昨日から販売された Surface 2 の 64GB を購入しました。
Surface RT を購入したときに Surface for Windows RT を購入しました という投稿を書いたのですが、Surface 2 でも少しずつまとめていきたいと思います。
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■スペックの比較
Surface RT と Surface 2 のスペックですが、以下に記載されています。
Surface RT のスペック 詳細
Surface 2 のスペック 詳細
OS としてはどちらも Windows RT 8.1 / Office については Outlook が追加された Office 2013 Home and Business RT を使用することができますのでベース環境として差はありませんが、
- CPU が Tegra 3 → Tegra 4
- キックスタンドが 2 段階で倒せる
- ディスプレイが ClearType HD? (1366 × 768) → フル HD (1920 × 1080)
- バッテリーが最大 8 時間 → 最大 10 時間
というようなスペックの変更があり、Surface RT と比較してかなり、キビキビ動作し、解像度が増えたことで表示領域も向上しています。
Windows RT?ではデスクトップ版のリモートデスクトップ (mstsc.exe) とストアアプリ版のリモートデスクトップの両方を使用することができますので、解像度が向上したのはうれしいですね。
Surface RT / Surface 2 の Office に Outlook が追加されたことで、POP も使うことができますのでメールがらみは通常の Windows と同じフィーリングで使うことができるようになりました。
■Surface RT のアクセサリとの互換性
Surface RT のときのアクセサリは大体使えそうですね。
# 上記のページでは、Surface 2 / Surface でイーサネットアダプターが候補として挙がりますが実際には使えませんでしたので注意されたほうがよいかと。イーサネットアダプターは Pro 系向けとなります。
キーボードやアダプターについては Surface RT のものがそのまま使用できました。
Surface RT では、 6 月のファーム更新で fn + Caps でファンクションキーのロック等ができるようになりましたが、Surface 2 + Type Cover 2 の組み合わせでは初期の状態から使用することができました。
私の Type Cover (RT のもの) はすべてファーム更新してしまったので今まで使っていたものを使用する場合はどうなるかはわかりませんが、最新のハードの組み合わせで使用する場合には、Surface RT の 6 月のファーム更新で試行錯誤してみた のようなことは不要なようですね。
サンワから Surface の USB カードリーダーが出ていましたが、Surface 2 ではアダプター位置が変わったため、アダプターを接続していると競合してしまい、充電をしながらカードリーダーを使用するということはできませんでした。
保護シートですがカメラの部分に関しては Surface RT のものと位置は合うのですが、センサーに関しては場所が変わっています。
Surface RT 用のセンサー部の穴が開いている保護シートを Surface 2 に貼るとこんな感じです。
Surface 2 のセンサーは赤丸の位置になると思いますので、今回使った保護シートの Surface RT 向けに穴が開いている緑の穴は意味がないです…。
センサー部の穴が開いていないものやフロントカメラの部分だけが開いているのであればあうかもしれませんが、きちんとした保護をしたい場合には、Sruface 2 用のものを買ったほうがよいかと。
Surface Pro 用のものの方が合いそうですよというアドバイスをいただきました。
今まで気づかなかったのですが確かに Pro 用の保護シートの方がフロントカメラ部のみ穴が開いているものの方が多そうですね。
■初期起動時に作成するアカウント
初期の起動時にはアカウント作成が行われますが、この辺は Surface RT に 8.1 をインストールした状態と変わらないと思います。
初期のウィザードで無線 LAN に接続した場合には、Microsoft アカウントへのサインインの画面が表示されますので、ローカルアカウントで作成したい場合には、
- 無線 LAN に接続をしないで進める
- 無線 LAN に接続をした売あは、「新しいアカウントを作る」→「Microsoft アカウントを使わずにサインインする」
でローカルアカウントを使用したログインとすることができます。
この辺りは、Windows 8.1 の新規インストール時に Microsoft アカウントを使わずにインストールする と同じですね。
ユーザープロファイルに日本語名フォルダが使われないようにするためにはローカルアカウントを使うとよいかと。
■セットアップ後に回復ドライブの作成を忘れずに
Surface RT と同じでパッケージに含まれるのは、
- 本体
- アダプター
- 小冊子
- 2年間、Skydrive + 200GB のためのコード
- Skuype WiFi 12 ヶ月無料のためのコード
の 2 種類となり回復用のイメージについては本体に含まれているリカバリー領域のみとなります。
そのため、起動をしたら回復ドライブを作成しておくとよいと思います。
マニュアルは Surface ユーザー ガイド にありますのでこちらを参照することになるかと。
作成の手順は USB 回復ドライブの作成 に。
Surface RT と同様に回復ドライブの作成には 4 GB の USB メモリが必要となりますので、ハードの購入時に一緒に用意しておくとよいかと思います。
ファイルとして抜いておきたい場合は作成した回復ドライブの内容をコピーしておくか、DDforWindows でイメージをとっておくとよいのかなと。
回復ドライブからの起動については、USB デバイスから Surface を起動する に記載されています。
ボリュームダウンを押しながら電源を入れることで回復ドライブから起動することができます。
Surface 2 は USB 3.0 に対応していますので、USB 3,0 対応の USB メモリを使うとよいのかもしれないですね。
USB からリストアした際には 1 時間程度で完了しました。
途中で TPM のクリアについての確認が出たのでそこはボリュームアップを押してクリアしています。
回復ドライブがあればパーティションを完全に飛ばした状態からでもリストアをすることができます。
USB 3.0 対応の USB メモリの回復ドライブからリストアした場合は、1 時間程度かかりました。
パーティションを全部飛ばして、リストアをした際には、リストア完了後に[A configuration change was requested to clear this computer’s TPM] のメッセージが表示されたので、F12 またはボリュームダウンを押して TPM のクリアをしました。
最近、Surface RT Recovery Image (Windows RT 8.0) ? North America が提供されましたが、こちらは北米版の Surface RT (Surface 2 ではない) 向けのイメージとなり、Windows RT 8.0 ですので、Surface 2 の初期の状態に戻すためには使えません。
回復ドライブが手元になく軌道ができなくなった時には最終手段として使えるかもしれませんが。。。。
# その場合は修理に出したほうがよいと思いますが…。
■故障に備えて製品登録
Surface 2 も Surface RT と同様にサポートページで製品登録が可能です。
本体のシリアルはキックスタンドの裏に
カバーのシリアルは本体との接続部に
記載されていますので、箱を捨ててしまっていてもシリアルを確認することができます。
最近のサポートページってシリアルの場所を確認できるようになっていたんですね。知りませんでした。
■特典の活用
Surface 2 / Surface Pro 2には以下の特典が含まれています。
- Skydrive + 200GB (2 年間)
- Skype 世界 61 ヶ国 固定電話かけ放題プランおよび Skype WiFi 12ヶ月月無料
SkyDrive については こちら から、Skype につては こちら から登録ができますので、どの Microsoft アカウント / Skype アカウントに関連付けるかを決めて利用するとよいのかと。
■データの同期に Microsoft アカウント
Microsoft アカウントを使用すると Surface RT と Surface 2 で SkyDrive を経由してデータの同期ができますので、PC と SkyDrive 間での設定の同期 を見ておくとよいかもしれないですね。
■リモートデスクトップで接続した際に英語キーボードになる
Surface2 のローカルでキーボードを使っている場合は日本語配列のキーボード入力なのですが、リモートデスクトップ (RDP) を使用して接続した場合には、英語配列のキーボード入力となってしまいます。
今回は Type Cover を使用しているのですが、この時のドライバーの組み合わせが Surface RT の時とは異なっているようです。
Surface RT のときには、
- HID キーボード デバイス
- Surface Type Cover
が使われていたのですが、Surface 2 の場合には、
- HID キーボード デバイス
- Surface Type Cover Filter Device
となっているようです。
# Type Coever 2 ではなく Type Cover を接続した場合も同様でした。
この辺の違いがリモートデスクトップで接続した場合の影響として出ているのでしょうか。
リモートデスクトップをした際に日本語のキーボード配列とするための方法は 2 種類あり、
- HID キーボード デバイスを Microsoft Basic Keyboard (106/109) に変更
- レジストリを変更し日本語配列として認識させる
のいずれかを使用することになるのかと。
レジストリの変更については以前書いた、キーボードの配列を日本語←→英語に変更 の方法を使用します。
# KB としては Windows 8 でキーボードが英語配列キーボードとして認識される になるかと。
Surface RT に Type Cover 2 を接続した際のドライバーについての情報が Surface でキーボードが英語配列キーボードとして認識される で公開されていますので、こちらを参照してもよいかも。
reg add HKLMSYSTEMCurrentControlSetServicesi8042prtParameters /f reg add HKLMSYSTEMCurrentControlSetServicesi8042prtParameters /f /v "LayerDriver JPN" /t REG_SZ /d kbd106.dll reg add HKLMSYSTEMCurrentControlSetServicesi8042prtParameters /f /v "OverrideKeyboardIdentifier" /t REG_SZ /d PCAT_106KEY reg add HKLMSYSTEMCurrentControlSetServicesi8042prtParameters /f /v "OverrideKeyboardSubtype" /t REG_DWORD /d 2 reg add HKLMSYSTEMCurrentControlSetServicesi8042prtParameters /f /v "OverrideKeyboardType" /t REG_DWORD /d 7
使いながらこの投稿は少しずつメンテナンスしていきたいと思います。