Azure ストレージの使用状況を把握するためには、従来から次のような方法が提供されています。
- Azure Monitor Storage 分析情報を使用したストレージ サービスの監視
- Blobコンテナーのコンテナーごとの容量確認方法
- Azure Storage インベントリを使用してコンテナーあたりの BLOB の数と合計サイズを計算する
「ストレージセンター」を使用して、サブスクリプションのストレージアカウントを把握することもできるようになりました。
これ以外の方法として、「ストレージ検出ワークスペース」を使用して、サブスクリプション内のストレージアカウントを統合的に確認する方法が提供されています。
ストレージ検出ワークスペースで検出可能なストレージアカウントのリージョンについては リージョンの制限事項について に記載されています。
本投稿を書いているタイミングではアジアに日本は含まれていませんでした。
実際の挙動としてもドキュメント通りとなっており、東日本に作成していたストレージアカウントについては検出されていなかったのですが、2025/09/26 付近からリージョンが拡大されたようで、東日本のストレージアカウントも検出されるようになったようです。
09/26 まではメインに使用している東日本のリソースを認識していなかったのですが、この日以降は東日本を認識するようになり、使用状況はマップに認識されるようになっています。
ドキュメントへの反映は投稿時点では実施されていないようですが、上記の画像のように私の環境では東日本のストレージも認識されるようになりました。
私のサブスクリプションに西日本のリージョンのストレージを作成していなかったので、日本が認識していそうと気づいた後に作成してみたところ、有効なリージョンとして西日本も認識していそうでしたので、日本リージョンのストレジアカウントでこの機能が使用できそうな雰囲気がありました。