VM Role にリモートデスクトップでログインした際に使用されるユーザープロファイルはデフォルトでは [C:Users] の下に作成されます。
C ドライブの内容ですが、csupload した VHD が使用されるため、非永続領域となります。
今回の投稿では、Azure Drive + 移動ユーザープロファイルを使用して、Azure Storage 上にユーザープロファイルを作成して、ユーザープロファイルの永続化を実施してみたいと思います。
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以前、VM Role でデータを永続化する方法として以下の 3 つの投稿をしました。
VM Role で Windows Azure Drive を使用
VM Role 起動時に Windows Azure Drive を自動でマウント
同一スクリプトで VM Role のインスタンス毎に異なる領域をマウント
これらの投稿の内容を使用して、タスクスケジューラーでインスタンスの起動時に Power Shell を実行して Azure Drive を VM Role のデータ永続化先として利用できるようにしていました。
Azure Drive をマウントした状態を続けていたらあるタイミングでアンマウントされていましたので、今回の投稿ではその原因を注意点としてまとめたいと思います。