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MED-V インストール手順 [クライアント 設定編] その 1

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<MED-V インストール手順 [サーバー設定編]

仮想インスタンス上で初期設定ウィザードが起動している状態からの設定手順になります。

[仮想インスタンスの初期設定]

仮想インスタンスの初期設定を行います。
設定の内容は MED-V クライアントでアプリケーションを動かすために、仮想インスタンス側でスクリーンセーバーを
起動しないようにする設定やログオン / ログオフ時に音をならないようするといった UI 関連の設定です。
デフォルトではすべてが選択された状態になっていました。

画面数はさほど多くありませんのですべて画像付きで。

  1. [Next] をクリックします。
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  2. [Next] をクリックします。
    ここは Windows の UI 設定ですね。
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    # グレーアウトしている個所は設定の変更ができないものになります。(有効固定)
  3. [Next] を「クリックします。
    こちらは IE 関連の設定になります。
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  4. [Next] をクリックします。
    サービス関連の設定が変更できますね。以下の画像はデフォルトの状態です。
    Windows Update の自動更新はデフォルトでは無効ですね。
    MED-V クライアントがアプリを使用している際に自動更新が実行され再起動されても困りますよね。
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    # Print Spooler はグレーアウトされていて変更できません。
     また、[Launch Windows Services console] のリンクをクリックするとサービスの MMC が開きます。
  5. [Apply] をクリックします。
    最後は自動ログオンの設定です。
    自動ログオンを設定しないと MED-V クライアントでアプリを使用する際には認証が発生します。
    まずは自動ログオンなしで検証したいと思いますのでデフォルトのままで。
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  6. [Yes] をクリックします。
    image?
    今回は Volume Licence 版を使っていないので [Yes] をクリックした後、以下のエラーで怒られました…。
    検証はできますので、このままで。
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  7. [Finish] をクリックします。
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これで仮想インスタンス側の設定は終了です。
仮想インスタンスをシャットダウンし、Virutal PC コンソールを終了させます。

設定を変更したい場合はスタートメニューから [VM Prerequisites Tool] を起動し、設定を変更します。
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[MED-V クライアント用イメージの設定]

ここからが本題の MED-V クライアントで起動する仮想インスタンスのイメージ作成になります。
[MED-V Management] を起動して、MED-V 用の仮想インスタンスの作成や起動するアプリケーションを登録していきます。

  1. スタートメニューから [MED-V Management] を起動します。
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  2. ログイン画面が出ますので MED-V サーバーにログインできるユーザーの情報を入力します。
    今回は [Administrator] で接続しています。
    image?

    MED-V クライアントで作成する Virutal PC のイメージは以下の順番で作成します。

    1. ワークスペースの作成
    2. ローカルででテスト用イメージを作成
    3. ローカルで展開用イメージを作成
    4. 展開用イメージをサーバーにアップロード
  • ワークスペースの作成
    デフォルトでは [Workspace] というワークスペースが作成されています。
    今回は検証のワークスペースを新規に作成したいと思います。
    1. [workspaces] の [Add] をクリックします。
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    2. [Workspace Properties] にワークスペース名を入力します。
      今回は [MED-V Workspace] としています。
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  • テスト用イメージの作成
    MED-V クライアントで使用する展開用イメージのテスト用のものを作成します。
    1. [Images] をクリックします。
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    2. [Local Test Images:] の [New] をクリックします。
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    3. [Browse] ボタンをクリックし、Virtual PC の VMC ファイルを選択します。
      Image name には任意の内容を入力し、[OK] をクリックします。
      ?image
    4. これでテスト用のイメージとして今まで使用していた Virutal PC のイメージの情報が登録されます。
      ?image
      作成したイメージですがこれはワークスペースごとに設定されるものではなく、全体で管理されるようです。
      ワークスペースは設定部だけを管理するものになるようですね。
    5. [Policy] をクリックして、[Virtual Machine] タブをクリックします。
      [Assigned Image] にテスト用として設定したイメージが追加されていますので選択します。
      # 追加されていない場合は一度 [Refresh] をクリックしてください。
      ?image
    6. [Applications] タブをクリックします。
    7. [Published Applications] の [Add] をクリックし、実行したい (仮想インスタンスで起動したい)
      アプリケーションを登録します。今回はメモ帳を登録してみました。
      [Display Name] に設定した値がスタートメニューに MED-V 用のアプリケーションとして登録されます。
      ?image
    8. [Deployment] タブをクリックします。
    9. [Enable Workspace for ‘Everyone’] を有効にします。
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    10. 保存ボタンをクリックし設定を保存します。
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    11. スタートメニューの [MED-V] を実行します。
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    12. ワークスペースの起動画面が立ち上がりますので、ユーザー情報を入力します。
      ここで入力する情報は MED-V サーバーに接続するためのものになります。
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    13. アクセス権のあるワークスペースが表示されます。実行するワークスペースを選択し [OK] をクリックします。
      今回は新規に作成したものを選択しています。
      また、アクセス権のあるワークスペースが一つしかない場合は選択画面は表示されません。
      ?image
    14. 今回はテスト用のイメージを実行しますので [Use Test Image] をクリックします。
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    15. [Yes] をクリックします。このタイミングで Virtual PC コンソールが英語版になります。
      現在のベータ版は英語だから仕方ないですよね…。
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    16. ワークスペースが起動するまでしばらく待ちます。
      ?image
    17. ファイアウォールのブロックが表示された [ブロックを解除する] をクリックし、Virtual PC をブロック対象から除外します。
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    18. 今回は自動ログインの設定はしていませんので Virtual PC のログイン画面が表示されます。
      起動している Virtual PC のログインアカウントを使用してログインします。
      # この画面が出ている間は [Starting Workspace] のプログレスバーは進みません。
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    19. 起動が終了すると右下に Windows XP の IME が起動していると思います。
      スタートメニューに [MED-V Applications] というメニューが追加されていますので、そこから登録したメモ帳を起動します。

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    20. これでテスト用のイメージの作成は終了です。
      テスト用のイメージを使用して展開するアプリケーションの動作やワークスペースの設定を確認していきます。
      テスト用のイメージは [C:MED-V Images] に保存されています。
      もとにした Virutal PC の仮想インスタンスの復元ディスクを使用してイメージは作成されているようです。
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      また、設定中にメッセージが表示されたように Virtual PC も英語版になっています。
      テスト用のイメージが Virtual PC 上に展開されているのもここから確認ができますね。
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      1. ここまでで MED-V の大枠は確認できると思います。
        あとは運用時の展開イメージを固める作業が残っています。

        だいぶ投稿が長くなりましたので [ローカルで展開用イメージを作成] / [展開用イメージをサーバーにアップロード] は
        その 2 でまとめたいと思います。

        >MED-V インストール手順 [クライアント 設定編] その 2

        Written by Masayuki.Ozawa

        2月 7th, 2009 at 10:24 am

        Posted in MDOP

        MED-V インストール手順 [クライアント インストール編]

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        <MED-V インストール手順 [サーバー設定編]

        クライアントのインストール手順です。

        既に、Virtual PC 2007 SP1 / Virtual PC 上に Windows XP を展開した状態にしてあります。
        # 普通にインストールした Windows XP の 仮想インスタンスが実行可能な状態にしてあります。

        Virtual PC の XP には [バーチャル マシン追加機能] はまだインストールしていません。
        これは QFE を適用すると [バーチャル マシン追加機能] が更新されるためです。
        既にインストールしているイメージを使う場合は事前に [バーチャル マシン追加機能] を削除しておいたほうがいいかもしれないですね。
        QFE 適用後の [バーチャル マシン追加機能] をインストールする必要があるはずですので。
        # 新しいバージョンになるはずですので明示的に削除しなくても更新できるかも…。
          そこまでは試せませんでした。

        ネットワークは [接続されていません] にしてあります。
        MED-V クライアントはローカルにある Virtual PC の仮想インスタンスをネットワークを介さないで使用するはずですので。

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        [MED-V クライアントのインストール]

        MED-V クライアントは以下の手順でインストールをします。
        クライアント特有の設定が一部ありますが MED-V サーバーのインストールとほとんど変わりません。

        1. [MED-V_1.0.66.msi] を実行します。?
        2. ウィザードが起動したら [Next] をクリックします。
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        3. [I accept the terms in the license agreement] を選択し、 [Next] をクリックします。
        4. インストールディレクトリを選択して [Next] をクリックします。
        5. [Install the MED-V management application.] [Load MED-V when Windows starts.]
          [Add a MED-V shortcut to my desktop.] を有効にし、[Server address] に MED-V サーバーのサーバ名、
          Server port に MED-V サーバーのポート番号を入力し、[Next] をクリックします。
          # HTTPS で MED-V サーバーに接続をする場合は [Server requires ~] を有効にしてください。

          また、今回は MED-V クライアントで使用する Virutal PC のイメージは C ドライブに格納しますので
          フォルダーパスは変更していません。

          サーバー名、ポート番号はインストール後に変更可能です。

          MED-V の管理アプリケーションについては Windows Server 2008 上にインストールができませんのでクライアント端末上に
          インストールする必要があります。
          今回は MED-V クライアント上にインストールしていますが、実際の運用を考慮すると管理用端末が必要かもしれないですね。
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          [Load MED-V when Windows starts.] を有効にするとスタートアップ (msconfig.exe で設定できるほうです) に
          MED-V が登録されます。
          起動時に立ち上げる必要がないようでしたらインストール時にはずすか、インストール後にこちらから無効にしてください。
          今回は検証でどのようになるかを知りたかったので有効にしています。
          image?

        6. [Install] をクリックしてインストールを開始します。
        7. [Launch MED-V Server Configuration Manager] を有効にし、[Finish] をクリックします。
        8. 接続のコンソールが表示されますのでユーザー名 / パスワードを入力し接続確認をします。
          接続に使用するユーザー情報は MED-V サーバーのユーザーアカウントを設定します。
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        9. 接続をするとワークスペースの初期化が始まります。この処理には5分少しかかりました。
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        10. 初期化が完了すると以下の管理コンソールが開きます。
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        [Virtual PC 2007 用 QFE のインストール]

        MED-V のインストールモジュール一式の中には [KB958162.msp] という [バーチャルマシン 追加機能] の修正モジュールが
        含まれていますので MED-V クライアントにこちらのモジュールを適用します。

        1. [KB958162.msp] を実行します。
          実行には管理者権限が必要ですので [管理者として実行] したコマンドプロンプトから実行して下さい。
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        2. ウィザードが起動しますので指示に従いインストールします。
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        3. [バーチャル マシン追加機能] が更新されましたので使用する Virtual PC の仮想インスタンスを起動して
          [バーチャル マシン追加機能] をインストールします。

        [ワークスペースのインストール]

        Virtual PC の仮想インスタンスはそのままの状態では MED-V クライアントで使用することはできません。
        MED-V クライアントで使用する仮想インスタンスには MED-V のワークスペース用モジュールをインストールする必要があります。
        モジュールは MED-V のインストールモジュール一式に含まれていますのでそちらを使用します。

        また、ワークスペースをインストールするためには [.NET Framework 2.0 SP1] が必要になりますのでこちらのインストールします。
        .NET Framework は MED-V のインストールモジュール一式には含まれていませんので以下の URL からダウンロードします。
        Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 1 (x86)
        Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 1 (x86) 日本語 Language Pack

        以下の作業はすべて Virtual PC 上の仮想インスタンスで実行する内容になります。
        (今回の検証では XP SP3 上での実行内容です)

        1. [.NET Framework 2.0 SP1] と [.NET Framework 2.0 SP1 日本語 LanguagePack] をインストールします。
        2. [MED-V_Workspace_1.0.66.msi] を実行します。
        3. ウィザードが起動したら [Next] をクリックします。
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        4. [I accept the terms in the license agreement] を選択し、 [Next] をクリックします。
        5. [Install] をクリックしてインストールを開始します。
        6. [Launch VM Prerequisites Tool] を有効にし、[Finish] をクリックします。
          インストールが終了すると仮想インスタンスの初期設定ウィザードが起動します。
          また、インストールが終了したタイミングで壁紙が [なし] に変更されるようです。
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        これでクライアント側のインストールは終了です。

        次はクライアントの設定です。

        >MED-V インストール手順 [クライアント 設定編] その 1

        Written by Masayuki.Ozawa

        2月 7th, 2009 at 10:09 am

        Posted in MDOP

        MED-V インストール手順 [サーバー 設定編]

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        <MED-V インストール手順 [サーバー インストール編]

        サーバーの設定になります。

        [IIS の設定]

        MED-V クライアントで使用する Virtual PC 用のイメージを展開するための仮想ディレクトリを作成します。
        デフォルトでは [C:MED-V Server Images] がイメージを保存するためのローカルパスになっていますので
        このディレクトリに対しての仮想ディレクトリを作成します。
        パスの情報については MED-V サーバーの管理コンソールから変更することもできます。

        1. [インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] を実行します。
        2. 今回は既定のポート 80 サイトの下に仮想ディレクトリを作りますので [Default Web Site] を右クリックして
          [仮想ディレクトリの追加] を選択します。
        3. 仮想ディレクトリを作成します。
          今回は以下のような設定で作成しました。
          ?image
        4. 作成した仮想ディレクトリで BITS を使用したアップロードを可能にするために [BITS アップロード] をダブルクリックします。
          ?image
        5. [クライアントによるファイルのアップロードを許可] を有効にし適用します。
          ?image

        MED-V 用の MIME タイプを登録する必要がありますので以下の手順で新規の MIME タイプを追加します。
        今回は新規に作成した仮想ディレクトリに MIME タイプを追加しています。
        Web サイトの設定に追加してもいいかもしれないですね。

        1. [MIME の種類] をダブルクリックします。
          ?image
        2. 以下の 2 種類の MIME タイプを追加します。
          ファイル名の拡張子

          MIME の種類

          .ckm

          application/octet-stream

          .index

          application/octet-stream

        MED-V の Configuration Manual には MED-V 用のサイトには [Everyone] の [読み取り] を設定するようにとの
        記載がありますのでこちらも設定します。
        # MED-V クライアントから接続する場合は認証情報を入力するので必要はない気もします…。
        ??? イメージの展開をブラウザから行う時のための設定かもしれないですね。

        1. [アクセス許可の編集] をクリックします。
          ?image
        2. [Everyone] の [読み取り] を設定します。
          ?image
          # イメージ格納用の物理ディレクトリはサイトルートの物理ディレクトリとは別ですのでサイトと仮想ディレクトリそれぞれに
          ? アクセス許可を設定しました。


        [ファイアウォールの設定]

        MED-V クライアントは HTTP / HTTPS で接続をしに来ますので 80 または 443 ポートの受信を許可します。
        IIS をインストールしたタイミングでデフォルトで受信が許可されてるようですので明示的な指定は不要そうですね。

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        [MED-V サーバーの設定]

        MED-V サーバーの管理は [MED-V Server Configuration Manager] で行います。
        タブの数が少なかったので一通りまとめてみました。

        1. [Connections]
          MED-V クライアントからの接続の設定になります。
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          接続は HTTP または HTTPS で行われます。
          デフォルトの状態では HTTP だけですので HTTPS を仕様する場合には有効にします。
          最初に検証した時には IIS をインストールしなくても HTTP での接続はできていた記憶がありますので HTTP であれば
          IIS レスでも構築できそうですね。
          ?
        2. [Images]
          MED-V クライアントで使用するイメージ展開用のディレクトリ設定になります。
          image?
          [VMs URL] はデフォルトではブランクになっていますので IIS の設定で作成した仮想ディレクトリの URL を設定しています。
        3. [Permissions]
          MED-V クライアントからサーバーにつなぐときの認証設定になります。
          image?
          デフォルトで [Everyone] が設定されていますので今回はこのままで。
        4. [Reports]
          レポートデータ格納用の SQL Server の設定になります。
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          デフォルトでは Express Edition を使用する文字列になっています。
          今回はサーバーに SQL Server 2008 Enterprise Edition をインストールしていますのでそちらを使用します。

          [Test Connection] で接続文字の妥当性を確認してから [Create Database]? ボタンを押します。
          正常にデータベースが作成されますと以下のメッセージが表示されます。
          image?

          作成されたデータベースの復旧モデルは [完全] に設定されています。
          レポートデータの復旧要件を考慮して適宜変更する必要があるかと。
          今回は検証用ですので [単純] に変更しています。
          image

        サーバー側の設定は項目が少ないのでスムーズに設定ができました。

        [OK] ボタンをクリックして設定した内容を適用します。
        設定の適用にはサービスの再起動が伴うようですので以下のメッセージが表示されます。
        image?
        設定項目自体が少ないのですので頻繁に変更することはないと思いますが、実運用中は注意が必要ですね。

        次はクライアントのインストールです。

        >MED-V インストール手順 [クライアント インストール編]

        Written by Masayuki.Ozawa

        2月 7th, 2009 at 10:03 am

        Posted in MDOP

        MED-V インストール手順 [サーバー インストール編]

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        <MED-V インストール手順 [環境編]

        MED-V のインストール手順をまとめて投稿。

        サーバーのインストールからクライアントでの実行まで一通り試してみました。

        まずは、MED-V? サーバーのインストールです。

        インストールに使用するモジュールは connect からダウンロードしたものを使用しています。
        Microsoft Enterprise Desktop Virtualization V1

        [MED-V サーバーのインストール]

        MED-V サーバーのインストールはインストーラの指示に従って実行します。
        カスタムインストールはありませんので [Next] を押しているとインストールが完了します。

        1. [MED-V_Server_x64_1.0.66.msi] を実行します。
          x86 でインストールする場合は [MED-V_Server_x86_1.0.66.msi] を実行します。?
        2. ウィザードが起動したら [Next] をクリックします。
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        3. [I accept the terms in the license agreement] を選択し、 [Next] をクリックします。
        4. インストールディレクトリを選択して [Next] をクリックします。
        5. [Install] をクリックしてインストールを開始します。
        6. [Launch MED-V Server Configuration Manager] を有効にし、[Finish] をクリックします。

        [IIS のインストール]

        イメージ配布用に使用する IIS をインストールします。

        image

        IIS は [Web サーバー (IIS)] の標準でインストールされる役割サービスと以下の役割サービスを追加します。

        • 基本認証
        • Windows 認証
        • クライアント証明書のマッピング認証

        image?

        また、サーバーに格納したイメージを展開する場合は BITS が使われますので [BITS サーバー拡張] の機能を追加します。
        image?

        [SQL Server のインストール]

        SQL Server はデータベースエンジン部がインストールされていれば問題ありません。
        今回は MED-V サーバー上に [既定のインスタンス] としてインストールしています。
        またクライアントコンポートもインストールしたかったので [管理ツール – 完全] もインストールしました。

        image
        # 画像はインストール後にキャプチャしたため、管理ツールがグレーアウトしてしまっています。

        この後はサーバーの設定を行います。

        >MED-V インストール手順 [サーバー 設定編]

        Written by Masayuki.Ozawa

        2月 7th, 2009 at 9:55 am

        Posted in MDOP

        SCVMM で共有ディレクトリの ISO イメージがマウントできない場合の対応

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        SCVMM 2008 でバーチャルマシンの DVD ドライブに共有ディレクトリの ISO イメージをマウントすると
        以下のエラーが発生し、マウントすることができませんでした…。

        エラー? (12700)
        VMM は xxxxx.xxxx.xxxx サーバー上で Hyper-V 操作を完了できません (エラー: ‘xxxxxxxxx’ は、デバイス ‘Microsoft Virtual CD/DVD Disk’ を追加できませんでした。(仮想マシン ID xxxxxxxxxxxxxxx)

        ‘2008R2-FULL-01’: ファイル ‘xxxxxx.xxxxx.xxxxxOSWindows Server 2008 R2ja_windows_server_2008_r2_datacenter_enterprise_standard_beta_dvd_x64_x15-29124.iso’ に必要なセキュリティ設定がありません。エラー: ‘エラー: 一般のアクセスが拒否されました’ (0x80070005)。セキュリティ設定を修正するには、このファイルに関連付けられたデバイスを仮想マシンから取り外し、再度追加してください。(仮想マシン xxxxxxxxxxxxxxxxx))。
        Details0? (Unknown error (0x8001))

        推奨する操作
        Hyper-V の問題を解決し、操作を再試行してください。

        同様の現象になっている方もいらっしゃるようで、私の環境固有の現象というわけでもなさそうでした。

        私の環境は以下の図のようになってます。

        SCVMM 対応
        SCVMM 上の共有ディレクトリをライブラリとし、同一ドメイン内の Hyper-V サーバーを管理しています。

        以下の対応をしてみたのですがエラーは解決しませんでした。
        # ログオン / オブジェクトアクセスの失敗を監査しても特に目立った失敗もないように見えました。

        1. ISO ライブラリの共有ディレクトリ、実ディレクトリにコンピュータアカウントのフルコントロールを設定
        2. ISO ライブラリの共有ディレクトリ、実ディレクトリに [Authenticated Users] のフルコントロールを設定
        3. [Guest] アカウントを有効

        こちらのサイト を参考にしたところ、共有ディレクトリの ISO をマウントすることができました。
        ちなみに韓国語です。初めて Excite で韓国語翻訳を使いました。

        [変更した内容]

        1. ドメインの機能レベルを [Windows Server 2003] に設定します。
          機能レベルを [Windows Server 2003] に設定しているのは、サービス単位で委任をできるようにするためです。
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        2. Hyper-V サーバーのコンピュータアカウントのプロパティを開きます。
        3. [委任] タブを開きます。
        4. 以下の設定で SCVMM のライブラリサーバーに対して CIFS を委任します。
          [ユーザーまたはコンピュータ] のサーバー名は黒塗りにしてありますがここには SCVMM サーバーが設定されています。
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        5. しばらく待つか Hyper-V サーバーを再起動します。

        私の環境ではこれで共有ディレクトリの ISO イメージがマウントできるようになりました。
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        共有ディレクトリ / 実ディレクトリのアクセス権は追加では設定していません。
        # CIFS を委任しているから問題ないのでしょうかね??
        [追記]
        とおもったら [Authentiated Users] を追加していますね。CIFS の委任とこのグループの追加が必要になりそうです。
        ?imageimage

        設定の妥当性に自信がないため、同じ現象が発生していてこちらの対応で解決した方がいらっしゃいましたら、
        コメントでフィードバックいただけると幸いです。

        2009/3/26 追記
        [Authenticated Users] の読み取り権限は共有 / ディレクトリともに必要みたいです。
        SCVMM 2008 R2 Beta でも本投稿の内容で回避できました。

        この機能に関してはヘルプでも

        [コピーせずにイメージ ファイルを共有する]:
        このオプションを選択すると、このハードウェア プロファイルで作成されたバーチャル マシン上の領域が節約されます。
        このオプションを使用できるのは、Virtual Server 上だけです。

        と明示的に記載されていますので、 Hyper-V を管理する場合は使用を想定していない機能なんでしょうね。とても便利なのですが。

        SCVMM R2 2008 Beta では設定画面にヘルプへのリンクが追加されています。問い合わせが多かったのでしょうか…。
        image

        Written by Masayuki.Ozawa

        2月 6th, 2009 at 1:46 pm

        Posted in System Center

        [virtualization.info]Hyper-V 2008のパフォーマンスチューニング指針

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        記事内の邦訳された箇所だけしか読んでいませんが面白そうな内容です↓
        Hyper-V 2008のパフォーマンスチューニング指針
        ?
        >所々に貴重なアドバイスも隠れている。
        とありますがすべて英語ですのでアドバイスに気付けなさそうです…。

        Written by Masayuki.Ozawa

        2月 5th, 2009 at 11:10 am

        Posted in Hyper-V

        Tech・Ed Japan 2009 のページがオープンしていました

        leave a comment

        まだ日程の掲載だけですが Tech・Ed Japan 2009 のホームページがオープンしていました↓
        ?
        いつもは一般販売の DVD でセッションを確認しているので一度は参加してみたいです。
        ?
        Tech・ED 2008? の DVD はまだ一般販売されていないんですよね…。
        フルエクスペリエンスで参加された方への配布は完了しているようなのですが。
        販売されないまま Tech・Ed 2009 を迎えないことを祈るばかりです。
        # リミテッドパッケージで参加して一般販売で DVD を買われる方もいるかとおもうのですがそうでもないのでしょうか??

        Written by Masayuki.Ozawa

        2月 3rd, 2009 at 11:47 pm

        Posted in その他

        Tech·Ed Japan 2009 のページがオープンしていました

        leave a comment

        まだ日程の掲載だけですが Tech·Ed Japan 2009 のホームページがオープンしていました↓
         
        いつもは一般販売の DVD でセッションを確認しているので一度は参加してみたいです。
         
        Tech·ED 2008  の DVD はまだ一般販売されていないんですよね…。
        フルエクスペリエンスで参加された方への配布は完了しているようなのですが。
        販売されないまま Tech·Ed 2009 を迎えないことを祈るばかりです。
        # リミテッドパッケージで参加して一般販売で DVD を買われる方もいるかとおもうのですがそうでもないのでしょうか??

        Written by Masayuki.Ozawa

        2月 3rd, 2009 at 11:47 pm

        Posted in その他

        MED-V インストール手順 [環境編]

        leave a comment

        MED-V のインストール手順を

        1. 環境編
        2. サーバー編
        3. クライアント編

        の 3 回に分けてまとめてみたいと思います。
        # 検証しながらまとめていますので MED-V のインストール手順系の投稿は検証の進捗によって随時更新をします。

        まずは [環境編] から。

        MED-V は 以下の図のような環境で構成されます。

        MED-V

        MED-V サーバー には Windows Server 2008 を使用する必要があります。
        MED-V クライアント は Windows Vista または Windows XP を使用します。

        MED-V はクライアント上で実行している Virtual PC 2007 上の OS の特定のアプリケーションのウィンドウを
        転送して表示させますので各 MED-V クライアントには Virutal PC 2007 ならびに Virtual PC 2007 上で
        アプリケーションを動作させるための OS を起動させる必要があります。

        各環境のシステム要件は以下のようになっています。(Beta 版に同梱されているドキュメントから抜粋しています。)

        1. MED-V サーバー
          OS

          Windows Server 2008 Standard / Enterprise Edition x86 or x64

          SQL Server? ※1

          MS SQL Server 2005 Enterprise Edition SP2
          MS SQL 2008 Express / Standard / Enterprise editions

          IIS  ※2

          IIS 7.0

          ※1 SQL Server はレポート用のデータを格納するために使用しますが必須ではありません。
          ※2 IIS は MED-V クライアントで使用する Virutal PC のイメージをダウンロードするために使用しますが必須ではありません。

          本検証では Windows Server 2008 Datacenter Edition x64 を使用しています。
          (Datacenter は対応 OS に入っていませんでしたが事前検証では動きましたのでそのまま使用しています。)

        2. MED-V クライアント
          OS

          Windows XP SP2/3 (Pro, Home) x86
          Vista SP1 (Enterprise, Home Basic, Home Premium, Business, Ultimate) x86

          Web browser

          Microsoft Internet Explorer 7.0

          File System

          NTFS

          .NET Framework

          Microsoft.NET Framework Version 2.0, 2.0 SP1

          Virtual PC

          Virtual PC 2007 SP1

          本検証では Windows Vista SP1 Enterprise Edition を使用していきます。
          そのため、 IE 7.0 / .NET Framework 2.0 については初期状態でインストールされています。

        3. MED-V イメージ
          OS

          Windows XP SP2/SP3 Pro x86, Windows 2000 SP4

          Web browser

          Microsoft Internet Explorer 6.0 SP 2, 7.0

          File System

          NTFS

          MED-V イメージは MED-V クライアント上で実行する Virtual PC 2007 のイメージになります。
          本検証では Windows XP SP3 Professional を使用していきます。
          MED-V イメージは Volume License (VL) を使用する必要があるようですが、TechNet サブスクリプションでは
          VL 版が使用できないため、通常の XP を使っています。
          (VL 版でなくてもとりあえずの検証はできます。)

        今回の検証で使用している環境をまとめると以下の図のようになります。

        MED-V?
        まずはワークグループ環境で検証してみたいと思います。

        2009/2/4 追記
        MED-V サーバー Hyper-V 上に、Vista は物理環境に構築しています。
        最初は Vista も Hyper-V 上に構築していたのですが Virtual PC のレスポンスがとても悪かったので
        物理環境に切りえ変えました。

        次回は [サーバー編] で MED-V サーバーのインストール手順をまとめたいと思います。

        >MED-V インストール手順 [サーバーインストール編]

        Written by Masayuki.Ozawa

        2月 3rd, 2009 at 2:28 pm

        Posted in MDOP

        Windows Server 2008 R2 / Windows 7 の VHD からの物理サーバーブート

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        まだ情報収集の段階で実際に起動するところまで検証できていませんが、
        以下の情報がとても参考になりそうです。
        # 日本語で VHD ブートについて具体的に書かれているサイトはまだ見当たりませんでした。
        ?
        現在は複数パーティションでマルチブートしているのでこの機能は興味津々です。
        ?
        BCD の操作はあまりしたことがなかったのでこの機会に少し勉強したいと思います。

        Written by Masayuki.Ozawa

        2月 2nd, 2009 at 10:29 pm

        Posted in Windows Server