先日開催された、de:code 2016 では DBP-008 : SQL Server on Azure VM 最新情報とベスト プラクティス で登壇をさせていただきました。
セッションに参加してくださった方、誠にありがとうございます。
セッションではいくつかのデモを実施させていただいたのですが、DBP-008 の裏側としてデモ環境のご紹介を。
一部使わなかったものもあったのですが、以下のような環境を使用していました。
デモ環境としては以下のような環境を使用していました。
AlwaysOn 可用性グループのデモをするために仮想マシンの台数がぼちぼちの環境となっていました。
# デモはどれも地味でしたが。
リソース名 | 用途 | サイズ |
MSSQL-Deploy | SQL Server イメージのデプロイを確認するためのリソースグループ (テンプレート表示のデモで使おうとしたけど時間の関係で未使用) |
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DBP-008 | デモで使用するリソースを格納するためのリソースグループ | |
MSSQL2014 | 展開時の基本設定と IaaS 拡張機能を確認するための仮想マシン (デモでは使わなかった環境) |
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DS15v2 | Azure ストレージに直接配置した DB のアクセスのデモ環境 ユーザー DB は Azure ストレージに直接配置 P30 の領域 × 4 本 (データファイルで使用) P10 の領域 × 1 本 (ログファイルで使用) デモ環境作成時は DSv2 が日本で作れなかったため米国東部で作成 DB をストレージに直接配置した場合のネットワーク負荷を確認するため、vRSS を有効にしている |
DS15 v2 |
TP5-01 | メインのデモ環境 ユーザー DB は Azure ストレージに直接配置 P10 のディスク × 2 本 (データファイル 1 本 / ログファイル 1 本) TP5-01/02 でワークグループクラスターを構築 |
DS3 |
TP5-02 | TP5-01 の AlwaysOn 可用性グループのセカンダリ環境 OS ディスク以外は使用していない環境 |
DS2 |
TP5-03 | 分散可用性グループを構築するための TP5-01/02 とは異なるクラスター環境 TP5-03/04 でワークグループクラスターを構築 |
DS2 |
TP5-04 | TP5-03 の可用性グループのセカンダリとして使用する環境 | DS2 |
DNS | DBP-008 で使用している VNET の DNS として使用している動的更新が可能な DNS の環境 ワークグループクラスターのクラスター名リソースの DNS の正常性確認を OK にするためと、hosts ではなく DNS ベースでノードの名前解決をするために使用 |
DS1 |
SQL Database | SQL Server (TP5-01) からのレプリケーションを行う DB と Streth Database の DB を配置するための SQL Database | Basic |
Standard ストレージ | OS ディスクを格納するためのスタンダード ストレージ | |
Premium ストレージ | データベースを配置するためのプレミアム ストレージ |
使用したデモ環境の Azure の構成としては以下のようになります。
当初想定していたデモでいくつか実施できなかったものがあるのですが、セッション内のポイントをお話しするのは時間内に実施できたのかなと。
ちなみにデモ環境、何度か間違えて消してしまったことがあり、ストレージに残っているディスクから Create a VM from a specialized VHD disk のような Specialized なイメージから仮想マシンを作成するテンプレートで再デプロイをしていたのですが、Azure リソース マネージャーによるリソースのロック できちんとリソースをロックしておくと幸せになれるかと思います。