SE の雑記

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Archive for 11月 17th, 2009

Exchange 2010 RC を RTM にアップグレードできるか試してみました

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自宅の検証環境は Exchange 2010 RC で一部の役割を構築してあります。

RC を RTM にアップグレードできるかが気になったので試してみました。

RC → RTM へはアップグレードインストールができるみたいですね。

image

?
Exchange 2007 以降はマイグレーションが移行の基本だったのでアップグレード画面は新鮮でした。
以下はエッジトランスポートをアップグレードした時の手順となります。

  1. [次へ] をクリックします。
    image
  2. [使用許諾契約書に同意します] を選択し、[次へ] をクリックします。
    image
  3. [アップグレード] をクリックします。
    image
  4. アップグレードが完了したら [終了] をクリックします。
    image

以上でアップグレードは完了です。

RC から RTM へのアップグレードは数ステップでできるみたいです。

Written by Masayuki.Ozawa

11月 17th, 2009 at 3:02 pm

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Exchange 2000 環境に Exchange 2010 を導入する際にエラーとなるタイミング

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Exchange 2010 を少しずつですが触り始めています。

Exchange 2000 と Exchange 2010 の共存はできないのですが、どのタイミングではじかれるかが
気になったので試してみました。

Exchange 2000 が残っていると Exchange 2010 の組織の準備ではじかれるようですね。

image

組織の準備ですが、AD の構成パーティションの Exchange のサーバーの情報からバージョン情報を取得しているみたいですね。

具体的には以下の情報になるようです。

CN=<サーバー名>,CN=Servers,CN=<管理グループ名>,CN=Administrative Group,CN=<組織名>,
CN=Microsoft Exchange,CN=Services,CN=Configuration,DC=<ドメイン名>

?

Exchange 2000 のプロパティを開くと、以下の画像のように設定がされています。
[serialNumber] が Exchange のバージョン情報のようです。

image

ちなみに Exchange 2007 の場合は以下の設定となっています。

image?

どの情報を確認しているのかが気になったので少し調べてみました。
# serialNumber を書き換えると Exchange 2000 が残っていても組織の準備を完了させることができるのですが、
 非サポート環境ですので、きっと正常に動かないかと。

Written by Masayuki.Ozawa

11月 17th, 2009 at 2:26 pm

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インデックスの再構築時のロックの状態

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日があいてしまいましたがインデックスの再構築時のロックの状態を見てみたいと思います。

– 再構築中のロックの取得 –

— ロックの取得状態をわかるようにトランザクションを開始
BEGIN TRAN

— インデックスの再構築の実施
ALTER INDEX [PK_Tbl1] ON [dbo].[Tbl1] REBUILD

— ロックの情報を取得
SELECT
??? DB_NAME(resource_database_id) AS [database_name],
??? RTRIM([resource_description]) AS [resource_description],
??? [resource_type],?
??? [resource_subtype],
??? [request_mode],
??? [request_type]
FROM
??? [sys].[dm_tran_locks]
WHERE
??? [request_session_id] = @@SPID

— トランザクションの終了
— 再構築はトランザクション処理可能ですのでロールバックできます。
ROLLBACK TRAN

?

– 結果 –

database_name resource_description resource_type resource_subtype request_mode request_type
WORK ? OBJECT ? IX LOCK
WORK ? DATABASE DDL S LOCK
WORK ? DATABASE ? S LOCK
WORK ? OBJECT ? IX LOCK
WORK ? OBJECT ? IX LOCK
WORK ? DATABASE ENCRYPTION_SCAN S LOCK
WORK (0000f26a94c1) KEY ? X LOCK
WORK ? OBJECT ? IX LOCK
WORK 1:55 PAGE ? X LOCK
~ 省略 ~ ? ? ? ? ?
WORK 1:118 PAGE ? X LOCK
WORK 1:119 PAGE ? X LOCK
WORK 1:114 PAGE ? X LOCK
WORK 1:115 PAGE ? X LOCK
WORK 1:115:4 RID ? X LOCK
WORK 1:115:5 RID ? X LOCK
WORK 1:127 PAGE ? X LOCK
WORK 1:115:6 RID ? X LOCK
WORK 1:115:7 RID ? X LOCK
WORK 1:115:0 RID ? X LOCK
WORK 1:115:1 RID ? X LOCK
WORK 1:115:2 RID ? X LOCK
WORK 1:115:3 RID ? X LOCK
WORK 1:120 PAGE ? X LOCK
WORK 1:151 PAGE ? X LOCK
WORK 1:148 PAGE ? X LOCK
~ 省略 ~ ? ? ? ? ?
WORK (0100274d67b6) KEY ? X LOCK
WORK (f200646e752e) KEY ? X LOCK
WORK (00005c180047) KEY ? X LOCK
WORK 1:464 EXTENT ? X LOCK
WORK 1:501 PAGE ? X LOCK
WORK 1:503 PAGE ? X LOCK
WORK 1:502 PAGE ? X LOCK
WORK (f100c9417efa) KEY ? X LOCK
WORK (0100e3362a07) KEY ? X LOCK

?

何行かは省略していますが、RID や、PAGE 単位でロックがかかっています。
再構築の場合はかなり細かい粒度でロックが取得されていますね。

RID が取得されている個所は混合エクステントだからかと思ったのですが、ページ ID 114 も混合エクステントのため、
PAGE と RID の取得の違いまではつかめていません…。

PFS の内容が [0x70 IAM_PG MIXED_EXT ALLOCATED] か [0x60 MIXED_EXT ALLOCATED] の違いはあるのですが。

再構成と再構築では処理が違いますので、ロックのかけ方が違うということは確認ができたのかなと思います。
再構成と違ってあっさりとした投稿になってしまいました…。

Written by Masayuki.Ozawa

11月 17th, 2009 at 1:12 pm

Posted in SQL Server