RC が提供されたときにも話題になりましたが
へのアップグレード同様に
のアップグレードも正攻法ではエラーとなります。
Beta → RC へのアップグレード時と同様に裏技を使うと回避できますが。
<http://windows7news.com/2009/04/09/windows-7-beta-to-rc-upgrade-instructions/>
# cversion.ini の書き換えです。ご利用は自己責任で。
??? この方法でアップグレードして不具合が起こってもサポートしてもらえないんでしょうね…。
ここからが本題です。
VHD ブートしている Windows 7 RC x64 がアップグレードできるのかを試してみました。
VHD ブートの OS のインプレースアップグレードはサポートされていないんですね。知りませんでした。
?
ここで気になるのが [仮想ディスク内のオペレーティング システム ~] と表示されている個所です。
VHD ブートは仮想ディスク内のオペレーティングシステムですが、Hyper-V のゲスト OS も
仮想ディスク内のオペレーティングシステムという扱いだと思います。
以下の 2 パターンでインプレースアップグレードしてみました。
- Windows Vista Ultimate Edition x64 をアップグレード
- Windows 7 Ultimate Edition RC x64 をアップグレード
[Windows Vista Ultimate Edition x64 をアップグレード]
Vista の NonSP の状態からアップグレードをできるかを検証してみました。
# NonSP を使っているのは SP 適用済みの Vista の展開用イメージが作れていないためです…。
SP1 を適用していないとアップグレード自体が NG のようです。
ということで SP1 を適用し、再度検証開始です。
まずは、仮想ゲスト サービスはインストールせずに検証してみました。
SP1 インストール直後に Windows 7 にアップグレードしようとしたところ、再起動が必要との
メッセージが表示されたので再起動し、再度アップグレードを実行。
?
再起動後は次のステップに進めました。
?
[Windows 7 Ultimate Edition RC x64 をアップグレード]
裏技を使ってアップグレードのチェックでエラーとならないようにできれば
インプレースアップグレードが可能でした。

?
VHD ブートでなければアップグレードは可能なようですね。
移動中に使用している LOOX には RC をインストールしていたので裏技を使って
アップグレードを試してみたところ、アップグレードは完了したのですが、
ポイントスティックの動きが反転したり、ディスプレイの向きの切り替えが
できなくなったりと、一部の機能が正常に動作しなくなってしまいました…。
# クリアインストールしたら正常に動作しました。
LOOX U/B50 へのインストールは一通り終了したのでじっくり使っていきたいと思います。
メイン PC へのインストールはウイルスバスターが Windows 7 に対応してから実施したいです。