Archive for the ‘ツール’ Category
iOS と Android のリモートデスクトップアプリがリリースされていました
兼ねてからアナウンスのありました Microsoft 製の iOS と Android 版のリモートデスクトップアプリがリリースされていました。
元になった製品は iTap mobile RDP となるようで、この製品の開発元の HLW を MS さんが買収していたみたいですね。
# 海外のニュースサイトに情報が上がっていました。
入手はこちらから。
iOS 版
Microsoft Remote Desktop
Android 版
Microsoft Remote Desktop
Getting Started with Remote Desktop Client on Mac に Mac 版のヘルプもあり、Mac 版も提供されているようです。私は Mac を持っていないので試せていませんが。
軽くしか触れていないのですが Remote Desktop Gateway (RDGW) 経由の接続はできました。
日本語の入力もできそうだったので、モバイルデバイスでの軽い作業に使えそうですね。
ヘルプはこちらに
Microsoft Remote Desktop Clients
VBScript でリモートコンピューターをシャットダウン
ここ数日、リモートコンピューターをシャットダウンする方法 投稿に対してのアクセスが多いので今日は VBScript を使用したリモートコンピューターのシャットダウンについて投稿してみたいと思います。
複数のサーバーに Ping を送信するサンプルスクリプト
停電時のシャットダウン確認等で複数のサーバーに対して Ping を送る必要があるかもしれませんのでサンプルを投稿しておきたいと思います。
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Tech・Ed Japan 2010 で見たツールの紹介
Tech・Ed Japan 2010 でいくつか便利そうなツールがデモで使われていましたので、その紹介を。
■CPU Stress
Windows 2000 Server のリソースキットに含まれているツールになります。
CPUStress.exe という実行ファイルです。?
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このツールは、CPU に負荷をかけるツールになります。
実行ボタンはなく、ツールを実行すると直ぐに負荷が発生します。
4 Thread まで実行できますので、複数 CPU に対しても負荷をかけることができます。
こちらの画像は、ゲスト OS 上で CPU Stress を実行して、CPU が張り付いた状態にしています。
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手前に表示されているタスクマネージャーがホスト OS 上の状態になるのですが、ゲスト OS で CPU が張り付いている状態ですが、
ホスト OS のタスクマネージャーの CPU の使用率には、ゲスト OS の CPU の使用率の状態は含まれません。
この状態を簡単に確認できるためのツールとして紹介されていました。
私はリソースキットのメディアを持っているので使用できたのですが、2000 のリソースキットが Microsoft のダウンロードサイトから
見当らなかったので、メディア持っていない方は使えないかもしれないです…。
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■PAL v2.0 (Beta)
パフォーマンスモニタのログを手軽に解析できるツールとして紹介されていました。
CodePlex から入手することが可能です。
Performance Analysis of Logs (PAL) Tool
MSI 形式で提供されていますので、ダウンロードして実行するとインストールが開始されます。
PAL では .NET Framework 3.5 の Chart Control を使用しているため、インストールをしていない状況ではログファイルの解析時に
エラーが発生しますので、実行する環境では事前にインストールをしておきます。
# 日本語版の Chart Control で実行できました。
Microsoft Chart Controls for Microsoft .NET Framework 3.5
サンプルのパフォーマンスログファイル (SamplePerformonLog.blg) が入っていますのでどんなものかを使ってみたいと思った場合も
簡単に試すことができます。
実行はウィザード形式になっており、英語の GUI ですが手軽に使えます。
セッションでも言われていたのですが、レポートの作成は PowerShell のコマンドで実行されているようで、後でもう一度同じレポートを
作りたいといった時も簡単に再実行することが可能です。
実行が完了するとレポートが表示されます。
# レポートは実行したユーザーの [My DocumentsPAL Reports] の下に保存されますので、再度見たいときはこちらにある
ファイルを開きます。
かなりグラフィカルなレポートが出力されるので結構便利そうです。
# レポート英語ですが…。CodePlex なので頑張れば日本語にもできるのでしょうけど私の英語力では夢のまた夢。
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■VMMap
仮想メモリの確認ツールとして紹介されていました。
こちらは Sysinternals のツールになります。
# 日本語版の Sysinternals からはリンクが見当たらず、英語版の Sysinternals からダウンロードしました。
単一の Exe ファイルになっているのでインストール不要で使用できます。
# Sysinternals のツール恒例の初回起動時に使用許諾のダイアログは出ますが。
実行するとプロセスの選択ダイアログが表示されますので、どのプロセスの情報を見るか選びます。
そうすると対象プロセスの仮想メモリの状態がグラフィカルに表示されます。
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■RAMMap
こちらも Sysinternals のツールです。
先ほどの VMMap はプロセス単位でしたが、こちらは実行しているコンピューターのメモリの情報を表示します。
VMMap と同じで単一の EXE となっています。
# こちらも、Sysinternals のツール恒例の初回起動時に使用許諾のダイアログは出ます。
こちらもグラフィカルにメモリの使用量を見ることができます。
# AWE があるので SQL Server で AWE を設定した場合のメモリ使用量も見れるのかな?
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後、以下のようなツールも紹介されていました。
# 実行するのに少し手間取りそうなのでツールの紹介までで。
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■PowerShell Management Library for Hyper-V
セッション内で [pshyperv] と言われていたものになります。
CodePlex で公開されていますのでソースを見ることも可能です。
このような Hyper-V の操作系のスクリプトが公開されていると勉強に役立つので大助かりです。
PowerShell Management Library for Hyper-V
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■SQL Azure Migration Wizard
SQL Azure へデータ移行をするための方法の一つとして紹介されていました。
こちらも CodePlex で公開されています。
# CodePlex なので Microsoft のサポート対象外の移行ツールということになりますね。
SQL Azure Migration Wizard v3.3.6
以下のパターンの移行ができるようです。
- SQL Server to SQL Azure
- SQL Azure to SQL Server
- SQL Azure to SQL Azure
SQL Azure へデータを移行するというだけでなく、SQL Azure からデータを移行するというパターンもできるので、
SQL Azure 上にあるデータをオンプレミスの SQL Server でも使いたいというときにも利用することが可能です。
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セッションはテクノロジの紹介だけでなく、こういうツールの情報も見つけることができますのでとても勉強になりますね。
ThinkPad x201i で Alcohol 52% を実行
本日はお休みをとっていたので、購入したばかりの ThinkPad x201i のセットアップをちょこちょことやっていました。
私は仮想 CD / DVD のソフトとして、Alcohol 52% Free Edition を使っています。
Alcohol 52% Free Edition
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Daemon Tools の方が有名だと思いますが、以前から Alcohol 52% を使っていたのでなんとなくこのソフトを使い続けていました。
現在のバージョンは、2.0.0 (Build 1331) で、このバージョンは Windows 7 や Windows Server 2008 R2 が入っている ThinkPad T61 で
問題なく動いていたので、今回セットアップをしていた ThinkPad x201i にもインストールしました。
インストール自体は正常に完了し、いざ仮想ドライブを追加しようとしたらこのようなエラーが。
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他の Windows Server 2008 R2 では正常に動作していたので機種固有の問題のようですね。
Alcohol 52% や Daemon Tools では、[SCSI Pass Through Direct (SPTD)] というドライバが使用されているようなのですが、
Alcohol 52% の 2.0.0 では [1.62] というバージョンがインストールされています。
最新のバージョンは何なのかなと調べてみたところ、[1.69] というバージョンが最新のようでしたので、ひとまず SPTD を最新のものに更新してみました。
SPTD for Windows 2000/XP/2003/Vista/Windows 7
Windows 7 用であれば、大体 Windows Server 2008 R2 でも使えるはずなので、x64 用のものをダウンロードしてさっそくアップデート。
アップデート後、再起動して再度 Alcohol 52% で仮想ドライブを追加してみたところ、正常に追加することができました。
x201i + Windows Server 2008 R2 / Windows 7 ともに発生していたのですが、両 OS とも SPTD をアップデートすれば、エラーは発生しなくなりました。
TechNet / MSDN サブスクリプションのダウンロードメディアは ISO のため、仮想メディアをマウントできるソフトは頻繁に使うので、
新しいソフトを探すのは少し面倒だな~と思ったのですが、動作したのでよかったです♪
リモート コンピュータをシャットダウンする方法
リモート コンピュータをシャットダウンする方法として [shutdown.exe] があります。
Windows NT / Windows 2000 ではリソースキットに含まれています。
ダウンロードできる Windows 2000 のリソースキットには shutdown.exe が含まれていないため、リソースキットの
書籍を持っていない場合は NT のリソースキットのダウンロードモジュールを流用できるようです。
Windows 2000 Resource Kit Tools 管理タスク
Windows NT 4.0 Resource Kit Support Tools
ftp.microsoft.com
Windows XP 以降では標準で shutdown.exe が含まれています。
以下は XP で表示したヘルプになります。
使用法: shutdown.exe [-i | -l | -s | -r | -a] [-f] [-m コンピュータ名] [-t xx] [-c "コメント"] [-d up:xx:yy] ??????? 引数なし?????????????????????? このメッセージを表示します (-? と同じです) |
[-m] オプションを使用するとリモート コンピュータをシャットダウンできるのですがこのコマンドでは資格情報 (ユーザー名) が
指定できないためリモート コンピュータに対してシャットダウンのできる権限を持ったユーザーからコマンドを実行しないと
シャットダウンをすることができません。
WMI であれば資格情報を設定できますので [WMIC] コマンドを使用するとリモート コンピュータを資格情報を設定して
シャットダウンすることができます。
以下のようなコマンドで実行可能です。
# 改行されていますが一行で入力します。
WMIC /NODE:"<コンピュータ名>" /USER:"<ユーザー名>" /PASSWORD:"<パスワード>" OS WHERE Primary=1 CALL Win32Shutdown 5 または WMIC /NODE:"<コンピュータ名>" /USER:"<ユーザー名>" /PASSWORD:"<パスワード>" OS WHERE Primary=1 CALL Shutdown |
再起動の場合は以下のコマンドで
WMIC /NODE:"<コンピュータ名>" /USER:"<ユーザー名>" /PASSWORD:"<パスワード>" OS WHERE Primary=1 CALL Win32Shutdown 6 または WMIC /NODE:"<コンピュータ名>" /USER:"<ユーザー名>" /PASSWORD:"<パスワード>" OS WHERE Primary=1 CALL Reboot |
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# Shutdown / Reboot だと強制終了 / 強制再起動はできなさそうです。
これでリモート コンピュータのシャットダウン / 再起動を資格情報を指定して実行できます。
これでドメイン環境でなくてもリモート コンピュータを操作できます。
ただし、XP に対して実行したい場合は以下の KB の情報にあるように XP の設定を変更する必要があります。
# XP の SP 2 でセキュリティ強化されたことにより設定を明示的にする必要があります。
Windows XP SP2 の WMI に関する問題のトラブルシューティング方法
<http://support.microsoft.com/kb/875605/ja>
最小限の設定だけであれば以下の設定で大丈夫だと思います。
# Administrator で接続すること前提の設定です。
- ファイル名を指定して実行から [gpedit.msc] を実行
- [コンピュータの構成] → [管理用テンプレート] → [ネットワーク] → [ネットワーク接続] →
[Windows ファイアウォール] を開く - ドメイン参加端末の場合は [ドメイン プロファイル] / ワークグループの場合は [標準プロファイル] を開く
- [Windows ファイアウォール: リモート管理の例外を許可する] を [有効] に設定
? - [スタート] → [コントロールパネル] → [管理ツール] → [ローカル セキュリティ ポリシー] を開く
- [セキュリティの設定] → [ローカル ポリシー] → [セキュリティオプション] を開く
- [ネットワーク アクセス: ローカル アカウントの共有とセキュリティ モデル] を
[クラシック – ローカル ユーザーがローカル ユーザーとして認証する] に設定する。
以上で設定は終了です。
グループポリシー (gpedit.msc) でファイアウォールの例外設定をしない状態では以下のエラーが発生します。
エラー: |
?
ローカルセキュリティポリシーを設定しない状態では以下のエラーが発生します。
エラー: |
Win32Shutdown の引数の値は以下の URL に記載されています。
Win32Shutdown Method of the Win32_OperatingSystem Class
Value | Meaning |
0 (0x0) | Log Off |
4 (0x4) | Forced Log Off (0 + 4) |
1 (0x1) | Shutdown |
5 (0x5) | Forced Shutdown (1 + 4) |
2 (0x2) | Reboot |
6 (0x6) | Forced Reboot (2 + 4) |
8 (0x8) | Power Off |
12 (0xC) | Forced Power Off (8 + 4) |
?
Administrator 以外で接続する場合には COM のセキュリティ設定や WMI のセキュリティが必要になりそうです。
以下は覚書として WMIC の使用例を。
[リモートコンピュータでコマンドを実行] [CSV 形式で出力] [HTML 形式で出力] [別コンピュータの情報を取得] [CALL のヘルプを出力] [フォーマットの形式を取得] [リストで取得できる項目を取得] |
BGInfo で IP アドレス が (none) になってしまう場合の対応
BGInfo で標準の <IP Address> を使用して IP アドレスを表示すると (none) が表示されることがあります。
標準機能でなく WMI を使用すると以下の画面のように (none) を省略し、 IP のみ表示できます。
# 上段が標準、下段が WMI で取得した内容です。
設定方法は以下の通りです。
- [Custom] をクリックします。
? - [New] をクリックします。
- [WMI Query] を選択し、[Path] に以下の WMI クエリを入力します。
SELECT IPAddress FROM Win32_NetworkAdapterConfiguration where IPEnabled=TRUE?
これで (none) を非表示にして IP アドレスを表示できます。
他にも以下の WMI クエリを使用して壁紙を作っています。
[OS の名称を取得]
SELECT Caption FROM Win32_OperatingSystem |
[OS のバージョンを取得]
SELECT Version FROM Win32_OperatingSystem |