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Windows Server 8 Beta の Microsoft Online Backup Service を使ってみる

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Windows Server 8 Beta (Windows Server 2012) では Microsoft Online Backup Service を使ってオンラインサービス上にバックアップを取得することができるようになります。

今回の投稿では、Microsoft Online Backup Service を試してみたいと思います。

■ベータプログラムの参加


現状、Microsoft Online Backup Service はベータのため Connect からプログラムに参加する必要があります。
Microsoft Online Backup Service Beta

Connect のサイトにアクセスして、[アンケート] → [New account for Online Backup Beta] からサービスを使用するためのアカウントを取得する必要があります。

アカウントの登録を行い、数日すると Invitation のメールが送信されてきてその中にサービスで使用する ID と一時パスワードが記載されてきます。

■Microsoft Online Backup Service Agent のインストール


バックアップをオンラインサービス上に取得する場合、エージェントをインストールする必要があります。
# Windows Server バックアップの機能は追加しなくても良いようですね。

現状、エージェントは Connect からダウンロードすることが可能です。
# Microsoft Online Backup Service の Connect のダウンロードまたは Invitation のメール内のリンクから入手可能です。

[OBSInstaller.exe] をダウンロードして実行することでエージェントをインストールすることができます。
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■Microsoft Online Backup Service の設定


エージェントをインストールすると、スタート画面とデスクトップに [Microsoft Online Backup Service] が追加されます。
設定はここから行います。
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[Microsoft Online Backup Service] を起動して、[Register Server] からサーバーの登録を行います。
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最初にアカウントの設定を行います。
使用するユーザー名は Invitation のメールに記載されています。
初期のパスワードは一時パスワードになりますので任意のパスワードに変更する必要があります。
ユーザーは Microsoft Online Services ID となっているようで、パスワードの変更は [portal.microsoftonline.com] から行います。これは Office 365 で使用しているポータルと同じですね。
Online Services ID はデフォルトではパスワードの有効期限が 90 日に設定されているのですが Microsoft Online Backup Service のパスワード有効期限がどのようになっているかは気を付ける必要がありそうですね。
# Office 365 で使用している PowerShell では接続ができないので有効期限が確認できないのですよね…。

一時パスワードから任意のパスワードに変更をしたら、資格情報を入力して [Next] をクリックします。
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プロキシの設定を行い [Next] をクリックします。
ユーザー名、パスワードが指定できるので認証プロキシも越えられそうですね。
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暗号化に使用するためのパスフレーズを入力します。
[Generate passphrase] をクリックすることでパスフレーズを生成できます。
[Apply and copy to clipboard] をクリックするとパスフレーズをクリップボードに保存できますので控えておいた方が良さそうですね。
設定が終わったら [Register] をクリックします。
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[Close] をクリックして設定を完了します。
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■バックアップの設定


サーバーの登録が終わったらバックアップの設定を行います。
バックアップの設定は [Schedule Backup] から行います。
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スケジュール設定ではバックアップ対象 (ドライブ / フォルダ / ファイル単位) 、スケジュール (30 分単位、日に最大 3 回まで取得可能)、バックアップ保持期間 (7 / 15 /30 日) の設定を行います。ベアメタル回復用のバックアップは取れないようですね。
# 保持期間はバックアップを取得する際に以前のバックアップを削除するのか、バックアップを取得しなくても削除されてしまうのかは要確認ですね。

基本は特定のファイル / フォルダをオンラインストレージ上にバックアップを取得するための用途になるでしょうか。
Microsoft Online Backup Service は PowerShell で操作することもできますので、Windows Server バックアップで取得したバックアップを二次バックアップとしてオンラインストレージに送るということはできそうですね。

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後はスケジュールの時間になるとバックアップが実行されます。
# 家の環境だと 2.7GB のバックアップで 38 分でした。
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バックアップでは VSS も動作しているようですね。
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バックアップは BLOB ストレージに HTTPS でデータ通信が行われているのでしょうか。
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バックアップのスケジュールを行うと、[Back Up Now] が使用できるようになり、即時バックアップもできるようです。
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■バックアップのリストア


リストアは [Recover Data] から実行します。
バックアップを他のサーバーに戻すということもできるようですね。
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サーバーのバックアップをオンラインストレージ上に保存していいのか、サーバーがインターネットを接続して問題ないか等々を検討する必要があると思いますが、ライセンスによっては有効活用できるかもしれないですね。
# ライセンスがどのようになるのか調べられていません。無償だといいですがサーバーライセンスを買うと 100GB のオンラインストレージが付与されたりはしないですよね。きっと…。

Written by masayuki.ozawa

5月 3rd, 2012 at 10:57 am

One Response to 'Windows Server 8 Beta の Microsoft Online Backup Service を使ってみる'

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  1. […] 今回試した Backup に関しては以前 Microsoft オンライン バックアップ サービス と呼ばれていたものが Azure のサブスクリプションだけで完結しているものになると思います。実際に使ってみたところ、Windows Server 8 Beta の Microsoft Online Backup Service を使ってみる で試したものと同じでした。 # Microsoft オンラインバックアップサービスが最終的にどうなったのか把握できていないのですが…。 […]

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