理している Windows Server 2008 R2 Beta を RC にアップグレードしてみました。
アップグレードは正常に終了したのですが、SCVMM で対象のサーバーを開こうとしたところ以下のエラーが。

image

一度ホストを削除して、再度追加したら正常に管理することができるようになりました。

SP2 を適用した場合も再登録が必要になるのでしょうか??

一台 NonSP (SP1) の Hyper-V のサーバーがあるので後で試してみなくては。

Written by Masayuki.Ozawa

5月 3rd, 2009 at 2:16 pm

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Windows Server 2008 R2 Beta を Windows Server 2008 RC (7100) にアップグレード

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検証環境の SCVMM R2 Beta では OS に Windows Server 2008 R2 Beta を使用しているのですが、
Beta → RC にアップグレードできるかを試してみました。

  1. メディアを挿入して [setup.exe] を実行
  2. [今すぐインストール] をクリック
    image?
    クリックするとインストールの一時ファイルがコピーされます。
    image
  3. [インターネットに接続して最新のインストールの更新プログラムを取得する] をクリックします。
    # RC ですので [Windows インストールの向上に協力します] はデフォルトで有効になっています。
    image?image
  4. 今は Datacenter Edition を使用しているので [Windows Server 2008 R2 Datacenter (フルインストール)] を
    選択し、[次へ] をクリックします。
    image
  5. [同意します] を有効にし、[次へ] をクリックします。
    image
  6. [アップグレード] をクリックします。
    image image
  7. [次へ] をクリックします。
    これでアップグレードが実行されます。
    image image
    image
    アップグレード中は C ドライブに 3G 程度の空きが必要そうです。
    # 2,737 MB のファイルコピーが発生していました。

    アップグレード中の C ドライブの状態は以下の画像の通りです。
    アップグレード用のディレクトリがいくつか作成されています。
    image?

[アップグレード前]

image

[アップグレード後]

image

?

Windows 7 は Beta の環境を持っていなかったのでアップグレードできるのか少し調べてみたところ、
少し手を加えるとできるみたいですね。

Engineering Windows 7
Windows 7 Beta To RC Upgrade Instructions

Written by Masayuki.Ozawa

5月 3rd, 2009 at 5:34 am

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LOOX U/B50N に Windows 7 RC (7100) をインストール

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サブノートとして使用している富士通の LOOX U/B50N に Windows 7 をインストールしてみました。
Beta 版と一緒のインストール方法でインストールできました。

Vista 用のデバイスドライバを使用すると不明なデバイスもなく今のところ快調に動いています。

Windows 7 で [Alchol 52%] を使用するときには最新のバージョン (1.9.8.7612) をインストールしないと
初期セットアップが繰り返されてしまうという現象が発生し少し悩みましたがそれ以外はスムーズに導入できました。

[らくらくズーム Lite] が動かないようですがこれだけであれば支障はなさそうなのでこのまま使っていきたいと思います。

Written by Masayuki.Ozawa

5月 3rd, 2009 at 1:49 am

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[Web サーバー立ち上げ体験日記]ログ管理 その 1

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昨日の投稿から Web サーバー導入キットと LiveSpace に同一の内容を投稿するようにしています。
# 単純に両方に投稿しているだけですが。
ブログは LiveSpace を使い続けようと思うのですが勉強を兼ねて Web サーバー導入キットでも立ち上げています。

今朝から URL を公開してサーバーは運用テストを行っているのですが、IIS のアクセスログ管理に関してそろそろ
考えていこうと思います。

IIS のアクセスログはデフォルトでは [%SystemDrive%inetpublogsLogfiles] に保存されるようになっています。
%SystemDrive% は通常 C ドライブになりますので C ドライブ内にどんどんログが蓄積されていきます。

以前も投稿したのですが私は C ドライブにファイルを置くのが嫌なので場所を移動しています。

[ログファイルの移動]

  1. [インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] を実行します。
  2. サイトを選択し、[ログ記録] をダブルクリックします。
    image
  3. ディレクトリ名を変更ます。
    image
  4. 操作ウィンドウの [適用] をクリックします。
    image

これでログファイルの保存場所の変更は終了です。

デフォルトのログファイルの形式は [W3C] になっているはずですが、デフォルトの状態では [参照者(cs(Referer)] が
取得されていません。

この情報が取得されていないとリンクからページのアクセスされた際にどこから来たのかが出力されません。
この項目も取得するように設定したいと思います。

[取得項目の設定]

  1. [インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] を実行します。
  2. サイトを選択し、[ログ記録] をダブルクリックします。
  3. [フィールドの選択] をクリックします。
    image
  4. [参照者 ( cs(Referer) )] を有効にし、[OK] をクリックします。
    image
  5. 操作ウィンドウの [適用] をクリックします。

これでどのページから遷移されてきたのかが取得できます。
今日半日取得したログでは以下のような内容が取得されていました。

http://engineer-memo.spaces.live.com/blog/
http://engineer-memo.spaces.live.com/blog/cns!DEC1C75BCA0DCEB2!1886.entry
http://engineer-memo.spaces.live.com/default.aspx

公開しましたという記事で URL を公開しましたのでそこから遷移してきたということがこれからわかると思います。

 

IIS 7.0 からは [ファイル名およびロールオーバーに地域設定を使用する] という設定が追加されています。
既定ではログファイルのファイル名と次のログファイルに切り替わるタイミングは UTC (協定世界時) が使用されます。
日本は [+ 9:00] ですのでファイル名とファイルが切り替わるタイミングは実際に使用している時間と差が出ます。
# ファイルの切り替えタイミングは [毎時間] [毎日] [毎週] [毎月] から選択できますが地域設定を使用しないと 
  00:00 には切り替わりません。 (デフォルトでは 15:00 に切り替わるかと)
注意点としては、ファイルの切り替えタイミングは地域設定に基づいて行われますがファイル内の時間については
UTC から変更できませんので、こちらに関しては確認するときは 9 時間プラスする必要があります。

[ファイル名およびロールオーバーに地域設定を使用する]

  1. [インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] を実行します。
  2. サイトを選択し、[ログ記録] をダブルクリックします。
  3. [ファイル名およびロールオーバーに地域設定を使用する] を有効にします。
    image
  4. 操作ウィンドウの [適用] をクリックします。

ファイルのロールオーバーはあくまでもファイルの切り替えだけですのでこのままではファイルは蓄積されます。

PowerShell を使うとサクッとできそうですが私はコマンドプロンプトでバッチを作ることが多かったので、
今回はログファイルを圧縮して削除するバッチを作りたいと思います。

[ログファイルの圧縮 / 削除]

ログファイルの圧縮、削除は以下のバッチファイルで実行することができます。

[IISLogClrear.bat]

@ECHO OFF
SETLOCAL
REM 以下のディレクトリはログファイルの保存場所に応じて変更します。
SET LOGDIR=E:LogFilesW3SVC1

REM ファイルを CAB 形式で圧縮します。 /D –1 で 1 日前までのファイルを 1 ファイルずつ圧縮しています。
forfiles /P %LOGDIR% /M *.log /D -1  /C "cmd /C makecab @path @fname.cab"

REM 圧縮した時と同じ指定でコマンドを del に変更し、圧縮対象となったファイルを削除します。
forfiles /P %LOGDIR% /M *.log /D -1  /C "cmd /C del @path"

このバッチを実行すると 前日分までのログファイルを CAB 形式で圧縮して削除できます。

あとはこのバッチをタスクスケジューラに登録すれば定期的にログのクリアが実行できます。

  1. [管理ツール] → [タスク スケジューラ] をクリックします。
    image
  2. 操作ウィンドウの [基本タスクの作成] をクリックします。
    image
  3. [名前] を入力し、[次へ] をクリックします。
    image
  4. 実行タクトを指定して [次へ] をクリックします。
    ログクリアは毎日実行したいので今回は [毎日] に設定しています。
    image
  5. 実行するタイミングを指定します。
    私は夜間バッチとして実行したいので [0:30] にしています。
    image
  6. [プログラムの開始] を選択し、[次へ] をクリックします。
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  7. 先ほど作成したバッチを選択し、[次へ] をクリックします。
    image
  8. [完了] をクリックします。
    image

これでタスク スケジューラ ライブラリに登録したタスクが追加されます。
image 
デフォルトの状態では [ユーザーがログオンしているときのみ実行する] 設定になっています。
タスクを右クリックしてプロパティを開いてログオンしてなくても実行されるように設定しておきます。
# タスクは登録を行ったユーザーで実行するように作成されます。変更時には実行ユーザーのパスワード入力のダイアログが表示されます。

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image

タスクを右クリックし、[実行する] をクリックしてテストで実行したいと思います。

[実行前]
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[実行後]
 image

ファイルが圧縮されていることが確認できます。
# この投稿は 5/1 に書いていますので 4/30 が圧縮されています。forfiles はファイルの最終更新日時をもとに処理をします。

登録をコマンドで行う場合はコマンドプロンプトで以下を実行します。

schtasks /create /SC DAILY /TN “IIS ログクリア” /TR “E:ToolsLogIISLogCrear.bat” /ST 00:30 /NP

# コピーすると “ が全角になってしまうようですので貼り付けて使用される場合は ” を半角に打ち直してください。

これで自動でログの圧縮 / 削除を行い、ディスク容量を節約することができます。

IIS のログ管理には Log Parser が便利なので次はこちらを導入してみたいと思います。

Written by Masayuki.Ozawa

5月 1st, 2009 at 1:10 pm