先ほど 2003 R2 を追加した環境に今度は Windows Server 2008 x64 SP2 を追加してみます。
前回の投稿で、2000 Active Directory で ADPREP を実行した理由なのですが、ドメインコントローラーになっていない、
Windows Server 2003 R2 x64 上で ADPREP を実行すると以下のようなエラーが発生するためです。
下の画像は、Windows Server 2008上で実行したものなのですが、2003 でも同様のエラーになります。
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2003 x64 の ADPREP は x86 上では実行できないため、x86 で実行可能な ADPREP を準備する必要がありました。
Windows Server 2008 x64 の ADPREP に関しては、Windows 2000 Server で実行することができます。
# ADPREP はインストールメディアの [sourcesadprep] ディレクトリに格納されています。
ということで今回の場合は、[adprep /forestprep] [adprep /domainprep /gpprep] [adprep /rodcprep] を実行します。
[adprep /forestprep] [adprep /rodcprep] は Windows 2000 Server インストール直後の機能レベルで実行できるのですが、
[adprep /domainprep /gpprep] に関しては、ドメインの機能レベルを [ネイティブ モード] に変更している必要があります。
そこで、[Active Directory ドメインと信頼関係] から、ドメインの機能レベルを変更します。
デフォルトは、[混在モード] ですので、[モードの変更] をクリックして [ネイティブ モード] に変更します。
# NT ドメインお疲れさまでした。
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これで 2008 Active Directory を追加できる状態になりました。
Windows Server 2008 で [DCPROMO] を実行して、ドメインコントローラーを追加すると作業終了です。
2008 を最初に追加する場合も Exchange 2000 用の競合回避をする必要がありますので、Exchange 2000 導入済みの場合は、
前回の投稿 + 今回の投稿の作業を実施することになります。