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SQL Server 2025 のパフォーマンス向上のための新機能

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SQL Server 2025 の新機能は AI 関連の機能 が大きな機能追加となっていますが、データベースエンジンのパフォーマンスを向上させるための機能も追加が行われています。

本投稿では、パフォーマンスの向上のための機能としてどのような機能が含まれているのかをまとめたいと思います。

本投稿は SQL Server 2025 の Deck を元に記載しています。SQL Server 2025 Demos でデモコードも公開されています。

公式のドキュメントとしては データベース エンジン / クエリ ストアとインテリジェントなクエリ処理 に記載されています。

SQL Server 2025 のパフォーマンス向上のための新機能

SQL Server 2025 のスライドに記載されていますが、パフォーマンス向上のための機能としては次のような機能が記載されています。

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ロックの最適化

 

    tempdb の最適化

     

    変更の追跡の機能強化

    • 変更の追跡のクリーンアップの機能強化
      • SQL Server 2022 までは、30 分ごとにクリーンアップスレッドが起動し、変更の追跡が有効化されたすべてのデータベースとテーブルをフェッチし、クリーンアップを実施
      • SQL Server 2025 では新しいクリーンアップアプローチが導入され、対象となるすべてのデータが削除されるまで増分ステップで削除される
        • 既定で有効になっており、従来と同じ挙動にするためには TF8273 を有効化する

     

    列ストアインデックスの機能強化

     

    IQP の機能強化

     

    可用性グループの読み取り可能なセカンダリの機能強化

     

    クエリ実行の機能強化

     

    In-Memory OLTP の機能強化

    • メモリ最適化コンテナーとファイル グループの削除
      • SQL Server 2022 までは、In-Memory OLTP のオブジェクトを削除しても、メモリ最適化用のコンテナーとファイルグループを削除することができず、オブジェクトが無い状態でも、In-Memory OLTP エンジンが動作した状態となっていた
      • SQL Server 2025 では削除することができるように In-Memory OLTP エンジンが完全に停止できるようになった。

     

    最後に

    冒頭で記載した Deck では、Bob Ward / Erin Stellato のピックアップした注目の機能 TOP 5 が紹介されています。

    Bob Ward がピックアップした新機能でパフォーマンスに関するものとしては、最適化されたロック / tempdb のスペースのリソースのガバナンス が挙げられていました。

    Erin Stellato のピックアップした機能にも 最適化されたロック が含まれていますので、パフォーマンス観点の機能向上として最適化されたロックの挙動は把握しておきたいですね。

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    次に SQL Server の新機能について投稿を書く時には、これらの機能について確認してみたいです。

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    Written by Masayuki.Ozawa

    6月 30th, 2025 at 10:39 pm

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