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Archive for 12月 15th, 2008

Microsoft SQL Server 2005 Service Pack 3

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英語版だけですが提供が開始されたようです。
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投稿時点では KB?が SP2 のものになっているのでどのような修正が含まれているのかは未確認です。
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12/16 19:08? 追記
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KB が SP3 用の内容に変更され日本語版も提供が開始されていますね。
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日本語版はこちら
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あと 2 か月もするとリリースされると思うのですがすでに KB 内に
> SQL Server 2005 Service Pack 3 の累積的な更新プログラム パッケージ 1
の記述が。
まだリンク先は存在しないようですが準備万端ですね。
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Written by Masayuki.Ozawa

12月 15th, 2008 at 11:52 pm

Posted in SQL Server

WSFC 構築手順 [検証準備編]

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<WSFC 構築手順 [検証環境編]

構築前の準備作業です。

  1. AD の Administrator と 各ノードの Administrator のパスワードを違うものにする

    ミラーアカウントとして有効にしないようにするため AD の Administrator と
    各ノードの Administrator は異なるパスワードを設定します。
    GUI で WSFCを構築する場合にはドメインユーザーが必須になるのですが、
    CUI の場合は Administrator のパスワードが同一だとミラーアカウントとして有効になり、
    ドメインユーザーを使用しなくても WSFC が構築できてしまいます。
    # コンピュータアカウントは WSFC の新規作成を実行したノードのローカル Administratorで
    ?? 作成されるようです。

    実際の運用環境では AD と 各ノードの Administrator のパスワードは違うことが多いと思いますので
    検証の段階から異なるパスワードを設定しておきます。

  2. 作業用ドメインユーザーを準備

    AD に Domain Users グループのユーザーを作成します。
    作成したドメインユーザーを各ノードの Administrators グループに追加します。
    WSFC では MSCS と異なりサービスは Local System で起動しますが、クラスタを構築するためには
    ドメインユーザーで作業をする必要があります。
    そのため、AD に作業用のドメインユーザーを追加します。

  3. コンピュータアカウント作成権限の付与

    作成したドメインユーザーに [コンピュータ オブジェクトの作成] 権限を付与します。
    image

    [コンピュータ オブジェクトの作成] 権限を付与できない場合は事前にコンピュータアカウントを
    作成しておくことも可能です。
    その場合は事前に作成したコンピュータアカウントに作業に使用するドメインユーザーのフルコントロールを付与し、
    作成したコンピュータアカウントを無効の状態にしておく必要があります。
    コンピュータアカウントが有効の状態では構築時にエラーになります。
    image?
    コンピュータアカウントにフルコントロールを付与するためには、[Active Directory ユーザーとコンピュータ] の
    [拡張機能] を有効にする必要があります。

    拡張機能を有効にするとコンピュータアカウントのプロパティを開いた時に [セキュリティ] タブが表示されるようになります。
    クラスタ管理用に作成したドメインユーザーに [フルコントロール] を設定しておけば、事前に作成したコンピュータアカウントを
    使用してクラスタの構築が可能になります。
    image

事前準備として以上の作業が必要になります。

次はフェールオーバークラスタの役割の追加以降の作業を [インストール編] で記載したいと思います。
# MCP 70-652 を週末に受験するので次の投稿は週明けになるかもしれません…。

>WSFC 構築手順 [インストール編]

Written by Masayuki.Ozawa

12月 15th, 2008 at 12:19 pm

Posted in MSCS/WSFC(MSFC)