今日から WSFC について備忘録をかねてまとめていきたいと思います。
# ブログの紹介には SQL Server をメインにと書いているのにどんどん主題からそれていっています…。
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まずは [検証環境編] から。
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検証のために以下の環境を構築しています。
使用するサーバーは全て Hyper-V 上のゲスト OS として設定しています。
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[検証で使用する環境]
- Acitive Directory ドメインサービス + DNS + DHCP
サーバー名:2008-AD-01
OS:Windows Server 2008 Datacenter Edition x64
ドメイン名:lab.localWSFC は DHCP も使用できますので DHCP サーバーとしても利用します。
- iSCSI ターゲット
サーバー名:2003-iSCSI-01
OS:Windows Server 2003 R2 Enterprise Edition x64 SP2WSFC は Parallel SCSI はサポートしていないため物理ディスクリソースを
作成するための iSCSI ターゲットを準備しています。ターゲットソフトは StarWind iSCSI Target x64 を使用しています。
Star Wind は以下の URL からダウンロードできます。
http://www.rocketdivision.com/wind.html
(RocketDivision からも WSFC の構築手順が公開されています。 )また、iSCSI ターゲットサーバーはワークグループ環境にしています。
後でファイル共有マジョリティの検証をする際にワークグループ環境のファイルサーバーとしても使用したいので。 - WSFC ノード 1
サーバー名:2008-NODE-01
OS:Windows Server 2008 Datacenter Edition x64
ネットワーク:Public (サービス用) / Heartbeat (ハートビート用)ドメイン参加済み
- WSFC ノード 2
サーバー名:2008-NODE-01
OS:Windows Server 2008 Datacenter Edition x64
ネットワーク:Public (サービス用) / Heartbeat (ハートビート用)
ドメイン参加済みサービス用は実 NIC を外部ネットワーク / ハートビート用はプライベートネットワークとして
仮想ネットワークを設定しています。 - WSFC の仮想コンピュータ名
サーバー名:2008-WSFC-01
検証のために以上の環境を用意しました。
2008/12/18 イメージ図を追加しました。
次は作業用ユーザーの準備等を [検証準備編] で記載したいと思います。