SE の雑記

SQL Server の情報をメインに Microsoft 製品の勉強内容を日々投稿

SQL Server 2005 SP3 Cumulative Update 1

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SQL blog.com の以下の記事で知りました。
More info on SQL Server 2005 SP3 + Cumulative Updates

SP 3 には SP2 の Cumulative Update?(CU)?10 / 11 のモジュールが含まれていないんですね。

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CU 10 / 11 をインストール済みの SQL Server 2005 に SP3 をインストールした場合は SP3 CU 1 は
インストールしなくても問題ないようですが、それ以外場合は SP 3 インストール後に CU 1 を
インストールする必要があるようです。

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2008/12/26 追記
よく読んでみたら CU10 / 11 をインストールしていても CU1 は必須ですね…。
CU1 をインストール時に CU10 / 11 の更新は失われると書かれていますね。
大変失礼いたしました。
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SP3 CU 1 は以下の KB からダウンロードできます。
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この投稿を書いている時点では英語版のみダウンロード可能ですが、このファイルが日本語版にも
対応しているかは現在確認中です。

Written by Masayuki.Ozawa

12月 21st, 2008 at 2:22 pm

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SQL Server 2008 で新しい照合順序を使用する際の覚書

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Written by Masayuki.Ozawa

12月 19th, 2008 at 12:51 am

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SQL Server 2008 でフェールオーバークラスタを構築する際の注意点

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SQL Server 2008 でフェールオーバークラスタを構築する際にノードを追加しようとすると、
[現在の SKU が無効です]
というエラーが表示されノードを追加できない現象が発生します。
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詳細は以下の KB に記載されています。
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この問題は Cumulative Update 1 で解決されています。
# コマンドラインでノードの追加をすることでも回避できるらしいですがまだ検証できていません。
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クラスタを構築したノードで Cumulative Update 1 を適用してからノードを追加すれば
エラーは発生しませんので同様の現象が発生している方は以下の手順でクラスタを構築してください。
# Active / Passive 構成を例にしています。
  1. Active ノードでクラスタを構築
  2. Active ノードで Cumulative Update 1 を適用
  3. Passive ノードを追加
  4. Passive ノードに Cumulative Update 1 を適用

後日、SQL Server 2008 のクラスタ構築についてもまとめようと思っていますので詳細はその際に
書きたいと思います。

Written by Masayuki.Ozawa

12月 18th, 2008 at 2:29 pm

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WSFC 構築手順 [インストール編]

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<WSFC 構築手順 [検証準備編]

WSFC を使用するためには [フェールオーバー クラスタ] の機能をインストールする必要があります。
インストールには以下の 2 種類の方法があります。
どちらかの方法を使用してクラスタで使用する全ノードに機能をインストールします。

  1. サーバーマネージャでインストール
    1. サーバーマネージャを起動し、[機能の追加] をクリックします。
      ?image
    2. [フェールオーバー クラスタリング] を選択し、[次へ] をクリックします。
      image?
    3. [インストール] をクリックし、機能をインストールします。
      image?image
    4. 以上でインストール終了です。
      image
  2. ServerManagerCmd でインストール
    1. コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。

      ServerManagerCmd.exe -install Failover-Clustering

    2. 以上でインストール終了です。(以下のような実行結果が表示されます。)

      C:>ServerManagerCmd.exe -install Failover-Clustering

      ..

      インストールの開始…
      [インストール] 成功しました: [フェールオーバー クラスタリング]。
      <100/100>

      成功: インストールが正常に完了しました。

インストールが終了すると管理ツールに [フェールオーバー クラスタ管理] が導入されます。
image

これで構築を行うことが可能になります。
次は [構築編] を複数回に分けて記載していきたいと思います。

>WSFC 構築手順 [構築編] その 1

Written by Masayuki.Ozawa

12月 18th, 2008 at 1:20 pm

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SQL Server 2005 で -T1118 を設定している場合の不具合

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KB はこちら。
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tempdb を複数ファイルで構成し -T1118 を設定していた場合に、負荷の高い一時テーブルを作成すると
SGAM (Shared Global Allocation Map) ページでページラッチ待ちが発生し、ブロッキング / パフォーマンス低下の
原因となってしまうという問題があったんですね。
負荷の高い一時テーブルは SELECT INTO ~ #tmptbl といった利用方法等が該当するようです。
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-T1118 を使用する人は大抵 tempdb を分割する必要性を知っているはずですのでこの問題に遭遇する人が多いかも…。
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この動作自体は不具合で -T1118 は依然として有効なトレースフラグなのですが SGAM がホットスポットになるとは
全く考えたことがありませんでした。
この不具合は SQL Server 2005 SP2 CU2 で修正されているようですので、最新の CU?や SP3 をインストールされている方には
影響は無いようです。
# 以下の KB が CU2 で改善される問題の一覧です。
SQL Server 2008 でも -T1118 が有効というドキュメントが見つかったのも収穫ですね。
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Written by Masayuki.Ozawa

12月 18th, 2008 at 12:51 pm

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SQL Server 2005 Books Online (2008 年 11 月)

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SQL Server 2005 の Books Online ダウロード版がアップデートされました。
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今日、帰宅したら SP3 と合わせてダウンロードしたいと思います。

Written by Masayuki.Ozawa

12月 16th, 2008 at 11:50 pm

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Microsoft SQL Server 2005 Service Pack 3

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英語版だけですが提供が開始されたようです。
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投稿時点では KB?が SP2 のものになっているのでどのような修正が含まれているのかは未確認です。
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12/16 19:08? 追記
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KB が SP3 用の内容に変更され日本語版も提供が開始されていますね。
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日本語版はこちら
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あと 2 か月もするとリリースされると思うのですがすでに KB 内に
> SQL Server 2005 Service Pack 3 の累積的な更新プログラム パッケージ 1
の記述が。
まだリンク先は存在しないようですが準備万端ですね。
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Written by Masayuki.Ozawa

12月 15th, 2008 at 11:52 pm

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WSFC 構築手順 [検証準備編]

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<WSFC 構築手順 [検証環境編]

構築前の準備作業です。

  1. AD の Administrator と 各ノードの Administrator のパスワードを違うものにする

    ミラーアカウントとして有効にしないようにするため AD の Administrator と
    各ノードの Administrator は異なるパスワードを設定します。
    GUI で WSFCを構築する場合にはドメインユーザーが必須になるのですが、
    CUI の場合は Administrator のパスワードが同一だとミラーアカウントとして有効になり、
    ドメインユーザーを使用しなくても WSFC が構築できてしまいます。
    # コンピュータアカウントは WSFC の新規作成を実行したノードのローカル Administratorで
    ?? 作成されるようです。

    実際の運用環境では AD と 各ノードの Administrator のパスワードは違うことが多いと思いますので
    検証の段階から異なるパスワードを設定しておきます。

  2. 作業用ドメインユーザーを準備

    AD に Domain Users グループのユーザーを作成します。
    作成したドメインユーザーを各ノードの Administrators グループに追加します。
    WSFC では MSCS と異なりサービスは Local System で起動しますが、クラスタを構築するためには
    ドメインユーザーで作業をする必要があります。
    そのため、AD に作業用のドメインユーザーを追加します。

  3. コンピュータアカウント作成権限の付与

    作成したドメインユーザーに [コンピュータ オブジェクトの作成] 権限を付与します。
    image

    [コンピュータ オブジェクトの作成] 権限を付与できない場合は事前にコンピュータアカウントを
    作成しておくことも可能です。
    その場合は事前に作成したコンピュータアカウントに作業に使用するドメインユーザーのフルコントロールを付与し、
    作成したコンピュータアカウントを無効の状態にしておく必要があります。
    コンピュータアカウントが有効の状態では構築時にエラーになります。
    image?
    コンピュータアカウントにフルコントロールを付与するためには、[Active Directory ユーザーとコンピュータ] の
    [拡張機能] を有効にする必要があります。

    拡張機能を有効にするとコンピュータアカウントのプロパティを開いた時に [セキュリティ] タブが表示されるようになります。
    クラスタ管理用に作成したドメインユーザーに [フルコントロール] を設定しておけば、事前に作成したコンピュータアカウントを
    使用してクラスタの構築が可能になります。
    image

事前準備として以上の作業が必要になります。

次はフェールオーバークラスタの役割の追加以降の作業を [インストール編] で記載したいと思います。
# MCP 70-652 を週末に受験するので次の投稿は週明けになるかもしれません…。

>WSFC 構築手順 [インストール編]

Written by Masayuki.Ozawa

12月 15th, 2008 at 12:19 pm

Posted in MSCS/WSFC(MSFC)

WSFC 構築手順 [検証環境編]

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今日から WSFC について備忘録をかねてまとめていきたいと思います。
# ブログの紹介には SQL Server をメインにと書いているのにどんどん主題からそれていっています…。
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まずは [検証環境編] から。
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検証のために以下の環境を構築しています。
使用するサーバーは全て Hyper-V 上のゲスト OS として設定しています。
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[検証で使用する環境]

  1. Acitive Directory ドメインサービス + DNS + DHCP

    サーバー名:2008-AD-01
    OS:Windows Server 2008 Datacenter Edition x64
    ドメイン名:lab.local

    WSFC は DHCP も使用できますので DHCP サーバーとしても利用します。

  2. iSCSI ターゲット

    サーバー名:2003-iSCSI-01
    OS:Windows Server 2003 R2 Enterprise Edition x64 SP2

    WSFC は Parallel SCSI はサポートしていないため物理ディスクリソースを
    作成するための iSCSI ターゲットを準備しています。

    ターゲットソフトは StarWind iSCSI Target x64 を使用しています。
    Star Wind は以下の URL からダウンロードできます。
    http://www.rocketdivision.com/wind.html
    (RocketDivision からも WSFC の構築手順が公開されています。 )

    また、iSCSI ターゲットサーバーはワークグループ環境にしています。
    後でファイル共有マジョリティの検証をする際にワークグループ環境のファイルサーバーとしても使用したいので。

  3. WSFC ノード 1

    サーバー名:2008-NODE-01
    OS:Windows Server 2008 Datacenter Edition x64
    ネットワーク:Public (サービス用) / Heartbeat (ハートビート用)

    ドメイン参加済み

  4. WSFC ノード 2

    サーバー名:2008-NODE-01
    OS:Windows Server 2008 Datacenter Edition x64
    ネットワーク:Public (サービス用) / Heartbeat (ハートビート用)
    ドメイン参加済み

    サービス用は実 NIC を外部ネットワーク / ハートビート用はプライベートネットワークとして
    仮想ネットワークを設定しています。

  5. WSFC の仮想コンピュータ名

    サーバー名:2008-WSFC-01

検証のために以上の環境を用意しました。

2008/12/18 イメージ図を追加しました。

次は作業用ユーザーの準備等を [検証準備編] で記載したいと思います。

>WSFC 構築手順 [検証準備編]

Written by Masayuki.Ozawa

12月 11th, 2008 at 2:35 pm

Posted in MSCS/WSFC(MSFC)

SQL Server 2008 スタートダッシュ キャンペーン

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SQL Server 2008 の MCP 試験 日本語版の提供が開始されました。
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スタートダッシュキャンペーンも開始されています。
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今のところ SQL Server 2005 からのアップデート試験はないみたいですね。
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Hyper-V と SQL Server 2008 の MCP は早めに取得したいです。

Written by Masayuki.Ozawa

12月 11th, 2008 at 12:55 pm

Posted in SQL Server