[Web サーバー立ち上げ体験日記]ひとまず仮公開
Windows Vista , 2008 SP2 / Windows 7 , 2008 R2 , Hyper-V Server R2 RC が RSS にあがっています
TechNet サブスクリプションと MSDN サブスクライバの RSS に以下のソフトが追加されていました。
- Windows Server 2008 R2 Datacenter, Enterprise, Standard, and Web RC (x64) – DVD (Japanese)
- Windows Virtual PC Beta (x64) – (Arabic, Chinese-Simplified, Chinese-Traditional, English, French, German, Japanese, Korean, Spanish)
- Windows Virtual PC Beta (x86) – (Arabic, Chinese-Simplified, Chinese-Traditional, English, French, German, Japanese, Korean, Spanish)
- Hyper-V Server 2008 R2 RC (x64) – DVD (English, French, German, Japanese, Spanish)
- Windows Automated Installation Kit for Windows 7 RC and Windows Server 2008 R2 RC (x86/x64/ia64) – DVD (Japanese)
- Windows 7 RC Language Pack (x86) – DVD (English, French, German, Japanese, Spanish)
- Windows 7 RC Language Pack (x64) – DVD (English, French, German, Japanese, Spanish)
- Windows Server 2008 R2 RC for Itanium Based Systems (ia64) – DVD (Japanese)
- Windows Vista Service Pack 2 and Windows Server 2008 Service Pack 2 for all editions (x86, x64, i64) – DVD (English, French, German, Japanese, Spanish)
ダウンロードしようと思ったところ現在ダウンロードページにアクセスすることができずにいます…。
連休中の時間がある時に Beta から RC への移行をやってみたいとおもいます。
[Web サーバー立ち上げ体験日記]Community Server をいろいろカスタマイズ
日本語化に続いていろいろとカスタマイズしたいと思います。
まずは覚書として変更点をまとめてみました。
[ID 登録の制限]
ID 登録を自由にできないように制限
- [コントロールパネル] → [メンバーの管理]
- [Configuration] → [Account Settings] → [Registration Settings]
- [Allow New User Registration] を [いいえ] に設定
[登録のリンクを削除]
ID 登録を無効にしたので右上のメニューから削除
- [使用しているテーマCommonUserWelcome.ascx] を開く
- 以下のコントロールを無効化
<CSControl:SiteUrl runat="server" UrlName="user_Register" Parameter1="" ResourceName="register">
~
</CSControl:SiteUrl>
[サイイン画面のカスタマイズ]
サイイン画面の [パスワードを忘れた / 登録をしてください] を無効化
- [使用しているテーマCommonlogin.aspx] を開く
- 以下のコントロールを無効化
<div class="CommonContentBoxFooter">
~
</div>
[タイトルの変更]
サイトのタイトルを変更
- [コントロールパネル] → [サイトの管理]
- [Setup] → [Basic Site Configuration]
- [Site Name] / [Site Description] を変更
[ホームのメッセージを変更]
Welcome メッセージを変更
- [コントロールパネル] → [サイトの管理]
- [Site Theme] → [Site Content] → [Site Theme] → [Home Page]
[ユーザーの作成]
通常利用のためのユーザーを作成
# 管理者は管理専用に使用してブログの投稿等は作成したユーザーで行うため。
- [コントロールパネル] → [メンバーの管理]
- [Members and Roles] → [Create New Account]
[ユーザーの名称を変更]
作成したユーザーの表示名をログイン名にしないように名前を設定
- 作成したユーザーでログイン
- [編集]
- [名前] を設定する
[作成したユーザーのブログを作成]
作成したユーザー用のブログを作成
- [コントロールパネル] → [ブログ管理]
- [Create New Blog]
- [Authors] に作成したユーザーを設定してブログを作成
[ブログのテーマを変更]
ブログのテーマを変更
- [コントロールパネル] → [作成したブログの管理]
- [ブログのデザインを変更する]
- [Available themes] を変更
[ブログのユーザー登録のリンクを削除]
ID 登録を無効にしたので右上のメニューから削除
- [UtilityUserControlsUserWelcome.ascx] を開く
- 以下のコントロールを無効化
<CSControl:SiteUrl runat="server" UrlName="user_Register" Parameter1="" ResourceName="register">
~
</CSControl:SiteUrl>
[ホームの新着情報を削除]
新規ログインの登録もホームの新着情報に表示されるので削除
- [使用しているテーマCommonhome.aspx] を開く
- 以下のコントロールを無効化
<CSMessage:ActivityMessageList runat="server" ShowHeaderFooterOnNone="false">
~
</CSMessage:ActivityMessageList>
[ブログのメール通知を無効化]
- [コントロールパネル] → [作成したブログの管理]
- [ブログのデザインを変更する]
- [Sidebar] → [Syndication] → [Configure] → [Enable Subscription Form] を無効
[Web サーバー立ち上げ体験日記]Community Server の日本語化
スキルチャージ プログラムの公開期限まで残り 2 週間程になりましたので公開用に Community Server を
日本語化したいと思います。
[日本語化]
Community Server は英語です。しかし私は英語は苦手です…。
日本語リソースを公開してくださっている方がいらっしゃいますのでそちらを使用させていただこうと思います。
# 日本語リソースは USERS GROUP で公開されているものを使用させていただきました。
Community Server 2008.5 日本語リソース
- ダウンロードしたファイルを [Languages] ディレクトリに保存します。
- [languageslanguages.xml] をテキストエディタで開きます。
- 以下の内容を追加し [UTF-8] 形式で保存します。
<language name="Japanese" key="ja-JP" /> - Community Server のインストールディレクトリの [CommunityServer.config] をテキストエディタで開きます。
- 以下の変更をし [UTF-8] 形式で保存します。
??? <Core
??????? defaultTheme="hawaii"
??????? defaultLanguage="en-US"
??????? disableEmail="false"
??????? disableIndexing="false"
??????? disableThreading="false"
を
??? <Core
??????? defaultTheme="hawaii"
??????? defaultLanguage="ja-JP"
??????? disableEmail="false"
??????? disableIndexing="false"
??????? disableThreading="false"
に変更します。
以上で日本語化は終了です。
Community Server のトップページを開くと日本語化されていることが確認できると思います。
[タイムゾーンの変更]
初期設定ではタイムゾーンは [(GMT -08:00) Pacific Time (US & Canada)] に設定されていますので
これを日本の設定に変更します。
タイムゾーンの設定はコントロールパネルで行います。
コントロールパネルを使用するにはインストール時に設定したユーザーでログインすると使用できます。
- [コントロールパネル] → [サイトの管理] をクリックします。
? - [Setup] をクリックします。
- [Basic Site Configuration] の [Time Zone] を変更し [保存] をクリックします。
[Date Format] と [Time Format] はお好みに合わせて変更します。
[テーマのコピー]
日本語化ではないですが、今後テーマもカスタマイズしようと思っていますので、デフォルトの [hawaii] の
コピーを作成したいと思います。
- [インストールディレクトリThemeshawaii] のコピーをディレクトリ内に作成します。
今回は [Engineer-Memo] としてコピーしました。
? - コピーしたディレクトリ内の [theme.config] をテキストエディタで開き [hawaii] となっている個所を
コピーしたディレクトリ名 (今回であれば Engineer-Memo) に置き換えます。 - Community Server に管理者でログインしコントロールパネルを開きます。
- [システム管理] → [サイトの管理] をクリックします。
- [Site Theme] をクリックします。
- プルダウンから作成したテーマを選択し [保存] をクリックします。
?
無理やりな気もしますがひとまずこれでカスタマイズ用のテーマを作成することができました。
後は公開に向けて機能の制限等をしてみたいと思います。
MED-V の次期バージョンについて
Microsoft の MDOP チームのブログを見ていたところ以下の記事が↓
How MED-V v2 helps you manage Windows XP Mode
MED-V v2 の話が出ていますね。
MED-V v2 の内容については Windows チームのブログに↓
How MED-V v2 Helps You Manage Windows XP Mode
目玉は Windows 7 と 64 ビットクライアントのサポートのようですね。
この記事で MED-V と Windows XP Mode に関しても記載されています。
MED-V は集中管理や展開といった面で XP Mode より優位性があるようですね。
Windows XP Mode は Windows 7 の Professional Edition 以上で使用できますが、
MED-V は MDOP ですので Windows 7 の Enterprise Edition 以上になると
思いますので利用できるエディションにも違いがありそうです。
Hyper-V 1.0 と Hyper-V 2.0 間のゲスト OS の移行について
私の使用している環境は SCVMM 2008 R2 Beta で Windows Server 2008 の Hyper-V 1.0 と
Windows Server 2008R2 Beta の Hyper-V 2.0 を複数台管理しています。
Hyper-V 1.0 と 2.0 の間で SCVMM の移行機能を使ってサーバー間でゲスト OS を移行しようとしたところ
以下のメッセージが表示されました。
# Hyper-V 2.0 → 1.0 にゲスト OS を移行しました。
バージョンが異なる Hyper-V 間でゲスト OS を移行する場合は以下の条件を満たす必要があるようですね。
- ゲスト OS は停止状態にする (保存状態は NG)
- スナップショットはすべて削除する
いろいろとやっていたらうまく移行できずに再構築になってしまいましたが…。
Windows XP Mode と MED-V
ざっくりと記事を読んでみる限りは MED-V に近いのでしょうか。
[Web サーバー立ち上げ体験日記]Community Server 2008.5 SP1 のインストール その 4
<[Web サーバー立ち上げ体験日記]Community Server 2008.5 SP1 のインストール その 3
最後に Community Server をインストールします。
まずは Web Install 版から実施したいと思います。
[Web Install 版]
- ダウンロードしたモジュールの [Web] ディレクトリをサイトに設定したディレクトリに展開します。
- [Installer] ディレクトリの [default.aspx] をテキストエディタで開きます。
- 以下の変更を行い保存します。
InstallerEnabled = false;
を
InstallerEnabled = true;
に変更 - ブラウザで [http://localhost/installer/default.aspx] にアクセスします。
- [Next >] をクリックします。
- [I Agree] を有効にし、[Next >] をクリックします。
? - SQL Server 名を入力し、[Windows Authentication] を選択し、[Next >] をクリックします。
# 名前付きインスタンスを使用している場合はサーバー名インスタンス名 (localhostSQLEXPRESS)になります。
? - データベースを選択し、[Next >] をクリックします。
データベース作成時に既定のデータベースを設定しているので Community Server 用でデータベースが
選択されているはずです。
? - [Script ASP.NET MemberRoles ] [Create Sample Data] を有効にし、[Next] をクリックします。
? - 管理者ユーザーのユーザー情報を入力し、[Next >] をクリックします。
メールアドレスは実際に送信できないものでも問題ありません。?
Community Server 用のデータベースに EXECUTE 権限を設定していないと [Next >] をクリックすると
以下の画面のエラーが発生します。 - テキストエリアに表示されている内容をコピーします。
- サイトのディレクトリにある [connectionStrings.xml] をテキストエディタで開きます。
- <connectionStrings></connectionStrings> をコピーした内容に置き換え保存します。
? - [Installer] ディレクトリの [default.aspx] をテキストエディタで開きます。
- 以下の変更を行い保存します。
InstallerEnabled = true;
を
InstallerEnabled = false;
に変更# Instller ディレクトリ毎削除しても可です。
- [SQL Server Management Studio Express] を起動します。
- [新しいクエリ] をクリックし、作成したデータベースを選択した状態にします。
-
以下のクエリを実行します。
USE [データベース名]
GO
REVOKE EXECUTE TO [コンピュータ名ユーザー名]
GO[実行例]
USE [App]
GO
REVOKE EXECUTE [TESTSERVERAppPoolUser]
GO?
REVOKE ~ はインストールが完了し、データベースレベルの EXECUTE は不要なため設定を解除しています。
[MSI 版]
手順を一通り作成し終わってから気づいたのですが、 MSI 版でインストールすると事前に作成したデータベースや
アプリケーションプールは使用されません…。
インストーラーの中でデータベースを作成したり、[CommunityServerAppPool] というアプリケーションプールが使用されます。
- ダウンロードした [.msi] のモジュールを実行します。
- [Next >] をクリックします。
- [Next] をクリックします。
- [I Agree] を選択し、[Next >] をクリックします。
- [Just me] を選択し、[Next] をクリックします。
- [Next] をクリックし、モジュールをインストールします。
- ウィザードが起動したら [Next] をクリックします。
- [Use existing web site] からインストールするサイトを選択し、[Install to root folder] を選択し [Next >] をクリックします。
デフォルトは [Install to virtual folder] で [cs] が選択されていますが今回はルートにインストールします。
? - [はい] をクリックします。
- SQL Server の情報を入力し、[Next >] をクリックします。
?? MSI 版だと新規データベースの作成出ないと駄目なようですね。
既存のデータベースを設定すると以下のダイアログが表示されます。
- データベースを作成できるユーザーを指定し、[Next >] をクリックします。
- 管理者ユーザーの情報を入力し、[Next >] をクリックしインストールを開始します。
- [Finish] をクリックします。
- [Close] をクリックします。
?
以上でインストールは完了です。
[http://localhost/default.aspx] にブラウザでアクセスすると Community Server が表示されます。
これで Community Server のインストールは終了です。
ブログ / Wiki / フォーラムがあるのでこれでいろいろと情報を載せていくことができそうです。
[Web サーバー立ち上げ体験日記]Community Server 2008.5 SP1 のインストール その 3
<[Web サーバー立ち上げ体験日記]Community Server 2008.5 SP1 のインストール その 2
SQL Server の設定になります。
SQL Server の設定は [SQL Server Management Studio Express] で実施します。
[データベースの作成]
Community Server 用のデータベースを作成します。
- [SQL Server Management Studio Express] を起動します。
- SQL Server にログインします。
- [データベース] を右クリック → [新しいデータベース] をクリックします。
? - [データベース名] を入力し、[OK] をクリックし、新規データベースを作成します。
?
[ログインの作成]
SQL Server では [Windows 認証] を設定していますので、アプリケーションプールのアカウントで
SQL Server に接続ができるように設定します。
- [SQL Server Management Studio Express] を起動します。
- SQL Server にログインします。
- [セキュリティ] → [ログイン] を右クリック → [新しいログイン] をクリックします。
- [Windows 認証] を選択し、[検索] をクリックしてアプリケーションプールに使用しているユーザーを設定します。
既定のデータベースも作成したデータベースに設定しておきます。
? - [ユーザーマッピング] を選択します。
- 作成したデータベースのマップを有効にし、以下のデータベース ロール メンバシップを設定します。
db_datareader db_datawriter db_ddladmin db_securityadmin
[データベース権限の設定]
インストール時にはストアドプロシージャが実行されます。
実行されるストアドプロシージャはこの段階では作成されていません。
現在の設定ではデータベースのデータの読み込み / 書き込み / オブジェクトの作成 / 権限の設定はできますが
ストアドプロシージャの実行権限はありませんので手動で設定する必要があります。
- [SQL Server Management Studio Express] を起動します。
- [新しいクエリ] をクリックし、作成したデータベースを選択した状態にします。
- 以下のクエリを実行します。
USE [データベース名]
GO
GRANT EXECUTE TO [コンピュータ名ユーザー名]
GO[実行例]
USE [App]
GO
GRANT EXECUTE [TESTSERVERAppPoolUser]
GO
これで SQL Server の設定は完了です。
最後に Community Server のインストールです。
[Web サーバー立ち上げ体験日記]Community Server 2008.5 SP1 のインストール その 2
<[Web サーバー立ち上げ体験日記]Community Server 2008.5 SP1 のインストール その 1
IIS に関しては今までは Default Web Site を使用していたのですが、新しく Community Server 用のサイトと
専用のアプリケーションプール / アプリケーションプール ID を作成してサイトを立ち上げたいと思います。
[アプリケーションプールの作成]
IIS インストール時には DefaultAppPool というアプリケーションプールが作成されており、Default Web Site は
このアプリケーションプールを使用するように設定されています。
今回は Community Server 専用のアプリケーションプールとアプリケーションプール ID を使用したいと思いますので、
これらの設定をします。
まずはアプリケーションプール ID の作成から。
デフォルトで作成されているアプリケーションプールはビルトインアカウントである [NETWORK SERVICE] が
アプリケーションプール ID として設定されています。
今回は権限はできるだけ制限したアカウントを使用したいのでどのグループにも参加していないユーザーを
用意したいと思います。
- [サーバー マネージャ] を起動します。
- [構成] → [ローカル ユーザーとグループ] → [ユーザー]を右クリック → [新しいユーザー] をクリックします。
- ユーザー情報を入力し、[作成] をクリックします。
?
- 作成したユーザーを [Users] グループから削除します。
これでユーザーの作成は終了しましたので、次はアプリケーションプールを作成します。
アプリケーションプールの作成は IIS マネージャから実行します。
- アプリケーションプールを右クリック → [アプリケーション プールの追加] をクリックします。
- アプリケーションプール名を入力し、[OK] をクリックします。
- 作成したアプリケーションプールを右クリック → [詳細設定]? をクリックします。
- デフォルトではアプリケーションプールの ID は [NetworkService] になっていますので作成したユーザーに変更します。
つぎはこのアプリケーションプールを使用したサイトを作成したいと思います。
[サイトの作成]
Community Server で使用するサイトを作成します。
こちらも引き続き IIS マネージャから作成します。
- Community Server のコンテンツを格納するディレクトリを作成します。
今回は [E:App] を作成しています。 - サイトを右クリック → [Web サイトの追加] をクリックします。
- [アプリケーション プール] に作成したアプリケーションプールを選択、物理パスに作成したディレクトリを設定し、
[OK] をクリックします。?
次は SQL Server の設定です。