SE の雑記

SQL Server の情報をメインに Microsoft 製品の勉強内容を日々投稿

Windows 7 RC の HAL の検出

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週末に移動中に使用している LOOX U/B50N を SSD に換装しているときに気づきました。
換装前のディスクのイメージバックアップを取得する際に msconfig.exe で [HAL の検出] を
有効にしておこうと思ったところ、該当の項目がありませんでした…。
# Windows Server 2008 R2 RC も同様です。

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ヘルプを確認したところ以下の記述が。

[ヘルプの内容]

HAL の検出。
システムの起動時に、利用できるハードウェア プラットフォーム インターフェイスの種類を検出し、
適切な低レベル HAL コンポーネントを読み込みます。
32 ビット オペレーティング システムにのみ適用できます。

機能的にはありそうなんですが RC だから実装されていないのでしょうか??
P2V する時には必要になると思うのですが。

また、32 ビットのみ適用できると明記されていることに初めて気づきました。

Written by Masayuki.Ozawa

5月 19th, 2009 at 11:27 am

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SSRS の PDF エクスポートの実験 その 2

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PDF エクスポートの実験を Windows Server 2003 を使用して行ってみました。
SQL Server 2008 をインストールしたタイミングで、メイリオがインストールされてしまったようで、
デフォルト状態でメイリオがインストールされた状態になっていました。
# Visual Studio 2008 のサブセット (BI Development Studio) でインストールされたのではないかと。

[SQL Server 2005 Non SP]

image? image

[SQL Server 2005 SP3]

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[SQL Server 2008 Non SP]

?image image

[SQL Server 2008 SP1]

image image

レポートの内容は Windows Server 2003 / 2008 でほぼ同一のもの (SQL Server 2008 で使用しているものは同一) を
使用しているのですが、文字化けする場合のパターンが少し違っていますね。
# Windows Server 2008 では MS明朝の個所も化けてしまっていましたので。

?

フォントからメイリオを削除した結果が以下になります。

[SQL Server 2005 SP3]

image image

SQL Server 2005 SP3 ではメイリオの個所が [Tahoma] で出力されているようです。

[SQL Server 2008 SP1]

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SQL Server 2008 SP1 では [MS Pゴシック] で出力されているようです。

日本語表示ができるフォントにしてくれているのかは微妙ですが、サーバー側でレポートに使用しているフォントが
インストールされていない場合は適切なフォントで出力されないみたいですね。

実業務で使用するレポートでどうなるかは試してみないと分かりませんが SQL Server 2005 SP3 / SQL Server 2008 SP1 で
PDF 出力が強化されているのは確認できたのかな~と思います。

Written by Masayuki.Ozawa

5月 18th, 2009 at 4:40 pm

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[Web サーバー立ち上げ体験日記]ログ管理 その 2

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IIS のログ解析をするのに Log Parser が便利です。

Log Parser 2.2 日本語版

IIS 7.0 のバイナリ形式のログのヘルプにもこのツールが紹介されていますね。

このログ ファイル形式からデータを抽出するには、LogParser 2.2 などのツールを使用する必要があります。

まずはインストールの手順からまとめてみたいと思います。

[インストール手順]

  1. ダウンロードしたモジュールを実行します。
  2. [次へ] をクリックします。
    image
  3. [使用許諾契約書に同意します] を選択し、[次へ] をクリックします。
    image
  4. [完全] をクリックします。
    image
  5. [インストール] をクリックします。
    image image
  6. [完了] をクリックします。
    image

これでインストールは完了です。
スタートメニューに Log Parser が追加されています。
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?

[Log Parser 2.2] を実行するとプロンプトが立ち上がります。

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このツールを使用して IIS のアクセスログを解析することができます。
Google Analytics でアクセス解析をしていると自サーバーのログを解析する機会は少ないかもしれませんが、
自分用途に合わせて多角的に解析することができます。

[アクセス元の IP の一覧取得]
LogParser.exe "SELECT [date], [c-ip], COUNT([c-ip]) FROM <ファイル名> GROUP BY [date], [c-ip] ORDER BY [c-ip] ASC" -q:on -o:csv

[アクセス元の URL の一覧取得]
LogParser.exe "SELECT [date], [time],[c-ip],[cs(Referer)],[sc-status] FROM <ファイル名>" -q:on -o:csv

?

CSV 形式に変換して出力もできますので、アクセスログを CSV に出力して SQL Server の [BULK INSERT] や [bcp.exe] を
使用してテーブルに取り込み Reporting Services でレポートを成形すると面白いかな~と考えています。

Written by Masayuki.Ozawa

5月 17th, 2009 at 2:48 am

クラスタ構成の SQL Server 2005 で 共有メモリ接続ができない件について

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クラスタ構成の SQL Server 2005 で共有メモリ接続をしようとすると以下のエラーが発生します。

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このメッセージだけだと分かりにくいのですが、接続先サーバーを localhost として設定すると
以下のエラーメッセージが表示されます。

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メッセージに表示されているようにクラスタでは共有メモリはサポートされていないようです。

以下のブログにも記載されていました。

Networking Protocols and SQL Server 2005 Virtual Server

クラスタの SQL Server は何回か構築しているのですが今まで、TCP/IP しか使用していなかったので
このような仕様があることに気がつきませんでした。

Written by Masayuki.Ozawa

5月 13th, 2009 at 3:15 pm

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SSRS の PDF エクスポートの実験 その 1

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コメントをいただきましたので SQL Server 2005 と 2008 の Reporting Service の PDF のフォント埋め込みの実験です。
テキストに MS 明朝とメイリオを使用した簡単なレポートで実験してみました。
# レポートは Vista SP1 で Report Builder を使用して作りました。

Windows XP SP3 でメイリオフォント未導入のクライアントでレポートサーバーから PDF エクスポートした出力結果です。
# サーバーは Windows Server 2008 を使用しています。
SQL Server の SP の状態だけを変えながらクライアントには一切手を加えずに実験しています。

[SQL Server 2005 Non SP]

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[SQL Server 2005 SP3]

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[SQL Server 2008 Non SP]

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[SQL Server 2008 SP1]

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コメントをいただいた時は SQL Server 2008 で駄目だった理由が気になったのですが、
思い返してみるとPDF のレンダリング強化がされたのは CU1 からだった記憶が。

SQL Server 2005 SP3 にすると埋め込みサブセットとしてメイリオフォントが埋め込まれていますね。
今回は Windows Server 2008 を使用していたのでサーバー側にメイリオがインストールされているので
埋め込みは問題ないのかな~と。

メイリオをインストールしていない状態の Windows Server 2003 でも同様の実験をしてみたいと思います。

Written by Masayuki.Ozawa

5月 12th, 2009 at 3:41 pm

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IRM でアクセス制限する際にサービスの選択ダイアログが表示された際の覚書

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忘れないようにメモ。

  1. AD RMS と Office 2007 の IRM でアクセスの制限を設定します。
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  2. ドメインユーザーでログインしていて以下のダイアログが表示されてしまうことがあります。
    image
  3. [Microsoft Windows アカウントの使用] を選択、[OK] をクリックすると以下のエラーが発生します。
    image

この状態になった時に確認するとよさそうな個所は以下の 2 箇所のようです。

  1. ユーザーアカウントに [電子メールアドレス] が設定されている。
    image
  2. クライアントが SCP の URL にアクセスできることを確認。
    image?

メールアドレスについては盲点でした…。
IRM でユーザー追加するときにメールアドレスが表示されますが、アカウントを使用しているのではなく
AD の属性情報使っているんですね。

インターネットで調べて、この現象の解決方法を知りました。

Written by Masayuki.Ozawa

5月 11th, 2009 at 11:02 pm

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SQL Server 2008 R2 について

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Tech Ed 2009 で発表されたみたいですね。

TechEd 2009 ? New SQL Server Innovations

Tech Ed US の DVD が出たら確認するのが楽しみです♪

Written by Masayuki.Ozawa

5月 11th, 2009 at 10:16 pm

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[Web サーバー立ち上げ体験日記]少しですがドキュメントを作成してみました

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スキルチャージプログラムのサーバー公開まで残り 1 週間を切りました。

私はこれといった目玉コンテンツを載せられていないのですがひとまず公開し、マイクロソフトさんに連絡完了。
ルーターの設定を少し間違えていたため、たまにつながらないことがあったのですがどうにか本日まで稼働しています。
# Google のウェブマスターツールでクロール状況を確認していた時に 404 エラーが出ていることに気付きました。

フォーラムを見ていると公開に苦労されている方もいらっしゃり何かお力になれないかと思って虎の巻と
あまり内容は変わらないのですが公開手順のドキュメントを少し作成し SkyDrive に置いてみました。

スキルチャージプログラム

重要な個所の記述レベルが薄いのであまり参考にはならなさそうですが…。

Written by Masayuki.Ozawa

5月 9th, 2009 at 2:33 am

Windows Storage Server 2008 をインストール その 2

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インストールと初回ログインが終了した後の WSS2008 がこちら。
コンピュータ名が WINDOWS-xxxxxxxの形式なんですね。

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この環境に日本語の言語パックをインストールしたいと思います。

[日本語言語パックのインストール]

使用するメディアは
[Windows Storage Server 2008 Embedded Language Pack (x64) – DVD (English, French, German, Japanese, Spanish)]
です。

インストールの仕方は Windows Server 2008 と変わらないですね。

  1. [Control Panel] を開きます。
  2. [Regional and Language Options] を開きます。
  3. [Keyboards and Languages] タブの [Install/uninstall Languages] をクリックします。
  4. [Install Languages] をクリックします。
  5. [Browse folder] をクリックし、メディアの [langpacksja-jp] を選択します。
  6. [Language] の [Japanese] を選択し、[Next] をクリックします。
  7. [I accept the licenses terms.] を選択し、[Next] をクリックします。
  8. [Install] をクリックします。
  9. [Change my display language to] を 有効にし、[Log off] をクリックします。
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日本語化した WSS2008 がこちら。

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最後に iSCSI Target をインストールしたいと思います。

[iSCSI Target のインストール]

個人的に本題の [iSCSI Target] のインストールです。

使用するメディアは [Microsoft iSCSI Software Target 3.2 (x86 and x64) – CD (English)] です。

  1. [iscsitarget] を実行します。
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  2. [Next] をクリックします。
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  3. [I accept the terms in the License Agreement] を有効にし、[Install] をクリックします。
    image image
  4. [Finish] をクリックします。
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インストールも簡単に終了し、管理ツールに [Microsoft iSCSI Software Target] が追加されました。
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管理ツールも日本語化されていてよい感じです♪

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クラスタ環境を再構築しようと考えていたのでこのサーバーを使用してどこかで WSFC を構築したいと思います。

インストールで一番手間取ったのは Administrator の初期パスワードでした…。

Written by Masayuki.Ozawa

5月 8th, 2009 at 11:57 am

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Windows Storage Server 2008 をインストール その 1

2 comments

昨日、Windows Storage Serve 2008 (WSS2008) をダウンロードし終わったので早速インストールしてみました。

Windows Storage Server 2003 R2 のときには Windows Server 2003 R2 に iSCSI Target をインストールといった
方法で Storage Server の機能をインストールできたのですが、 2008 では OS も Storage Server 専用のものを
インストールしておく必要があるようです。

Windows Server 2008 に iSCSI Target をインストールしようとしたら以下のメッセージが表示されました。

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以下、簡単なインストールの手順です。

まずは OS のインストールから

[Windows Storage Server 2008 のインストール]

インストール画面は Windows Server 2008 と基本は同じです。
使用したのは以下のメディアです。

  • Windows Storage Server 2008 Embedded (Basic, Standard, Enterprise, Workgroup) (x64) – DVD (English)

昨日の投稿を見ていて気付いたのですが、x86 は Basic しか提供されていないんですね。
# 昨日の投稿で同じ Language Pack を?複数行書いていたので 1 行に修正しました…。

OS は現状英語版しかないのですが日本語の Language Pack が提供されていますのでこれで日本語化しようと思います。
OS は以下の画像のエディションが選択できます。
# プロダクトキーを入力しないでインストールを続行し、エディション選択を行いました。

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インストール終了した画面がこちら。

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[Ctrl]+[Alt]+[Delete] を押すと下の画面が表示されます。
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「あれっ?」と思われた方は鋭いです。
通常の Windows Server 2008 ではパスワードの設定画面が表示されますが WSS2008 は
最初が [Administrator] でログイン画面になります。

パスワードはデフォルトで設定された状態になっているのです。

「デフォルトパスワードって何だろう??」 ということで必死に探しました。
そしたら [Windows Storage Server 2008 Embedded Tools (x86 and x64) – CD (English)] の? [WSS2008_OEMGUIDE] の
[Preinstallation Preview] に記載されていました。
# 下の画像にはパスワードは含まれていません

?image

これを調べるのに通勤時間片道すべて費やしてしまいました…。

ログインすると一度 ServerManagerCmd が自動で実行され終了後、再起動されます。

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再度ログインすると無事起動しました。

以降の作業は次の投稿でまとめたいと思います。

Written by Masayuki.Ozawa

5月 8th, 2009 at 9:40 am

Posted in Storage Server