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NUC7i7DNHE に Windows Server 2019 をインストールしてみる

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検証環境を増設する必要があり、Intel の 第 8 世代 CPU を搭載した NUC である NUC7i7DNHE を購入したので、Windows Server 2019 Insider Preview (17744) をインストールしてみた際の内容をメモとして。

Intel の NUC のサポート OS については、インテルR NUC 製品の対応オペレーティング・システムについて で公開されています。
Windows Server に対応したモデルには次のようなものがあり、NUC7i7DNHE については、Server OS に対応しており、Windows Server 2019 IP をインストールすることもできました。
(サーバー OS の対応状況は、主に NIC のドライバーの提供がらみが多く、vPro モデルでないと、サーバー OS で NIC の認識をさせようとするとちょっと面倒になるケースがあったり、なかったり)
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スペックは、インテルR NUC キット NUC7i7DNHE で公開されており、CPU は インテルR Core? i7-8650U プロセッサー を搭載していますので、このサイズの環境でも、4 コア / 8 スレッド の CPU を使うことができるようになりました。
メモリも 32 GB (4 かずあき) 搭載できますので、基本的な検証用途には十分利用可能な範囲かと。
Optane メモリーにも対応しているため、M2 の Optane メモリーである、MEMPEK1W032GAXT を SATA のドライブのキャッシュとして利用することもできる用ようになっています。
Intel Optane メモリーは、HDDキャッシュとしてどれだけ有用か でも解説されていますが、SATA SSD + Optane メモリーは CrystalDiskMark の結果では、リードは NVMe の M.2 SSD ぐらいの速度まで向上するのですが、書き込みが遅くなるため、SATA SSD + 32 GB モデルの Optane メモリーとの組み合わせだとバランスはとれなさそうですね。
ディスクの性能としては、左が NVMe の M.2 SSD の速度、左が SATA の SSD の速度になります。
結構差が出ていますが、バスの帯域上限の差ですかね。
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この機種は、無線 LAN も内蔵しているのですが、Windows Server の OS については、初期状態では無線 LAN が使えないので、「機能」から「ワイヤレス LAN サービス」を追加する必要があります。
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機能を追加すれば、OS 標準のドライバーだけで認識させられるかと。
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この NUC 用のドライバーは インテルR ネクスト・ユニット・オブ・コンピューティング・キット NUC7i7DNHE 用のダウンロード からダウンロードすることができます。
定番のNIC のドライバーと、
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デフォルトでは認識されていない Bluetooth のドライバーは入れておいた方が良いのではないで粗油か。
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デバイスマネージャーを確認するといくつか不明なデバイスが確認できますが、不明なデバイスについては、ドライバーの更新で「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」で一つ以外は解決できるはずです。
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解決できないのが「BTH\MS_BTHPAN」なのですが、
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これは、MS の Personal Area Network Service らしいので、とりあえず、手動でこれを入れてみました。
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これで、デバイスマネージャーの未解決はなくなるかと。
Windows Server 2019 IP の Hyper-V も起動しましたので、当面の検証環境として利用していけそうです。

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Written by Masayuki.Ozawa

9月 2nd, 2018 at 5:08 pm

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