2018/6 以降の現象だと思いますが。
Windows Live Writer (Open Live Writer じゃないやつ) で、さくらのレンタルサーバー上に構築しているブログに投稿しようとしたところ、次のようなエラーが発生するようになりました。
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Windows Live Writer
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ログイン中に予期しないエラーが発生しました。
ネットワーク接続エラー – ブログへの接続中にエラーが発生しました。
基礎になる接続が閉じられました: 送信時に、予期しないエラーが発生しました。
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OK
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Openr Live Writer 0.6.0 でも同様の現象が発生し、0.6.2 だと解消しているような現象だったのですよね。
一度投稿したい内容があったので、0.6.2 を使って投稿をしたのですが、解消方法を残しておきたいと思います。
Live Writer は「ファイル」->「バージョン情報」->「ログ ファイルの表示」からログを確認することができるのですが、そこに SSL / TLS 関連のエラーと思われる内容が出力されていました。
最近、何か変わったのかなと思ったら、TLS 1.0/1.1無効化のメンテナンスによる影響 というアナウンスがされていました。
この辺が影響して、Live Writer からアクセスできなくなったみたいですね。
関連情報を探してみたところ NET Framework で TLS1.1 および 1.2 を有効化する方法 がヒットしました。
Live Writer は、昔からのブログのエディターですので、.NET Framework のバージョンが低いのかなと思い、管理者として、実行した PowerShell から次のコマンドを実行して、Live Writer を再起動したところ通信ができるようになりました。
(x64 環境なので、一部項目は、WOW6432Node に対して更新しています。)
New-ItemProperty registry::\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Microsoft\.NETFramework\v2.0.50727 -Name SystemDefaultTlsVersions -Value 1 -Force New-Item registry::\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SecurityProviders\Schannel\Protocols\TLS1.2\Client -Force New-ItemProperty registry::\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SecurityProviders\Schannel\Protocols\TLS1.2\Client -Name DisabledByDefault -Value 0 -Force
これで当分、Windows Live Writer 使えそうですが、そろそろブログのエディターも何か新しいものを考えないとなと思いました。
Open Live Writer は、コードのハイライトに使用しているプラグインが 0.6.2 の問題で、再編集がうまくいかないという問題があり、移行していなかったのですよね…。
[…] さくらのレンタルサーバー上の WordPress + Windows Live Writer でブログの投稿をできるようにする(SEの雑記) […]
「TLS 1.0/1.1」の無効化の影響で使えなくなったソフトが、使えるようになるかもしれない方法 | Solomonレビュー[redemarrage]
15 6月 18 at 03:35
[…] さくらのレンタルサーバー上の WordPress + Windows Live Writer でブログの投稿をできるようにする(SEの雑記) […]
「TLS 1.0/1.1」の無効化の影響で使えなくなったソフトが、使えるようになるかもしれない方法 | Solomonレビュー[redémarrage]
15 6月 18 at 03:35