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Windows Server 2008 R2 SP1 RC の Hyper-V マネージャーの変更点

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Winodws Server 2008 R2 SP1 RC のインストールが終わったので Hyper- マネージャーを少し触っています。

Windows Server 2008 R2 SP1 RC の評価ガイドは以下からダウンロードできるのですが現状は Beta の内容がベースになっているようで、RC での変更点は記載されていないようでした。
Windows Server 2008 R2 SP1 RC Reviewer’s Guide
Download Windows Server 2008 R2 Technical Whitepaper

■ RTM / Beta / RC の Hyper-V マネージャーの表示内容の比較

 

Hyper-V マネージャーは RTM / Beta / RC で設定できる内容や表示内容に変更があります。
それぞれを比較していきたいと思います。

SP1 Beta / RC で起動した仮想マシンですが、構成ファイルに SP1 特有の定義が入るためエクスポートしても RTM にインポートできなくなりますのでご注意ください。
# エクスポート前やエクスポート後の構成ファイルを手で書き換えればインポートできるかもしれませんが…。

 

■仮想マシンの一覧画面
SP 1 では Dynamic Memory の機能が追加されています。
SP1 以降では、仮想マシンの一覧画面が Dynamic Memory に対応した表示になっています。

[RTM]
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[SP1 Beta]
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[SP1 RC]
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Beta では、[現在のメモリ] [使用可能なメモリ] という表示だったものが、SP1 Beta では、[Assgined Memory] [Memory Demand] [Memory Status] という表示になっています。

Beta では、[現在のメモリ] に、仮想マシンに割り当てらている物理メモリ、[使用可能なメモリ] に [(現在のメモリ – 仮想マシンのコミットチャージ) / 現在のメモリ] の値が表示されています。
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Dynamic Memory で仮想マシンにメモリが割り当てられる場合は、使用可能めなメモリがマイナスを示すことはありませんが、メモリが割り当てられなくなり、コミットチャージが割り当てられている物理メモリを超えた場合、この値はマイナスになります。
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上の画像は使用可能なメモリがマイナスとなっているときの仮想マシンの状態になります。
# Dynamic Memory はスタートアップ RAM が 1024 MB、最大 RAM が 1536 MB で設定しています。
[コミット (MB)] が 2046 MB になっていますが、[現在のメモリ] は 1536 MB になっています。
そのため、[(1536 ? 2046) / 1536 = ?0.33203125 = ?33%] となります。

仮想マシンに割り当てられているメモリが足りていないということですね。

 

SP1 RC だと、[Assgined Memory] [Memory Demand] [Memory Status] の 3 項目に表示が変更がされています。
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  • [Assgined Memory] は Beta の [現在のメモリ] に相当します。仮想マシンに割り当てられているメモリが表示されます。
  • [Memory Demand] は、仮想マシンのコミットチャージの値が表示されます。
  • [Memory Status] は、[OK] [Low] [Warning] のいずれかが表示されます。

Beta の [使用可能なメモリ] に相当するのは、[Memory Demand] と [Memory Status] に分けられたようです。
仮想マシンのコミットチャージが [Memory Demand] に表示され、[Assigned Memory] と [Memory Demand] の比較が [Memory Status] に表示されます。

[Assigned Memory] と [Memory Demand] の値に差がある (メモリに余裕がある) 場合は、[OK] が表示されます。
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[Assigned Memory] と [Memory Demand] の値に差がな少ない (メモリに余裕が少ない) 場合は、[Low] が表示されます。
具体的にどれくらいの値になると [Low] になるかが記載されているドキュメントは見つからなかったのですが、割合が 86% ぐらいになると Low にはなるようでした。

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[Memory Demand] が [Assgined Memory] を超えた (メモリに余裕がない) 場合は、[Warning] となります。
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■Hyper-V の設定

NUMA アーキテクチャが使われている環境では、NUMA ノード内のメモリに当てはまる範囲で、仮想マシンのメモリを設定するのがベストプラクティスとなっています。
# NUMA ノード内に当てはまらないメモリを割り当てた場合、パフォーマンスが低下することがあります。
Hyper-V のパフォーマンスおよび容量の要件

SP1 では、[Hyper-V の設定] の設定が追加されています。

[RTM]
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[SP1 Beta]
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[SP1 RC]
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SP1 では、[NUMA ノードにまたがるメモリ割り当て] という設定が追加されています。
デフォルトでは、[仮想マシンに NUMA ノードをまたがるメモリを割り当てる] が有効に設定されています。
この設定ですが変更をすると再起動が必要となりますので、稼働中は変更することができないので注意が必要です。
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この設定ですがレジストリに格納がされています。
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[HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREMicrosoftWindows NTCurrentVersionVirtualizationNumaSpanning]
この DWORD に値が設定されます。
[仮想マシンに NUMA ノードをまたがるメモリを割り当てる] を有効にしている場合は、[1] が、無効にしている場合は、[2] が設定されます。
RTM からアップグレードした場合は DWORD が存在していないようです。存在しない場合は有効という判断なのかもしれないですね。

 

■Dynamic Memory の設定

Dynamic Memory のバッファの設定方法が SP1 Beta と RC では変更されています。

[RTM]
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[SP1 Beta]
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[SP1 RC]
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SP1 Beta ではメモリバッファーはスライドバーだったのですが、SP1 RC ではテキストボックスに変更がされています。

 

RetemoFX 関連の設定に関しては変わっていないようですね。
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RTW した際にはまた変更されているかもしれませんが、ひとまず気づいたことをまとめてみました。

Written by Masayuki.Ozawa

10月 30th, 2010 at 3:04 pm

Windows Server 2008 R2 SP1 RC をインストール

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先日 Windows Server 2008 R2 SP1 RC の提供が開始されました。
Windows 7 および Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 (SP1) Release Candidate (RC) のダウンロード

インストールの方法などを軽くまとめてみたいと思います。
# Windows 7 SP1 RC のインストールも同様の内容になります。

■SP1 Beta がインストールされている場合

 

SP1 Beta をインストールしている状態で、SP1 RC をインストールしようとすると以下のエラーになります。
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SP1 Beta をインストールしている状態では、SP1 RC をインストールすることはできません。
SP1 RC のダウンロードページにも以下の記載がされています。

Windows 7 または Windows Server 2008 R2 の Service Pack 1 Beta がコンピュータにインストールされている場合は、Release Candidate をインストールする前にその Beta をアンインストールする必要があります。

よく寄せられる質問にもこのことは記載されています。
Windows 7 および Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 (SP1) Release Candidate (RC) に関してよく寄せられる質問

SP1 Beta をインストールしている場合はアンインストールをする必要があります。
アンインストールについては技術情報が用意されています。
# Windows 7 用の技術情報ですが Windows Server 2008 でも同様です。また、RC 用ですが Beta でも使えます。
Windows 7 SP1 RC 版をアンインストールする方法

アンインストールは簡単で、[KB976932] の更新プログラムをアンインストールすると完了します。
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アンインストール終了後、再起動をすれば一連の作業は完了です。
再起動時にもアンインストール処理が走っているので結構時間がかかります…。
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こちらが SP1 Beta の winver の結果です。
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アンインストールをするとバージョンが RTM のものに変更されます。
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この状態になると SP1 RC が適用可能となります。

 

■SP1 RC の適用

それでは、SP1 RC を適用してみたいと思います。
今回は ISO 版を使用しているので [setup.exe] を実行します。
# 各 SP を単体でダウンロードした場合は、ダウンロードしたファイルを実行します。
/x を使用するとファイルを手動で展開することが可能です。

セットアップを起動したら、[次へ] をクリックします。
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[同意します] を有効にして、[次へ] をクリックします。
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[インストール] をクリックして、インストールを開始します。
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再起動されるとインストールは完了です。
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SP1 RC のインストールが完了した後の winver の内容がこちらになります。
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Windows Server 2008 R2 RC の winver には有効期限が表示されていないのですが、[2011 年 11 月 30 日] が使用期限となるようです。

SP1 RC の検証については別の機会にまとめていきたいと思います。

Written by Masayuki.Ozawa

10月 29th, 2010 at 12:48 am

SQL Server 2008 R2 を使用して OpsMgr をインストール

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少し System Center も触れるようになりたいなと思い、まずは System Center Operations Manager 2007 R2 (OpsMgr) から勉強を始めてみました。
# PRO 機能と絡めればおもしろそうだと思ったので。

OpsMgr で使用できる SQL Server は以下の技術情報に記載されています。
Operations Manager 2007 R2 でサポートされている構成

日本語の技術情報では、[Operations Manager の Operations データベース] には [SQL Server 2008] までしか記載がされていないのですが、英語の技術情報の [Operations Manager Operations database] には、[SQL Server 2008 R2] が記載されています。
Operations Manager 2007 R2 Supported Configurations

 

SQL Server 2008 R2 を使用したインストールについては KB が提供されています。
Support for System Center Operations Manager 2007 R2 that runs on a SQL Server 2008 R2 database

OpsMgr のインストーラーでデータベースを作成するのではなく、手動でデータベースを作成してそれを使うように OpsMgr をインストールすることで、SQL Server 2008 R2 を使用することが可能です。
# SQL Server 2005 SP1 または、SQL Server 2008 でインストールをして、SQL Server 2008 R2 にアップグレードするという手法もあるようなのですが、今回は新規インストールした SQL Server 2008 R2 を使用します。

ひとつ気になっているのは、

The Alert View window does not open when you click the Alert View link in the notification emails.
No workaround for this is available currently.

という記載があるところでしょうか。
通常の操作で、アラートビューでどのようなことができて、SQL Server 2008 R2 を使った場合にどのような挙動になるのかがわかっていないのですが…。

■SQL Server 2008 R2 のインストール

機能としては以下のコンポーネントをインストールすれば OpsMgr 用のデータベースとして使用することができます。
# 管理ツールは必須ではないのですが、あると便利なのでインストールしています。
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SQL Server 2008 R2 のインストールで OpsMgr に合わせた設定は以下の 2 点になります。

  1. 照合順序を [SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS] に設定
    サーバーレベルの照合順序を以下の設定にします
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  2. Reporting Services をネイティブ モードで構成
    Reporting Serivces の構成を [ネイティブ モードの既存の構成をインストールする。] で設定します。
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この設定でインストールした SQL Server を使用して、OpsMgr をインストールしていきます。

 

■OpsMgr のインストール

 

今回は Windows Server 2008 R2 にインストールをします。
OpsMgr をインストールするためには IIS をインストールする必要があります。

IIS で必要となる役割は以下の KB に記載がされています。
Windows Server 2008 を実行しているコンピューターで System Center Operations Manager 2007 の Web コンソールのインストールに失敗する場合がある

この KB は Windows Server 2008 用のものですが、Windows Server 2008 R2 でも役割の機能を追加すれば OpsMgr をインストーすることが可能です。

他には、ASP.NET Ajax Extensions 1.0 が必要になりますので、以下の URL からダウンロードしインストールしておく必要があります。
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ASP.NET AJAX 1.0

.NET Framework 3.5 も必要になるのですが、これに関しては SQL Server 2008 R2 をインストールする際にインストールをしていますので、OpsMgr の前提チェックではエラーになりません。

それでは、OpsMgr をインストールしていきたいと思います。
OpsMgr の基本的な機能を使用するためには、[Operations Manager 2007 R2 のインストール] と [Operations Manager 2007 R2 レポートのインストール] を実行します。
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■Operations Manager 2007 R2 のインストール

Operations Manager 2007 R2 のインストールをデフォルトの設定のまま行おうとすると、以下のコンポーネントが選択された状態となっています。
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この状態でインストールをしようとすると、前提条件の確認をパスすることができません。
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[ログの表示] をクリックして、内容を確認してみます。
そうすると SQL Server のチェックでエラーとなっていることが確認できます。
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SQL Server 2008 R2 を使用する場合、インストーラーでデータベースを作成することができません。
データベースに関しては手動で作成する必要があります。

手動で作成する際の手順は以下の内容になります。

  1. OpsMgr のインストールメディアの [SUPPORTTOOLSAMD64DBCREATEWIZARD.EXE] を実行します。
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  2. [Next] をクリックします。
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  3. [データベースのタイプ] から [Operations Manager データベース] を選択し、[Next] をクリックします。
    今回は、既定のインスタンスをポート番号を変更せずに使用していてるため SQL ポートは未指定のままにしています。
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  4. OpsMgr の管理グループ名を入力し、[Next] をクリックします。
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  5. [Next] をクリックします。
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  6. [Finish] をクリックして、データベースを作成します。
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  7. [OK] をクリックします。
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以上でデータベースの手動作成は完了です。

再度インストールを実行して、インストールするコンポーネントから [Database] を外すと、前提条件のチェックをパスすることができます。
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下の画像では、警告付きとなっていますがこれはメモリが 1.5 GB の環境でインストールをしているためです。
# OpsMgr のインストールは 2GB 以下のメモリだと警告になります。正常にインストールはできるので問題はありませんが。
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データベースの設定になったら、先ほどデータベースを作成したサーバー名を指定します。
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あとは通常の OpsMgr のインストールと同じです。
まずは検証してみたいということであれば、すべてのサービスアカウントを [ローカル システム] に設定するとインストールを行うことができます。
# 後の設定はデフォルトで。
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[完了] をクリックして、インストールを完了します。
[暗号化キーのバックアップ] は [SecureStorageBackup.exe] を手動で実行することで後から実行することも可能ですので、今回はバックアップが起動したらすぐに閉じて終了しています。
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■Operations Manager 2007 R2 レポートのインストール

続いて [Operations Manager 2007 R2 レポートのインストール] を実行します。
こちらもデフォルトでは、[Data Warehouse] がインストールされる設定になっています。
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この設定のままインストールを続けると前提条件をパスすることができません。
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ログの表示でエラーを確認すると先ほどと同じで、SQL Server でエラーとなっています。
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レポート用のデータベースもインストーラーからではなく、手動で作成する必要があります。

  1. OpsMgr のインストールメディアの [SUPPORTTOOLSAMD64DBCREATEWIZARD.EXE] を実行します。
  2. [Next] をクリックします。
  3. [データベースのタイプ] から [Operations Manager データウェアハウス データベース] を選択し、[Next] をクリックします。
    今回は、既定のインスタンスをポート番号を変更せずに使用していてるため SQL ポートは未指定のままにしています。
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  4. [Finish] をクリックして、データベースを作成します。
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  5. [OK] をクリックします。
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以上でデータベースの手動作成は完了です。

再度インストールを実行して、インストールするコンポーネントから [Data Warehouse] を外すと、前提条件のチェックをパスすることができます。

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ルート管理サーバーとしては、OpsMgr をインストールしているサーバーを指定して、[次へ] をクリックします。
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データベースサーバー、Reporting Serives サーバーも自サーバーですので、OpsMgr をインストールしているサーバーを指定して、[次へ] をクリックします。
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Repoting Services のサーバーを選択して、[次へ] クリックしたタイミングで応答がなくなる (砂時計のアイコンになったまま次の画面に遷移しない) ことがたまにあるのですが、その場合はタスクマネージャーを起動して、[msiexec.exe] のプロセスを終了させると画面が遷移します。
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次の画面は、データウェアハウス用のアカウント設定画面になります。
検証の場合は、データウェアハウス用のアカウントはローカルの Administrator を設定すると早いかもしれません。
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あとはデフォルトの設定でインストールを行います。
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このままインストールをすると以下のエラーが発生します。
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最後の手順として、Reporting Service で使用されているグループの名前を一時的に変更する必要があります。

  1. 管理ツールから [コンピュータの管理] を開きます。
  2. [SQLServerReportServerUser$<サーバー名>$MSRS10_50.<インスタンス名>] のグループ名を
    [SQLServerReportServerUser$<サーバー名>$MSRS10.<インスタンス名>] に変更します。
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この状態で再度インストールを実行すると今度はエラーが発生しない状態で完了します。
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インストールが完了したらグループ名を元に戻します。
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OpsMgr でサーバーが管理できていることを確認してみたいと思います。
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レポートも表示できていますので、Reporting Serivces との連携もできています。
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OpsMgr の現時点の最新版は OpsMgr 2007 R2 CU3 になりますので、CU3 も適用を検討しておいた方が良いかと。
System Center Operations Manager 2007 R2 Cumulative Update 3 (KB 2251525) – 日本語

操作方法についてはこれから勉強しないと。

Written by Masayuki.Ozawa

10月 27th, 2010 at 7:12 am

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Outlook 2007 は Exchange 5.5 に MAPI で接続ができない?

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今日は検証がしたい内容があり、Exchange 5.5 の環境をすこし触っていました。

OWA を使って基本的な確認が終わったので、Outlook を使っても確認がしたいなと思って、手元にあった Windows XP + Outlook 2007 の環境で Exchange 5.5 に接続をしようとしたところこのようなエラーが。

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[サポートされていないバージョンの Microsoft Exchange 上にあります。] とのメッセージが。
Exchange 5.5 だから仕方ないですかね…。

このメッセージですが、英語だとこのような内容になるようです。

Cannot open your default e-mail folders.
the resource that you are trying to use is located on an unsupported version of Microsoft Exchange

 

Exchange 2010 で接続ができないときの定番である暗号化の設定についても Outlook 側は無効にしても接続はできませんでした。
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このメールボックスですが、Outlook 2003 からは接続ができるのでサーバーの設定としては特に問題はなさそうなんですよね。
今回は Outlook 2007 で Exchange 5.5 に対して MAPI で接続するという要件の検証ではなく、たまたまテストで使っていたゲスト OS にインストールされている Outlook が 2007 だっただけなのであっさりあきらめて、Outlook 2003 に切り替えてしまいました。

英語のメッセージを参考に検索エンジンで調べてみたところ、Exchange 5.5 は非サポートなのでつながらないのではという内容の情報がかなり見つかったので、この組み合わせで MAPI でつながらないのは有名な話なのかもしれないですね。

MAPI では接続ができないのですが、POP3 を使ってみたところ正常に接続ができ、メールの配信も可能でした。
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めったに使うことのない情報だと思いますが、メモとして。

Written by Masayuki.Ozawa

10月 19th, 2010 at 10:18 pm

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MED-V v2 Beta を検証 [展開用パッケージのインストール]

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作成された展開用パッケージのインストールについてまとめていきたいと思います。

展開用パッケージをインストールする前に、MED-V のクライアントコンポーネントをインストールする必要があります。

 

■ MED-V Client のインストール

 

  1. MED-V Client のインストーラーを実行します。
    今回は、x86 の Windows 7 を使用していますので、[MED-V_Client_x86.msi] を実行します。
  2. [Next] をクリックします。
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  3. [I accept the terms in the License Agreement.] を有効にし、[Next] をクリックします。
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  4. [Next] をクリックします。
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  5. [Install] をクリックしてインストールを開始します。
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  6. [Finish] をクリックしてインストールを完了します。
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これで展開用パッケージをインストール可能にするためのクライアントコンポーネントがインストールされます。

このクライアントコンポーネントなのですが、ファイル名に Client とついていますが、[MED-V Host Agent] がインストールされます。

ヘルプやダウンロードできるドキュメント内の MED-V Host Agent と記載されているものはこのクライアントコンポーネントをインストールしないと使用することができません。
# ちょっと名前が紛らわしいですよね…。

 

続いて展開用パッケージのインストールを行います。
# 展開用パッケージは多言語対応されている用で日本語で表示されます。

 

■展開用パッケージのインストール

 

  1. 作成したパッケージの [setup.exe ] を実行します。
  2. [次へ] をクリックします。
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  3. [インストール] をクリックして、インストールを開始します。
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  4. [完了] をクリックしてインストールを完了します。
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[Launch MED-V] が有効になっているので、完了後に MED-V が実行されるのですが、今回は以下のメッセージが表示されてしまいました。
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MED-V のパッケージのインストールまではワークグループ環境で実行ができるのですが、MED-V の実行は [ドメイン環境が必須] になります。

ドメインユーザー以外で MED-V を実行しようとしても上記のメッセージが出力されてしまい実行することができませんので注意が必要です。

デフォルトの設定でパッケージを作成するとログイン時に MED-V が自動で実行されるように設定がされています。
ドメインユーザーでログインすると以下のダイアログが表示されるのですが、これは MED-V が自動で実行されているためです。
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[Start] をクリックして、即時実行してみます。
そうすると仮想マシンとして MED-V で展開した仮想マシンが自動で作成/実行されます。
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また、通知領域に MED-V Host Agent のアイコンが表示され、[MED-V Configuring <ワークスペース名> for use.] というメッセージが出力されます。
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今回は [Attended Setup] にしていますので、実行中の sysprep の状況を確認することができます。
# 初回起動時は sysprep による初期化が行われ起動まで時間がかかります。

応答ファイルが適切に構成されておらず、無応答セットアップになっていない場合はセットアップの途中で止まっている可能性もありますので、一度 [Attended Setup] でテスト展開をしてみて、正常に展開することは本番運用でも確認したほうが良さそうですね。
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Sysprep 終了後に、Sysprep.inf で設定していた WMIC と FtsCompletion.exe が実行されます。
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FtsCompletion.exe の実行が終了すると自動でシャットダウン → 起動されます。
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起動されると、[initializing.] になり、

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仮想マシンへのログインの認証ダイアログが表示され、
# [資格情報を記憶する] を有効にしておいた方がいいかは調査中です。

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認証が通ると、ワークスペースの初期化が進み [applications are ready for use] となり、
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スタートメニューに公開プログラムが表示されます。
# MED-V 用のフォルダはできず、スタートメニューの直下に表示されました。
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MED-V の管理ですが、Administration Toolkit で管理することができ、[MedvHost.exe /toolkit] から実行することができます。
# MED-V_Client をインストールしている必要があります。
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この管理コンソールから展開しているアプリケーションと、Web リダイレクトの URL を確認することができます。
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ここまでで、MED-V の初期設定は完了です。
MED-V を使用して、IE8 と IE6 を実行した画面が以下の画像になります。
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Web リダイレクションが実行されると以下のように表示がされます。
ホスト OS の IE で Web リダイレクション対象の URL を開こうとすると自動的に MED-V のゲスト OS の IE が起動されます。
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ここまでの手順だと MED-V の Web Redirection が正常に動作しないので手順を見直す必要があるのですよね…。
MED-V は展開パッケージの VHD と差分ハードディスクで構成されており、MED-V を起動するたびに差分ハードディスクが削除されてしまい初期状態に戻ってしまいます。
# sysprep が永久ループしたのもこの辺の動作が影響していると思ってきました。

この辺の設定も見直さないといけないのですよね…。

2010/10/21 追記

永久ループしていたのは、MED-V のゲスト OS をドメインに参加させていなかったいことが原因のようです。
MED-V のゲスト OS をドメインに参加させないと、Sysprep 後に [FtsCompletion.exe] が実行され、シャットダウン → 起動という処理が実行される際にエラーとなりワークスペースの初期構成が失敗してしまい、仮想マシンが新規作成 (差分ディスクを再作成) され再度 Sysprep が実行されてしまうという流れが繰り返されてしまっていました。

FtsCompletion.exe のシャットダウン後に以下のダイアログが表示され、ワークスペースの初期構成が失敗したというメッセージが表示されます。
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ドメインに参加をさせたところ [FtsCompletion.exe] が実行 → シャットダウン → 起動 が終了し、ワークスペースの初期構成が正常に完了して、仮想マシンが再作成されるということがなくなりました。

この現象ですが、FtsCompletion.exe をインストールしなかった場合にも発生します。
MED-V のゲスト OS に関しては FtsCompletion.exe のインストールは必須のようですね。
# このプログラムをインストールしないと Web リダイレクトも動作しないようですし。

MED-V のワークスペースの初期化が正常に完了しないと、MED-V は XP Mode 相当の配置となるようで、Windows Virtual PC の直下に公開プログラムが表示されます。
# ワークスペースが初期化されていない状態だとこのような表示になるようです。
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まだまだ検証することはありそうなので、この辺は別の投稿でまとめていきたいと思います。

Written by Masayuki.Ozawa

10月 17th, 2010 at 10:39 pm

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MED-V v2 Beta を検証 [展開用パッケージ作成]

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ここまでで事前作業は終了しましたので展開用のパッケージを作成していきます。

 

■展開用パッケージの作成

 

MED-V Workspace Packager を使用して展開用のパッケージファイルを作成します。

  1. [MED-V Workspace Packager] を実行します。
    image
  2. [Create a MED-V Workspace Package] をクリックします。
    image
  3. [Next] をクリックします。
    image
  4. [Browse] をクリックしてゲスト OS の VHD 参照し、[Next] をクリックします。
    image
  5. [Next] をクリックします。
    MED-V v2 を初めて検証するときは、[Attended setup] にしておくと動作がわかり易いと思います。
    Attended Setup はその名称の通り、応答型のセットアップになります。
    この方法でパッケージを作っておくと、MED-V の初期起動時の sysprep の動作状況などを確認することができます。
    今回は、[Attended setup] を選択してパッケージを作成してみます。
    image 
  6. [Next] をクリックします。
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  7. [Next] をクリックします。
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  8. [Next] をクリックします。
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  9. [Next] をクリックします。
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  10. [Next] をクリックします。
    ここで設定した値が、Web リダイレクト対象の URL となります。
    MED-V v2 は特定の URL のみゲスト OS の IE で開くという設定ができます。
    今回は、[http://www.google.co.jp] を設定しておきました。
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  11. [Create] をクリックしてパッケージを作成します。
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  12. [Close] をクリックします。
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以上でパッケージの作成は完了です。

パッケージを作成すると、

  • setup.exe
  • <Workspace Name>.msi
  • <Workspace Name>.ps1
  • <Workspace Name>.reg
  • <Workspace Name>.medv

が作成されます。

setup.exe/msi はセットアップ用のファイルになります。

.ps1/reg はレジストリ登録用のファイルになっているようです。

MED-V のレジストリは、[HKEY_LOCAL_MACHINESoftwareMicrosoftMedvv2] に格納され、MED-V のパッケージ作成で設定した値はこのレジストリに設定がされるようです。
# Web Redirection の URL もこのレジストリ内に設定がされます。
setup.exe を実行してインストールをするとレジストリへの設定反映もされますので、単体で実行する必要はないのですが、後からちょっと設定を変えたいというときにはこれらのファイルを変更すると良さそうでsう。

.medv は展開用の VHD が格納されています。
この
ファイルは zip 圧縮のファイルになりますので、拡張子を .zip に変更するとファイルを展開することができます。
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VHD 内のファイルを少し変更したい場合は、VHD マウントをして変更することもできそうですね。

 

セットアップを実行すると展開用パッケージをインストールすることができるのですが、MED-V クライアントがインストールされていない状態でセットアップを実行してもエラーとなります。
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展開用パッケージのインストールは次の投稿でまとめたいと思います。

Written by Masayuki.Ozawa

10月 17th, 2010 at 9:32 pm

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MED-V v2 Beta を検証 [展開用パッケージ作成の事前作業]

one comment

MED-V v2 の展開用パッケージ作成の事前作業についてまとめていきたいと思います。
# パッケージ作成まで書こうと思ったのですが、事前作業が意外に多かったのでパッケージ作成は別でまとめたいと思います。

パッケージを作成するには、MED-V Workspace Packager をホスト OS にインストールする必要があります。
ヘルプでは、[How to Install the MED-V Workspace Packager] に記載されている内容です。

 

■Workspace Packager のインストール

 

MED-V Workspace Packager のインストールには、[MED-V_Console_xxx.msi] を 実行します。

今回はホスト OS に Windows 7 Enterprise Edition x86 を使用しているので、[MED-V_Console_x86.msi] を実行して、32 ビット環境用の Workspace Packager をインストールします。

  1. [MED-V_Console_x86.msi] を実行します。
  2. [Next] をクリックします。
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  3. [I accept the terms in the License Agreement.] を有効にして、[Next] をクリックします。
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  4. Windows Update の設定をして、[Next] をクリックします。
    今回は、[Use Microsoft Update when I Check for updates] を選択しています。
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  5. [Next] をクリックします。
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  6. [Install] をクリックして、MED-V Workspace Packager をインストールします。
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  7. [Finish] をクリックしてインストールを完了します。
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以上で、MED-V Workspace Packager のインストールは完了です。

スタートメニューから Workspace Packager を起動することが可能です。
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この Workspace Packager を使用して、展開用のパッケージを作成します。
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パッケージを作成する際には、前回の手順で作成したゲスト OS の VHD を指定するのですがここまでの手順で作成した VHD をしてしてパッケージを作成しようとすると以下のエラーが発生します。

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パッケージ化をするためには、ゲスト OS 上に [sysprep.inf] が存在しいている必要があります。
# パッケージ化する際にゲスト OS の VHD をホスト OS 上にマウントしてファイルの存在を確認しているようです。

 

■sysprep.inf の作成

パッケージ化するためにゲスト OS 上で sysprep.inf を作成します。
sysprep.inf を作成するためには、前の投稿で展開をしたセットアップマネージャーを使用します。

ヘルプの [Configuring a Windows Virtual PC Image for MED-V] にサンプルの sysprep.inf が記載されていますのでこれを使っても良いかと思います。
# 英語環境をベースに記載されているので、そのまま使用するとキーボードの設定が英語になってしまいますが。

展開したフォルダの [setupmgr.exe] を実行します。

  1. setup.mgr を実行します。
  2. [次へ] をクリックします。
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  3. [新しい応答ファイルを作成する] を選択し、[次へ] をクリックします。
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  4. [Sysprep セットアップ] を選択して、[次へ] をクリックします。
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  5. [Windows XP Professional] を選択して、[次へ] をクリックします。
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  6. [はい、インストールを完全に自動化します] を選択し、[次へ] をクリックします。
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あとは完全自動化で無応答セットアップができるように各項目を入力していきます。

ヘルプの sysprep.inf と合わせるようにするためには、以下の設定をします。
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"wmic /namespace:\rootdefault path SystemRestore call Disable %SystemDrive%"
"c:Program FilesMicrosoft Enterprise Desktop VirtualizationFtsCompletion.exe"

設定が終了したら、[C:sysprepsysprep.inf] に応答ファイルを保存します。
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今回、私が作成した応答ファイルは以下の内容になります。 
AdminPassword / ProductKey  / Joinomain / DomainAdmin / DomainAdminPassword は環境に応じて適切な値を設定してください。
# JoinWorkgroup は参考としてコメントアウトして記載しています。

;SetupMgrTag
[GuiUnattended]
    EncryptedAdminPassword=NO
    TimeZone=235
    OEMDuplicatorstring="MED_V v2 Host"
    AdminPassword="administrator"
    AutoLogon=Yes
    AutoLogonCount=1
    OEMSkipRegional=1
    OemSkipWelcome=1

[UserData]
    ProductKey=xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxxx-xxxxx
    FullName="MED-V User"
    OrgName="MED-V User"
    ComputerName=*

[Identification]
    JoinDomain=medvdom.local
    DomainAdmin=administrator
    DomainAdminPassword=administrator
;    JoinWorkgroup=WORKGROUP

[Networking]
    InstallDefaultComponents=Yes

[Branding]
    BrandIEUsingUnattended=Yes

[Proxy]
    Proxy_Enable=0
    Use_Same_Proxy=0

[Unattended]
    InstallFilesPath=C:sysprepi386
    TargetPath=WINDOWS
    UpdateServerProfileDirectory=1
    OemSkipEula=Yes

[GuiRunOnce]
    Command0="wmic /namespace:\rootdefault path SystemRestore call Disable %SystemDrive%"
    Command1=”c:Program FilesMicrosoft Enterprise Desktop VirtualizationFtsCompletion.exe"

[sysprepcleanup]

この後、sysprep をかけて展開用のイメージ化するのですが、sysprep をする前に Administrator のパスワードを設定なしの状態にしておきます。
ただし、パスワードなしだと再作業をしようとしたときにログオンできない状態になる可能性があるためこの辺の作業はスナップショットを取得しておいて慎重に実施しておいた方が良いかもしれません。
# 応答ファイルと同じパスワードでも大丈夫ですが、Sysprep 実行前はなしにするのが定番だと思います。

また、[FtsCompletion.exe] についてですが、これは First Time Setup のための実行ファイルになるようなのですが何度か試したところ、これを実行すると sysprep が永久ループされてしまい起動することができないという現象が発生してしまいました。
# sysprep の処理が完了する前に FtsCompletion でシャットダウンが発生して、再度 sysprep が実行されてしまいました…。
状況に応じて、[FtsCompletion.exe] の実行はしないように変更したほうが検証をしやすいかもしれません。
# このプログラムで具体的にどのようなことが行われるのかまでは掴めていません…。

2010/10/21 追記

FtsCompletion が完了せずに、sysprep が永久ループしていなかった件ですが、MED-V のゲスト OS の構成が適切でなかったため発生していたようです。
ゲスト OS が適切に構成されている場合、sysprep 後に FtsCompletion が実行され、MED-V のワークスペースの初期化が完了し、ログオンしているユーザーの差分ディスクが使用できる状態になります。
ワークスペースの初期化が正常に終了しない場合、MED-V は差分ディスクを新規に作成し、再度親ディスクの状態を使用しに行きますので、sysprep が永久に終わらないという状態が発生していたようです。

構成が適切でなかった原因なのですが、MED-V のゲスト OS をドメインに参加させるように応答ファイルを構成していなかったことに起因しているようです。
ドメインに参加させるように応答ファイルを構成したら MED-V ワークスペースの初期化も正常に完了し、MED-V Host Agent が起動されるたびに差分ディスクが再作成されるという現象は発生しなくなりました。

ヘルプのサンプル応答ファイルもドメイン参加するように構成されていますので、MED-V v2 ではホスト、ゲスト共にドメイン参加させる必要がありそうですね。
WORKGROUP で、ワークスペースの初期化を正常に完了させ sysprep の永久ループが発生しないようにするための方法は見つけられませんでした。

■VHD から不要なファイルを削除

ここまでの作業が完了すると sysprep を実行して展開用のイメージを作成できるのですが、[MED-V Evaluation.pdf] に、[Instructions for Compacting the VHD] という章があり、VHD から不要なファイルを削除してコンパクト化する手順が記載されています。

展開用のイメージは小さい方がネットワークトラフィックに負担もかけずに済みますので記載内容を実行して最適化をしておきたいと思います。

■DLL キャッシュのクリア

  1. コマンドプロンプトで、[sfc /cachesize=1] を実行します。
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  2. 再起動
  3. コマンドプロンプトで、[sfc /purgecache] を実行します。
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■不要ファイルの削除

  1. 以下のコマンドをコマンドプロンプトから実行して不要ファイルを削除します。

    Delete all $<Name>$ files from the %windir% directory except $hf_mig$
    # 修正プログラム適用時に作成される $NtUninstallxxxxxx$ を手動で削除します。
    隠しフォルダなので表示されるようにフォルダオプションを変更する必要があります。
    $hf_mig$ も削除しても大丈夫な気はするのですが今回は残してあります。

    DEL "%windir%ServicePackFiles*"
    DEL "%windir%Driver Cachei386*"
    DEL "%windir%System32wbemAutoRecover*"
    DEL "%windir%webwallpaper*"
    DEL "%windir%SoftwareDistributionDownload"
    DEL "C:Documents And SettingsAll UsersDocumentsMy Music*"
    DEL "C:Documents And SettingsAll UsersDocumentsMy Pictures*"
    DEL "C:Documents And SettingsAll UsersDocumentsMy Videos*"

 

■システム復元の無効化

  1. [マイ コンピュータ] の [プロパティ] をクリックします。
  2. [システムの復元] タブを選択します。
  3. [システムの復元を無効にする] を有効にし、[OK] をクリックします。
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  4. [はい] をクリックします。
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■イベントログのサイズ調整

  1. [eventvwr.msc] を実行します。
  2. [アプリケーション] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  3. 以下の設定をして、[OK] をクリックします。
    [最大ログ サイズ] : 512 KB
    [必要に応じてイベントを上書きする] : 有効
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  4. [アプリケーション] を右クリックし、[すべてのイベントを消去] をクリックします。
  5. [いいえ] をクリックします。
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  6. 同様の作業を、[システム] [セキュリティ] に対して実行します。

 

■ディスククリーンアップの実行

  1. [スタート] → [すべてのプログラム] → [アクセサリ] → [システム ツール] → [ディスク クリーンアップ] を実行します。
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  2. [OK] をクリックします。
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  3. [はい] をクリックします。
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■ページングファイルの設定

  1. [マイ コンピュータ] の [プロパティ] をクリックします。
  2. [詳細設定] タブを選択します。
  3. [パフォーマンス] の [設定] ボタンをクリックします。
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  4. [詳細設定] タブをクリックします。
  5. [変更] をクリックします。
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  6. [ページング ファイルなし] を選択し、[設定] をクリックします。
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  7. [OK] をクリックします。
  8. [OK] をクリックします。
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  9. ウィンドウをすべて閉じて再起動します。

 

■VHD の圧縮

  1. ゲスト OS をシャットダウンします。
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  2. ホスト OS で [diskmgmt.msc] を実行します。
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  3. [操作] → [VHD の接続] をクリックします。
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  4. ゲスト OS の VHD を選択し、[OK] をクリックします。
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  5. [dfrugui.exe] を実行します。
  6. 接続した VHD のドライブを選択し、[ディスクの最適化] をクリックして最適化を実行します。
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  7. 最適化が終了したら、[C:Program FilesWindows Virtual PCIntegration Components] を開きます。
  8. [Precompact.iso] から [precompact.exe] を取り出します。
    # ISO ファイルからのファイル取り出しなので、ISO を適当なゲスト OS でマウントしてファイルを取り出します。
  9. [precompact.exe] を実行します。
  10. [はい] をクリックして、縮小化前の事前処理を実行します。
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  11. [OK] をクリックします。
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  12. 接続していた VHD を右クリックして、[VHD の切断] をクリックします。
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  13. [OK] をクリックします。
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  14. [Windows Virtual PC] をクリックします。
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  15. MED-V 用のゲスト OS を右クリックして、[設定] をクリックします。
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  16. ハード ディスクを選択して、[変更] をクリックします。
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  17. [仮想ハード ディスクの圧縮] をクリックします。
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  18. [圧縮] をクリックします。
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  19. [閉じる] をクリックします。
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■sysprep の実行

 

実行しなくてもパッケージは作れるのですが、ヘルプの内容に従って展開用に sysprep を実行する場合の手順は以下の通りになります。
ただし、Web Redirect のように、ホストとMED-V のゲストを連携させるための機能を使用するためには、MED-V Host Agent 経由でゲスト OS を起動した後に FtsCompletion.exe を実行して、ワークスペースの初期化を完了させる必要があります。
今回、サンプルとして記載している sysprep には初期ログオン時に自動で実行するように設定をしていますが、sysprep を実行しないでパッケージ化した場合には、手動で実行をする必要があると思います。

  1. [sysprep.exe] を実行します。
  2. [OK] をクリックします。
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  3. 以下の設定をして、[再シール] をクリックします。
    [ライセンス認証の猶予期間をリセットしない] を有効
    [Mini-Setup を使う] を有効
    [シャットダウン モード] を [シャットダウン] に設定
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  4. [OK] をクリックします。
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今回は、検証の時間短縮のため sysprep は実行しないで作業を進めています。 
sysprep 実行時は、MED-V のセットアップ実行後の初回ログオン時にsysprep による処理が実行されます。

2010/10/21 追記

ドメイン参加が必要になるようなので、sysyprep を実行して自動でドメイン参加するように設定をして検証をしました。

 

ここまでの作業が終わるとパッケージ作成の事前作業は完了です。

次の投稿でMED-V Workspace Packager を使用して、展開用のパッケージ作成についてまとめていきたいと思います。

Written by Masayuki.Ozawa

10月 17th, 2010 at 8:23 pm

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MED-V v2 Beta を検証 [クライアント環境の準備]

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クライアント環境の準備についてまとめていきたいと思います。

 

■ホスト OS の準備

 

まずは、MED-V の環境をパッケージングするためのホスト OS を準備します。
今回は Hyper-V 上に Windows 7 Enterprise Edition x86 の環境を構築しています。

Hyper-V 上の Windows 7 でも XP Mode でアプリケーションを実行することが可能です。
検証のために物理環境を用意しなくても MED-V v2 を検証することが可能です。
# CPU によってはうまく実行できないこともあるようですが。
また、私の検証環境ではWindows 7 x64 を使用して実行することができなかったので x86 を使用しています。

 

最初の手順としては Windows Virtual PC の環境を準備することころから始めます。
ヘルプの [Configure Installation Prerequisites] を参照しながらホスト OS を準備します。

■Windows Virtual PC 環境の準備

  1. 以下の URL から Windows Virtual PC をダウンロードします。
    Windows XP Mode および Windows Virtual PC
  2. 今回は Hyper-V 上のゲスト OS で MED-V を実行するので、CPU の仮想化機能を使用しなくても Windows Virtual PC を実行できるようにするための修正プログラムを適用します。
    Windows 7 用の更新プログラム (KB977206)
    Windows 7 for x64-based Systems 用の更新プログラム (KB977206)

以上で、Windows VIrtual PC 環境の準備は完了です。
これで Hyper-V 上のゲスト OS で Windows Virtual PC を実行することが可能になります。

MED-V v2 のホスト OS の要件として、.NET Framework 3.5 SP1 が必要となるのですが、Windows 7 では標準で .NET Framework 3.5 SP1 がインストール済みなのでインストールは不要です。

ウイルススキャンソフトをインストールしている場合は、以下の拡張子をスキャンの除外に設定しておきます。

  • *.VMC
  • *.VUD
  • *.VSV
  • *.VHD

 

■ゲスト OS の準備

 

ホスト OS の準備が完了したらゲスト OS の準備を行います。

今回はゲスト OS として、Windows XP Professional SP3 x86 を準備しました。
まずは、ゲスト OS 上で仮想アプリケーション機能 (XP Mode) が使用できる環境を構築します。
ヘルプの [Creating a Windows Virtual PC Image for MED-V] を参照しながらゲスト OS を準備します。

 

■アプリケーションリダイレクト環境の構築

  1. ゲスト OS に Windows Virtual PC の統合コンポーネントをインストールします。
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  2. 仮想アプリケーショ機能を使用可能にするための修正プログラムをインストールします。
    RemoteApp? を有効にするための WindowsR XP SP3 用の更新プログラム
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  3. Windows Virtual PC の統合機能を有効にします。
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  4. KB319440 の対応を実施します。
    Windows でポリシー ファイルに対する OpLock が許可されていない場合に低速な接続でログオンに遅延が発生する
    具体的には以下のレジストリの変更を行います。
    image
    Registry subkey: HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREMicrosoftWindows NTCurrentVersionWinlogon
    Entry: BufferPolicyReads
    Type: DWORD
    Value: 1
  5. 以下の修正プログラムをインストールしたほうが良いらしいのですが、この投稿を書いている段階ではダウンロードができなかったため、今回はインストールをしませんでした。
    Windows XP を実行して、ターミナル サービス セッションからはリモート コンピューター上のリダイレクトされたドライブを開こうとするとパフォーマンスの低下

 

以上で仮想アプリケーションの実行環境の構築は終了です。
今回は、[C:Documents and SettingsAll Usersスタート メニュー] に、IE とコマンドプロンプトを配置して、Windows 7 上から実行できるようにしてあります。

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また、資格情報も保存して次回起動時以降に資格情報の入力が求められないようにしておくと便利だと思います。
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■.NET Framework 3.5 SP1 のインストール

ME
D-V を使用するためには、.NET Framework 3.5 SP1 をインストールしておく必要があります。
.NET Framework 3.5 SP1 をインストールしていないと MED-V Guest Agent をインストールした際に以下のエラーが発生してしまいます。
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[MED-V Guest Agent setup wizard ended prematurely.] と表示されますが、これは .NET Framework 3.5 SP1 がインストールされていないので、Guest Agent をインストールするための前提が満たされていないためエラーが発生しています。

  1. .NET Framework 3.5 SP1 をインストールします。
    Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1
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  2. .NET Framewor 3.5 SP1 日本語 Language Pack をインストールします。
    Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 日本語 Language Pack
    image

 

 

■MED-V Guest Agent のインストール

.NET Framework 3.5 SP1 のインストールが終了したら MED-V の Guest Agent をインストールします。

  1. MED-V_Agent.msi を実行します。
  2. [Next] をクリックします。
    image
  3. [I accept the terms in the License Agreement.] を有効にして、[Next] をクリックします。
    image
  4. Windows Update の設定をして、[Next] をクリックします。
    今回は、[Use Microsoft Update when I Check for updates] を選択しています。
    image
  5. [Next] をクリックします。
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  6. [Install] をクリックして、MED-V Guest Agent をインストールします。
    image
    image
  7. [Finish] をクリックしてインストールを完了させます。
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MED-V Guest Agent ですが、インストールをすると以下の 2 種類のサービスがインストールされます。

  1. MED-V Guest Service
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  2. MED-V Network Settings Service
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また、スタートアップに [MedvGuest.exe] が実行されるように設定されます。
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■セットアップマネージャー

MED-V v2 はMED-V Console でパッケージ化をして各クライアントに展開をするのですが、パッケージ化をする際にゲスト OS に [sysprep.inf] が配置されている必要があります。

sysprep.inf を作成するための方法として、ゲスト OS の SP のバージョンに合わせた、セットアップマネージャーを使用して作成する方法があります。

展開前に sysprep を実行する場合にも必要となるモジュールを SP3 から一通り展開します。

  1. Windows XP SP3 をダウンロードします。
    Hyper-V 上のゲスト OS 上に Windows XP を展開しているので ISO をダウンロードしてマウントするのが楽だと思います。
    Windows XP Service Pack 3 – ISO-9660 CD イメージ ファイル
    IT プロフェッショナルおよび開発者用 Windows XP Service Pack 3 ネットワーク インストール パッケージ
  2. SP3 のインストールメディアから [SUPPORTTOOLSDEPLOY.CAB] を [C:Sysprep] フォルダに展開します。 
    展開するファイルは、[Setupmgr.exe] [Sysprep.exe] [Setupcl.exe] の 3 種類になります。
    他のファイルは今回は使用しません。
     image

 

■IE7/8 ブロックツールのインストール

これは必須ではないのですが、ゲスト OS も最新の状態を保つため定期的に Windows Update の実行を検討する必要があります。

MED-V の展開を検討する場合、IE 6 を使用したいというケースがあると思います。
必要に応じて IE 7/8 がインストールされないようにブロックツールをインストールしておくと良いかもしれません。

自動配布の無効化ツールキット (Blocker Toolkit)
Internet Explorer 8 自動配布の無効化ツールキット (Blocker Toolkit)

IE 7/8 のブロックツールは各バージョン用別々に用意されています。

IE 8 のブロックツールをインストールしても IE 7 はブロックされないので、IE 7/8 をブロックする場合は両バージョンのブロックツールをインストールしておきます。

 

以上でクライアント環境の準備は完了です。
次の投稿では MED-V 展開用のパッケージ作成についてまとめていきたいと思います。

Written by Masayuki.Ozawa

10月 17th, 2010 at 1:41 am

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MED-V v2 Beta を検証 [MED-V v2 の構成について]

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先日 MED-V v2 の Beta 版の提供が開始されました。
MicrosoftR Enterprise Desktop Virtualization
# MED-V の Connect のダウンロードから入手することができます。

 

■MED-V のファイルの構成

 

MED-V v1 の時は、以下のファイルで MED-V は構成されていました。

  • MED-V_1.0.72.msi
  • MED-V_Server_x64_1.0.72.msi
  • MED-V_Server_x86_1.0.72.msi
  • MED-V_Workspace_1.0.72.msi

 

MED-V v2 は以下のファイルで構成されています。

  • MED-V_Agent.msi
  • MED-V_Client_x64.msi
  • MED-V_Client_x86.msi
  • MED-V_Console_x64.msi
  • MED-V_Console_x86.msi

 

■MED-V v2 の基本構成

 

MED-V v1 と v2 は MED-V という名前を冠していますが仕組みが大きく異なっています。

MED-V v1 は、

  1. Virtual PC 2007 をベースとしている
  2. MED-V Server を使用して環境を配信することができる。

という構成になっていました。

 

■MED-V v1 の基本構成

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MED-V v2 は、

  1. Winodws Virtual PC をベースとしている
  2. MED-V 自身に環境を配信するための機能を持っていない

という構成になっています。

■MED-V v2 の基本構成

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MED-V Server の役割がなくなったため、MED-V 自身にはイメージの配信機能はありません。
イメージを配信するためにはパッケージ化した際に作成されるセットアップを SCCM 2007 のような ESD (Electronic Software Distribution : 電子ソフトウェア配布) を使用する必要があります。

 

■MED-V のサポート OS

 

サポートしているゲスト OS も大きく変わっています。

MED-V v1 ではホスト OS は

  • Windows 7
  • Windows XP SP2/3
  • Vista SP1 以降

ゲスト OS は

  • Windows XP SP2/SP3 Pro
  • Windows 2000 SP4

に対応していましたが、MED-v v2 ではホスト OS は

  • Windows 7

ゲスト OS は、

  • Windows XP SP3

となっています。
# Windows 7 上で Windows XP SP3 のアプリケーションを動作させるための専用構成となります。

また、MED-V v2 ではホスト、ゲスト共に [.NET Framework 3.5 SP1] が必要となります。
# .NET Framework 3.5 SP1 がゲスト OS に入っていないと MED-V のエージェントをインストールすることができません。

MED-V v1 はワークグループ環境でも実行することができましたが、MED-V v2 は Active Directory 環境が必須です。
ドメインユーザーでないと MED-V のクライアントからセットアップされたイメージを実行することができないようになっています。
# ドメインユーザーでログインしていないと MED-V クライアントの実行時にメッセージが表示され環境を起動することができません。

具体的なインストール方法については、次以降の投稿でまとめていきたいと思います。

Written by Masayuki.Ozawa

10月 16th, 2010 at 9:47 pm

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Edge On TMG を Exchange 2010 SP1 で構築

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Edge on TMG (TMG と Exchange エッジ トランスポートの共存環境) を Exchange 2010 SP1 で構築するための方法をまとめてみたいと思います。

今回は以前構築した Exchange 2010 RU4 + TMG 2010 SP1 の環境を使用しいます。

 

■エッジ トランスポートに Exchange Server 2010 SP1 を適用

まずは、Exchange Server 2010 SP1 を適用してます。

  1. Exchange Server 2010 SP1 を実行します。
    image
  2. [アップグレード用 Exchange 言語オプションの選択] をクリックして、言語オプションを選択します。
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    言語オプションの選択ですが、[DVD に含まれる言語のみをアップグレードする] を選択してアップグレードをしようとすると以下のメッセージが表示され、失敗となります。

    言語パックは、現在のサーバーにインストールされており、Exchange バイナリでアップグレードする必要があります。
    アップグレード操作で言語バンドルを指定してください。
    ヘルプを参照するにはここをクリックしてください…
    http://technet.microsoft.com/ja-JP/library/ms.exch.err.default(EXCHG.141).aspx?v=14.1.218.11&e=ms.exch.err.Ex28883C&l=0&cl=cp

    アップグレードの場合、[DVD に含まれる~] は使えないようですので以下のURL から言語パックバンドルをダウンロードして、[言語バンドルからすべての言語をアップグレードする] を使用して、言語オプションを指定するようにします。
    Microsoft Exchange Server 2010 SP1 言語パック バンドル

    imageimage

  3. 言語オプションの選択が終了したら、[Microsoft Exchange Server アップグレードのインストール] をクリックします。
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  4. [次へ] をクリックします。
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  5. [使用許諾契約書に同意します。] を選択して、[次へ] をクリックします。
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  6. 前提条件のチェックが実行されます。
    エッジ トランスポートと TMG が共存している場合、以下のエラーが発生します。

    ‘IsaManagedCtrl’ () プロセス (ID: 3256) で開かれているファイルがあるため、アップグレードを続行できません。
    プロセスを閉じてセットアップを再起動してください。
    ヘルプを参照するにはここをクリックしてください…
    http://technet.microsoft.com/ja-JP/library/ms.exch.err.default(EXCHG.141).aspx?v=14.1.218.11&e=ms.exch.err.Ex28883C&l=0&cl=cp

    [IsaManagedCtrl] ですが、[Microsoft Forefront TMG Managed Control] サービスになります。
    インストール時にはこのサービスを停止した状態にしておきます。
    image

    サービスが停止した状態であれば、前提条件のチェックはすべて完了します。
    image

  7. [アップグレード] をクリックしてアップグレードを実行します。
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  8. アップグレードが完了したら、[終了] をクリックします。image
  9. 再起動後に、[Microsoft Forefront TMG Managed Control] サービスを開始しようとしたところ以下のエラーが発生してしまい、サービスを起動することができませんでした…。
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    サーバーを再起動しても状況は変わらず、TMG 2010 の管理コンソールを確認すると、[電子メール ポリシー] でエラーが発生してしまっています。
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TMG 2010 SP1 ですが、Exchange 2010 SP1 には対応していないバージョンとなっています。
Exchange 2010 SP1 に対応させるためには TMG 2010 SP1 RU1 を適用する必要があります。

Forefront TMG 2010 Service Pack 1 用のソフトウェア更新プログラム 1

■TMG 2010 SP1 RU1 の適用

TMG 2010 SP1 RU1 をダウンロードして適用し、Exchange 2010 SP1 に対応させてみたいと思います。

  1. TMG 2010 SP1 RU1 を実行してインストーラーを起動します。
  2. [次へ] をクリックします。
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  3. [使用許諾契約書に同意します] を選択し、[次へ] をクリックします。
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  4. [次へ] をクリックします。
    # 今回は TMG の管理者としてログオンしているので、ログオンユーザーで接続が可能です。
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  5. [インストール] をクリックして、SP1 RU1 を適用します。
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  6. [完了] をクリックします。
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  7. [はい] をクリックしてサーバーを再起動します。
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以上で SP1 RU1 の適用は完了です。

 

[Microsoft Forefront TMG Managed Control] サービスも起動して、[電子メール ポリシー] のエラーも出力されなくなっています。
# [Microsoft Forefront TMG Managed Control] サービスは手動起動しないとちょっと調子悪かったりしましたが…。
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Exchange 2010 の現時点の最新版は Exchange 2010 SP1 RU1 ですが、このバージョンでも [電子メール ポリシー] は起動しました。
Exchange Server 2010 Service Pack 1 用の更新プログラムのロールアップ 1 (KB2407028)

 

Edge on TMG を Exchange 2010 SP1 で構築する場合、TMG を SP1 RU1 にしないと正常に機能が起動しないので注意する必要がありそうです。

Written by Masayuki.Ozawa

10月 12th, 2010 at 10:25 pm

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