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Windows Server 2025 で非推奨機能となる WSUS についての情報を整理しておく

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Windows Server Update Services (WSUS) deprecation で Windows Server 2025 で WSUS (Windows Update Services) が非推奨機能になったことについてのアナウンスが行われました。

これに伴い、Features removed or no longer developed starting with Windows Server 2025 (preview) にも WSUS の記載が追加されています。(投稿時点では日本語版にはまだ反映が行われていないようです)

Windows Server Update Services (WSUS) is no longer actively developed, all the existing capabilities and content continue to be available for your deployments.

機能がすぐに廃止されるということでは無く、Windows Server 2025 でも WSUS は継続して搭載されます。

しかし、積極的な機能の開発は行われず、既存機能の踏襲の形で継続して使用することができる非推奨の機能としての搭載となります。

現在配布をサポートしているコンテンツについては、Windows Server 2025 でも継続して配布を行うことはできるということですが、将来性を考えた場合、WSUS からの移行についても一度検討をしておく必要が出てきたのではないでしょうか。

冒頭に記載したアナウンスの記事のコメントには、興味深い意見がいくつもありますので、本文だけでなくコメントにも目を通しておくとよいかと。

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Written by Masayuki.Ozawa

9月 23rd, 2024 at 6:17 pm

WPA で ETL ファイルを開く際に 0x80070032 のエラーが発生した場合の対応

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Windows Performance Recorder (WPR) で取得したログを Windows Perormance Analyzer (WPA) で開こうとした場合、「0x80070032」のエラーが発生し開くことができないという事象が発生していました。

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Written by Masayuki.Ozawa

4月 9th, 2023 at 9:40 pm

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clumsy を使用して Windows でネットワーク遅延を発生させる

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SQL Server に対して実行するクエリについて、実行元から SQL Server に対してネットワーク遅延がある場合、実行されたクエリの処理時間はどのように記録されるのかを確認したいケースがありました。

実行元は Hyper-V の仮想マシンで実行しているので帯域制限については、ある程度はネットワークアダプターの帯域幅管理でも実現はできるのですが、明示的にネットワークに遅延を発生させることはできません。

Linux であれば、tc を使用して netem で実行することができそうですが、Windows 環境で手軽に実行したいと思った場合にどのように実行するのかを探してみたところ、clumsy というツールを使用することで実現ができました。

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Written by Masayuki.Ozawa

3月 15th, 2023 at 5:09 pm

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