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Bicep を使用して異なるモジュールで作成したリソースをシンボリック名として利用する

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Bicep を使用して、Azure リソースの設定を行う際に、scope / parent で 拡張リソース を使用することで、設定を行うというケースがあります。

これらの属性にリソースを設定する際には、リソースの ID / 名称ではなく、Bicep 内で定義しているリソースのシンボリック名を指定する必要があります。

実際の設定例としては、診断設定のリソースとなる Microsoft.Insights/diagnosticSettings があります。

このリソースは Azure の「診断設定」を行うためのリソース定義となりますが、「どのリソースに対して診断設定を行うか」については、「scope」に対して、「resourceSymbolicName」を指定する必要があります。

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Azure ストレージを例とすると、ストレージアカウントを作成するための Microsoft.Storage/storageAccounts の Bicep 内で診断設定を実施するのであれば、同一のファイル内にストレージアカウントを作成する定義があるため、ストレージ対しての診断設定のためのシンボリック名を指定することは容易です。

診断設定は様々なリソースに対して設定が可能なため「診断設定をまとめたモジュールを作成したい」というような場合には、診断設定を行うための Bicep のファイル内でシンボリック名を定義する必要があるのではないでしょうか。

本投稿では、異なるモジュールで定義されたリソースを、シンボリック名として作成するための方法について考えてみたいと思います。

サンプルとして作成した Bicep ファイルについては https://github.com/MasayukiOzawa/bicep-sample/tree/main/diagSetting で公開しています。

今回は作成したストレージアカウントに対して、診断設定を行うというシナリオを検討しています。

 

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Written by Masayuki.Ozawa

6月 26th, 2024 at 7:06 pm

Posted in Azure,Bicep

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