続いて Windows 7 SP1 をインストールしてみたいと思います。
■SP1 RC をインストールしている場合
2008 R2 と同様で SP1 RC をインストールしている場合は SP1 をインストールすることができません。
SP1 RC のアンインストールは Windows Server 2008 R2 SP1 RC と同じになります。
[Microsoft Windows (KB976932) の Service Pack] をアンインストールします。
2008 R2 SP1 RC のアンインストール時にブルースクリーンになった端末に Windows 7 もインストールしていたのですが、Windows 7 SP1 RC のアンインストールではブルースクリーンは発生しませんでした。
■SP1 をインストール
今回は x64 の環境なので [windows6.1-KB976932-X64.exe] を実行して SP1 をインストールします。
こちらも 8GB の空きが必要となります。
インストール後、再起動が行われサービスパックのインストールが完了します。
■サービスパック用バックアップファイルの削除
Windows Server 2008 R2 SP1 と同様に サービスパック用のバックアップファイルを [スタート] → [すべてのプログラム] → [アクセサリ] → [システム ツール] の中に [ディスク クリーンアップ] ツールから削除することが可能です。
[システムファイルの クリーン アップ] をクリックしないとサービスパックのバックアップファイルは表示されません。
クリーンアップをクリックすると、サービスパックのバックアップ ファイルを削除できるようになります。
SP1 適用による Windows 7 で大きな機能はなかったと思うのですが、RDP 7.1 になっているのが目立った変更点でしょうか。
RemoteFX USB デバイスリダイレクトが使えるようになっていると思うのですが、今のところホスト側で RemoteFX を有効にした環境を用意できていないのですよね…。
■サービスパックの適用時にエラー
メインで使っている PC でだけ発生したのですが。
サービスパックをインストールしていると [0x8e5e0442] のエラーが発生して SP1 を適用できないという現象が発生しました。
# 画面キャプチャを取り忘れてしまったのですが…。
メイン PC ではウイルススキャンソフトとして、[ウイルスバスター 2011 クラウド] を使用しています。
MSE 2.0 を使っている PC では発生しなかったのですが、ウイルスバスター 2011 をインストールしている PC だと上述のエラーが発生してしまって、SP1 を適用することができませんでした。
ウイルスバスターを終了すれば問題なく適用することができたのですが。
今回の現象は以下の情報が関連しそうですね。
Windows 7 の Service Pack のインストールに関する問題のトラブルシューティング
システム更新準備ツールとは
SP1 インストール時のログは、[%windir%LogsCBS] の中に出力されるようですので、うまく適用できなかった場合はこの辺のログを確認すると糸口がつかめるかもしれないですね。
Windows Server 2008 R2 と Windows 7 の SP1 適用はこのような感じでしょうか。
両 SP とも適用にはかなり時間がかかりますので気長な作業が必要になります。(1~2 時間はかかりました。)
本番環境への適用時には時間見積もりを多めに取っておく必要がありそうですね。
[…] This post was mentioned on Twitter by GUCHI, 小澤真之(Masayuki Ozawa). 小澤真之(Masayuki Ozawa) said: Windows 7 SP1 をインストールを投稿しました。ウイルススキャンソフトを停止しておかないとインストールできなかった端末が一台ありました。 http://tinyurl.com/4l4v3h8 […]
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20 2月 11 at 11:23